平成1435日目

1992/12/12

この日のできごと(何の日)

【宮澤改造内閣】発足

宮澤改造内閣は12日午前、皇居での認証式を終え正式発足した。この後、宮澤首相は官邸で各閣僚に辞令を交付、初閣議を開いた。首相は閣議で「歴史の大転換期を迎え内外の課題が山積する中、わが国の進むべき方向を明確にして内閣一丸となってまい進したい」と所信を表明。

12月12日のできごと(何の日)【宮澤改造内閣】発足
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その上で「国民の政治不信は極めて深刻な状況にある」との認識を示し、政治に対する信頼回復のため閣僚が率先するよう指示した。政治改革の具体策として派閥の弊害除去や選挙制度の見直しなど、先に自民党が首相に答申した抜本改革案の実現に向け「内閣、党を挙げて全力で取り組む」との決意を強調した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【オーストラリア花嫁失踪騒ぎ】夫婦が帰国

オーストラリアのシドニーで新婚旅行中に行方不明になっていた大阪府の会社員の妻(25)が夫(29)と12日夕、帰国し大阪空港で記者会見した。

疲れきった様子で夫に伴われ会見に臨んだ妻は「結婚生活や自分自身に自信がなく一人で考えたかった。こんなに大騒ぎになるとは思わなかった。軽率な行動からたくさんの人を巻き込み本当に申し訳ありません」と唇をかみしめ、何度も頭を下げた。《共同通信》

【後藤田正晴法相】規制法の是正必要

後藤田正晴法相は、12日夜行われたNHK番組の録画撮りで、東京佐川急便事件の捜査をめぐる検察批判に関連して、「政治資金規正法にはいろんな罰則のアンバランス、ザル法と言われる面もあり、政治改革として立法措置で、解決していくということではないか」と述べ、政治資金規正法の欠陥是正が必要との考時えを示した。《読売新聞》

【村田敬次郎自治相】単純小選挙区の早急な導入慎重

村田敬次郎自治相は12日、読売新聞など報道各社のインタビューで、自民党が衆院への単純小選挙区制導入を検討していることについて、「理想的に行くなら一つの案と思う」としながらも、「今すぐそう(いう制度を導入)して、うまく行くかどうかは別の問題だ。国民意識を変えないまま小選挙区制にして(政治が)よくなるか、疑問を持たざるを得ない」と述べ、早急な単純小選挙区制実施には慎重な姿勢を示した。《読売新聞》

【マイケル・ジャクソンさん】日本公演開幕

米音楽界のスーパースター、マイケル・ジャクソンの日本公演(日本テレビなど主催、読売新聞社など後援)が、12日夜、東京ドームで開幕した。新作「デインジャラス」に伴う世界ツアーの一環。約2時間15分で19曲を歌い、約5万人を熱狂させた。

4年前の来日公演より、スケールが大きくなり、映像面の強化が目立った。花火の洪水からマイケルが現れる一曲目の「ジャム」で、聴衆は総立ち。ダンサーと一体になった踊りと情熱的な歌を、休む間もなく繰り出した。各国の子供たちをステージに上げ、「地球の傷をいやそう」というメッセージを訴えた。31日まで残り7回の公演が行われる。《読売新聞》



12月12日 その日のできごと(何の日)