平成1624日目

平成5年6月19日(土)

1993/06/19

【自民党羽田派】22日に離党

自民党羽田派は19日、同派所属の衆参44人が22日集団離党する方針を固めた。これを受け23午後3時から「羽田新党」結成式を開き、党名称、党綱領、政策要綱を発表する。新党の代表(党首)には羽田孜前蔵相が内定、幹事長には若手を抜てきする方向だ。

参院羽田派所属の9議員は新党結成に合わせ23日、非自民党系議員の参加を得て、院内交渉団体の資格を得られる10人以上の勢力で新会派を結成する。

「羽田新党」の旗揚げは、前衆院議員35人と参院議員9人に鳩山邦夫前文相(小渕派)ら18日の内閣不信任決議案に同調した他派の議員数人も加え、50人程度の規模で発足する見通し。

羽田氏は19日のNHKのインタビューで、総選挙では自民党を過半数割れに追い込み、政治改革を軸にした「大連合」政権を目指す考えを表明した。

自民党を離党した鳩山氏は19日午後、同派事務所を訪れ羽田氏と会談、新党に合流したいとの意向を伝えた。

羽田派は総選挙での「候補者100人擁立」との方針に基づき、新人候補を中心に選考作業を急いでいる。これまで前職35人に新人、元職10人の擁立を決めていたが、19日に岩手2区から新人の工藤堅太郎氏が出馬表明するなど、現在さらに10人の新人擁立を決めている。近く発表する。《共同通信》



【宮沢喜一首相】総選挙日程について協議

宮沢首相は19日午前10時から官邸で、衆院解散に伴う総選挙日程について梶山幹事長ら自民党四役と協議した。その結果、7月4日公示、同18日投票とすることで合意した。22日の閣議で正式決定する。

7月7日から9日まで、首相が議長を務める先進国首脳会議(東京サミット)が開かれるため7月11日公示、25日投票の案も当初は検討された。しかし国政の空白期間はできるだけ短くしたいとの判断から早期実施で決まった。第40回衆院選は9増10減の定数是正後、初の選挙となり、全国129選挙区で511の譲席を争う。公選法改正に伴い、選挙期間が従来より一日短縮される。

協議には政府側から村田自治相、河野官房長官らが加わった。総選挙期間中にサミットが挟まるため、政府はサミット会場となる東京・元赤坂の迎賓館や各首脳の宿舎周辺での騒音や警備対策についても慎重に検討する方だ。

次期総選挙は海部前内閣当時の1990年2月18日以来、3年5カ月ぶりのこととなる。

宮沢内閣不信任決議案に自民党羽田派が賛成したことや、採決後に若手議員の離党が相次いだことから自民党は分裂選挙となる。《共同通信》

【米紙ニューヨーク・タイムズ】「日本の内閣崩壊」

19日付の米紙ニューヨーク・タイムズは「日本の内閣崩壊」という見出しで、宮沢内閣不信任案可決と衆院解散という事態に至った日本の政局記事を一面トップに掲載した。記事は自民党が分裂の危機に直面していると指摘、約40年続いた自民党の一党支配に終止符が打たれ、日本の政治秩序が基本的に再編成される可能性が生まれている、と伝えた。《共同通信》

【京都市東山区】運転手が意識失いバス暴走

19日午前8時25分ごろ、京都市東山区の京都国立博物館前の七条通りで、京都市交通局の市バス(京都駅行き)を運転中のA運転手(52)が突然意識を失い、バスは反対車線に暴走した。

バスは反対車線側の歩道のさくを突き破り、京都女子高校1年B子さんら通学途中の同校生ら4人をはね、京都国立博物館の鉄さくにぶつかり止まった。B子さんは胸の骨を折るなど1ヶ月の重傷、A運転手は事故後に意識を取り戻したが検査のため病院に運ばれた。バスの乗客約25人にけがはなかった。《共同通信》

【歌手・高石ともやさん】米大陸横断4700キロマラソンに参加

フォーク歌手・高石ともやさん(51)が参加する米大陸横断のマラソンが19日午前6時、5カ国から13人が参加してロサンゼルスの南東、ハンティントンビーチ市の海岸を出発した。「トランス・アメリカ・フットレース」と名付けられたこの長距離マラソンは、64日間で約4700キロを走る。《共同通信》



6月19日のできごと