平成1157日目

平成4年3月9日(月)

1992/03/09

【大相撲春場所2日目】横綱北勝海、連敗で休場決定

大相撲春場所2日目(9日・大阪府立体育会館)横綱北勝海は3日目の10日から休場することになった。再起を懸ける北勝海は立ち合いに失敗し、久島海に屈して2連敗。打ち出し後に休場を決めた。北勝海の休場は4場所連続通算9度目。この結果、横綱不在の場所は4場所連続となった。久島海は2個目の金星をマーク。

大関霧島は栃乃和歌に敗れ、注目の貴花田も巴富士に寄り切られて2連敗。関脇の曙は寺尾に引き落とされた。しかし大関小錦は物言い取り直しの末に貴ノ浪を退け、小結以上でただ一人2連勝となった。《共同通信》



【宮沢喜一首相】参院補選敗退「残念だった」

宮沢喜一
https://www.kantei.go.jp/

宮沢首相は9日朝、参院宮城補選で自民党候補が敗れたことについて「残念だった」と述べるとともに「やはり政治改革と景気対策でしょうね」と指摘し、夏の参院選に向け宮沢政権として政治改革、景気対策について全力を挙げて取り組む姿勢を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。《共同通信》

宮沢首相と加藤紘一官房長官は9日午前、参院宮城補選で自民党候補が敗れたことについて、「共和」事件を背景に、国民の政治改革に対する強い不満、景気対策の立ち遅れ、コメ市場開放問題への不信感が、その敗因としてあることを認め、今後、一つ一つの政策課題を着実に推進していく考えを明らかにした。

首相は同日午前、首相官邸で記者団に対し、「残念だった」との感想を述べるとともに、敗因について、「やはり政治改革と景気対策でしょうね」との見方を明らかにした。

さらに加藤官房長官は同日午前の記者会見で、「選挙結果を厳粛に受けとめる」とした上で、「やはりコメどころだから関税・貿易一般協定(ガット)への政府の対応に関心が強く、その辺は今回の投票行動に表れている。それ以外に政治倫理など種々の問題が総合して、ああいう結果になったのだろう。経済運営も、(今後)丹念に慎重に機動的にやっていきたい」と語った。

とくに加藤長官は政府がコメ関税化を容認しない方針を打ち出したにもかかわらず敗北したことについて、「(政府の方針が)受けとめられない部分もあった」と、農業関係者に政府のコメ対応に根強い不信感があったことを認めた。さらに、加藤官房長官は、宮沢首相では今夏の参院選は戦えないとの声が自民党内に出てくることの懸念については直接答えず、「これからの中、長期的課題をしっかりこなしていくことで、国民や(自民)党内の信頼を得られるようがんばりたい」と述べた。《読売新聞》

【渡辺美智雄外相】政局には直接つながらない

渡辺美智雄副総理・外相は9日の衆院予算委員会で、参院宮城選挙区補選での自民党候補敗北について①当初から接戦とみられていた②自民党単独候補に対し、野党三党が推す連合候補だった③自民党議席が減ったわけではない—などを指摘したうえで、「これだけによって、国民の(政治腐敗やコメ問題への対応を批判した世論の)動向ということは言えない。ただちに政局につながることにはならない」との認識を示した。《読売新聞》

【政府、自民党】補選敗北も首相の責任問わず

政府、自民党は9日、首脳会議を開き、前日の参院宮城補選の敗北の分析や、今後の対応を協議した結果「宮沢首相を支え、この難局に対処していこう」との金丸副総裁発言を受け、挙党一致で政治改革をはじめとする当面の政治課題に取り組んでいくことを確認した。

また党内でも中曽根元首相が「勝敗は兵法の常だ。一生懸命やれば(宮沢政権は)離陸までいく」と首相を激励したほか、三塚派首脳も政権基盤の動揺につながらないとの認識を示すなど、敗北の責任を問う声は表面化していない。《共同通信》

【社会党、公明党】委員長会談

田辺・社会、石田・公明両党委員長は9日、遊説先の熊本市内のホテルで会談し、今国会で何らかの政治腐敗防止策を実現させるため、自民党に対し、野党各党が足並みをそろえて改革実現を迫っていくことで一致した。

田辺氏はその一環として与野党党首会談を提案、「自民党が改革案のとりまとめに時間がかかるのであれば、宮沢首相に野党党首がそろって決断を迫ろう」と強調した。石田氏は基本的には了承したが、自民党の出方を見定める必要があるとして、即答は避けた。

また両氏は今月中に両党の書記長、国対委員長らを交えて再会談することを確認した。両氏の会談は昨年9月以来半年ぶり。《読売新聞》

【自民党・金丸信副総裁】「支持低下の事実重い」

自民党の金丸副総裁(竹下派会長)は9日夜、竹下派の当選2回の衆院議員と都内の料理屋で懇談し、参院宮城補選で自民党候補が敗れたことについて、「自民党の支持率が下がっていることは事実で、重く受け止めなければならない」と、強い危機感を表明した。

金丸氏は「自民党にはいろいろ批判があり、本来なら政権交代してもおかしくないが、野党第一党の社会党には政権を担う能力がない」と指摘。その上で、「世界の中での日本の地位を考えると、政権が不安定というのは良くない。全力で支えていこう」と述べた。《読売新聞》



3月9日のできごと