平成1015日目

平成3年10月19日(土)

1991/10/19

【自民党総裁選挙】告示

自民党総裁選が19日、告示され、宮沢喜一、渡辺美智雄、三塚博の3氏の間で争われることが確定した。8日間の選挙戦を経て27日に党本部で国会議員による投票、全国の約2900か所で党員・党友による投票が並行して行われ、即日開票される。国会議員票(395票)と党員・党友の持ち票(101票)の合計496票の過半数を占めた候補が当選者となる。

3候補のいずれも過半数を獲得しない場合、第1回投票の集計後、直ちに国会議員により上位2候補の決選投票が行われるが、竹下、宮沢、河本3派の推す宮沢氏が第1回投票で過半数を制する見通しだ。

今度の総裁選は、激動する国際情勢の中で、わが国の政治のかじ取りをだれにゆだねるべきかという視点とともに、国民の支持が高かった海部首相を退陣させる形で3氏が立候補したことから、国民と永田町の意識の格差も大きな関心を集めている。

また、党内亀裂を再現させかねない政治改革をどういう形で決着をつけるかいう問題を抱え、その意味で3氏がどれだけの票を分け合うかが、新政権の安定度を占う。さらに、政策面では、新政権が誕生すると、間もなくブッシュ米大統領が来日する。コメの自由化・関税化などをめぐって緊張を孕む日米関係を好転させることが出来るかどうかという最初の重大な課題に直面することになる。《読売新聞》

自民党総裁選は19日、宮沢喜一・元副総理、渡辺美智雄・元政調会長、三塚博・元政調会長の3氏の争いになることが確定、3氏は同日午後2時から、自民党本部で共同記者会見し、所信を明らかにした。

総裁選後の党・内閣の運営に対しては、3氏とも「最強の団結をすべきだ」(宮沢氏)などと、挙党体制のもとに内外の重要課題に対処すべきだとの点で一致したが、政治改革や国際貢献、対ソ支援などでは対応の違いを見せた。

総裁選は、竹下派などの支持で宮沢氏の当選が確実視されているが、各陣営とも、27日の投票日にむけ、候補者の地方遊説や電話作戦などを展開、無派閥国会議員への働きかけ、合計101票の都道府県の持ち票獲得に全力を挙げる方針だ。《読売新聞》



【プロ野球日本シリーズ第1戦】西武11−3広島

西武と広島が5年ぶりに対戦する1991年プロ野球日本シリーズは19日、西武球場に約3万2000人の観衆を集めて開幕。第1戦は西武が4本塁打を浴びせるなど11−3で圧倒、先勝した。

西武は一回、広島の先発佐々岡を攻め、二死三塁から清原が左翼へシリーズ第1号の2点本塁打。さらにデストラーデも右本塁打してこの回3点を先制。三回には秋山の2ラン、四回には石毛の満塁本塁打などで6点を奪い、前半で大勢を決めた。

西武の工藤は二回、アレンに本塁打されたものの、危なげなく投げ、広島を5安打3点に抑える完投勝利だった。《共同通信》

【クロアチア】戦闘続く

ユーゴスラビア連邦のカディエピッチ国防相とクロアチア共和国のトウジュマン大統領は19日、「ハーグ和平会談」での停戦合意を受け、同日正午(日本時間同日午後8時)をもって無条件に停職するよう相次いで指令した。これまでの停戦合意を尊重し、クロアチア側による連邦軍駐屯地の封鎖解除、連邦軍によるアドリア海沿岸の海陸からの封鎖解除などについて、欧州共同体(EC)の停戦監視団を交え具体的に話し合うとしている。

しかし、戦闘は依然として続いており、今回の停戦合意にもかかわらず、紛争の長期化は避けられないとの見通しが強い。

また、同日朝(日本時間同夜)から、クロアチア共和国の首都ザグレブにある連邦軍駐屯地ボロンガイの将兵が退去を再開したのをはじめ、同共和国東部の激戦地ブコバルではEC派遣の救援隊が活動を開始した。《読売新聞》



10月19日のできごと