平成1012日目

平成3年10月16日(水)

1991/10/16

【大林雅子さん】梨元勝さんに1000万円請求

俳優の上原謙さんの前夫人大林雅子さん(44)が16日「週刊ポスト誌に虚偽の記事を書かれ、名誉を棄損された」として、芸能リポーターの梨元勝さん(46)に1000万円の慰謝料と謝罪広告の掲載を求める訴えを、東京地裁に起こした。

訴えによると梨本さんは発行されたばかりの週刊ポスト10月25日号に「独占手記 
石川レポーターが何をいおうと『雅子さんのこれだけの嘘』」と題する記事を掲載。大林さんが交際のあった大手紡績会社前会長(65)から1800万円をだまし取ったかのような虚偽の話を書いた、としている。《共同通信》



【瀧本美織さん】誕生日

【吹田愰自治相】三塚派離脱を表明

自民党三塚派出身の吹田自治相は16日、山口市での記者団との懇談で「加藤六月党政調会長、田名部匡省国民運動本部長と行動を共にする。明日、行動をとる」と発言。吹田、田名部両氏が派閥を除名された加藤氏とともに、分派行動を起こす考えであることを表明した。吹田氏は17日、三塚会長に退会届を出す予定。

吹田氏らには松本十郎元防衛庁長官、山岡賢次参院議員らが同調する公算が大きく、最終的には10人前後の同調者が出て分裂状態になるとの見方が強い。これにより総裁選での渡辺美智雄氏と三塚氏の2位争いはよりし烈なものになろう。《共同通信》

【自民党・加藤六月政調会長】新グループ結成へ

自民党の加藤六月政調会長は16日、党本部で記者会見し、吹田愰自治相が同日、加藤氏と行動を共にし三塚派を離脱する考えを表明したことについて、「ありがたいことだ。政治家みょうりにつきる。吹田自治相らと手を取り合って、私を減し必死に頑張って行かなければならないと思う。安倍(晋太郎)前会長の意思、決意を胸に秘めていきたい」と述べ、吹田氏らと共に新たに独自のグループを結成する考えを明らかにした。 また、田名部匡省・党国民運動本部長は同日夜、「吹田自治相は衆院初当選以来の付き合いで兄弟の間柄。死ぬまで一緒という関係だ」と述べ、吹田氏に同調する考えを明らかにした。吹田、田名部両氏は17日、三塚博会長らに同派の退会届を出す予定で、両氏は16日夜、都内のホテルで加藤氏と対応を協議した。同派では、このほか5、6人の議員も同調するみられており、派閥離脱の動きが拡大することも予想される。

吹田自治相が16日、目民党三塚派を除名された加藤政調会長に同調、同派がらの離脱を表明したことについて、三塚派は「加藤氏を除名した時から同調者が出ることは予想していた」(幹部)と冷静に受けとめるとともに、「これで、気持ちを一つにして総裁選に全力投球できる」として、総裁選へ向け早急に派の結束を固める構えだ。《読売新聞》

【自民党・渡辺美智雄元政調会長】党本部で支持訴え

自民党総裁選に立候補予定の渡辺美智雄・元政調会長が16日、東京・永田町の自民党本部で党職員に支持を訴えた。

「党本部には投票資格を持つ3年以上の継続党員が100人はいる」(渡辺氏側近)ため、この党員票を獲得しようというもので、渡辺氏は幹事長室に顔を出した後、同本部の六階から一階まで、階段で降りながら各部屋をのいては「渡辺美智雄です。どうぞよろしく」と愛想をふりまいた。《読売新聞》

【自民党・宮沢喜一元副総理】故・大平元首相に総裁選出馬を報告

自民党の宮沢喜一・元副総理は16日、香川県豊浜町の故大平元首相がる豊浜墓地を4年ぶりに訪れ、墓前に総裁選出馬を報告した。

墓前に手を合わせたあと激励に駆けつけた豊浜町民を前にあいさつ。宮沢氏は生前の大平氏はソリが合わなかったとされるが、「大平さんとは40年聞文字通り大きな兄、小さな弟として長いことご指導いただいた」「なんといっても哲学を持った宰相だった」最大級の賛辞。

宮沢氏は14日にも大平氏と同じく宏池会(現・宮沢派)の先輩会長である故前尾繁三郎・元衆院議長の墓参りをしている。《読売新聞》

【米テキサス州】男が22人射殺

米テキサス州の閑静な地方都市キリーンで16日午後0時41分(日本時間17日午前2時41分)、約100人の昼食客でにぎわうカフェレストランにトラックが突入。運転していた男が半自動小銃を持ち出し、わずか10分間に100発以上を乱射、22人を射殺し、20人以上が重傷。米犯罪史上最悪の大量無差別殺人事件となった。男は警官に追い詰められ、トイレに逃げ込み自殺した。

惨劇があったのは、セルフサービスのチェーン・レストラン「ルビーズ」で、南側の窓に、小型トラックが突っ込み、客1人を下敷きにした。運転席から降りた長髪の白人の男が携行した半自動小銃(2丁)で、下敷きにされた人を射殺したあと、順番を待つ行列に向けて乱射した。店内は悲鳴と逃げまどう客で大パニックとなった。

地元ベル郡の警察と酒・銃火器類取締局(連邦)が合同捜査しているが、犯人は35歳の失業中の男性とみられる。《読売新聞》

【中山太郎外相】サンクトペテルブルク市長と会談

サンクトペテルブルク入りした中山太郎外相は、16日夕(日本時間17日未明)、市庁舎でソ連改革派リーダーの一人、サプチャク市長と約40分間会談した。

サプチャク市長は、北方領土問題について、「自分は法律家で、日ソ間の条約、取り決めや国際法に従って考えれば問題はなくなるはずだ」と述べ、歯舞群島と色丹島の返還を明記した日ソ共同宣言(1956年)などは有効で、領土問題もこうした国際法に基づいて解決されるべきだとの考えを表明した。

さらに同市長は、「日ソ平和条約が締結されていないのは過ちだ。今や法と正義に基づく解決の望ましい環境は整っており、機は熟した」と明言、平和条約の締結で領土を画定、日ソ関係の完全正常化を図るよう強調した。これに関連し同市長は、「サンフランシスコ平和条約にソ連が参加しなかったのは誤りだった」と述べた。

このほか同市長は、①ホテル、レストラン、デパートなどへの投資②モスクワ—サンクトペテルブルク間新幹線建設にあたっての技術支援―などについて、日本の協力を要請した。《読売新聞》



10月16日のできごと