平成1004日目

1991/10/08

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・日本ハム】新監督に土橋正幸氏

日本ハムの新監督に8日、元ヤクルト監督で東映(日本ハムの前身)OBの土橋正幸氏(55)の就任が決まった。

日本ハムの大沢球団常務が8日、土橋氏に監督就任を要請していることを明らかにしたもので、同氏は「きょう土橋氏に会って内諾を得た。オーナーも了承している」と語った。日本ハムは10日の近鉄戦(藤井寺)で今季の全日程を終了。11日にも近藤監督が勇退を大社オーナーに報告、すぐにも土橋新監督を発表したい意向だ。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【大蔵省】4大証券会社に営業停止などの処分

大蔵省は8日、野村証券の酒巻英雄社長ら日興、大和、山一の大手証券4社社長を個別に呼び、東急電鉄株をめぐり大量推奨販売や1991年3月期の損失補てんについて、最高6週間の営業停止を含む一連の処分を言い渡した。《共同通信》

【自民党・小沢一郎氏】総裁選出馬を固辞

自民党竹下派は8日昼から金丸会長、竹下元首相、小沢会長代行の3氏を中心に約6時間にわたって総裁選への独自候補擁立問題を協議、小沢氏に重ねて出馬を要請したが、固辞の姿勢は変わらず調整は難航した。金丸、竹下両氏も出馬の可能性が検討されたが両氏とも固辞した。

同派は9日以降、3氏以外の独自候補擁立の是非を含めて調整するが、金丸氏は当面、小沢氏に絞って説得を続け、10日ごろまでに小沢氏擁立問題に結論を出したい考えだ。《共同通信》

【政府】対ソ支援25億ドル

政府は8日、日本輸出入銀行を通じた5億ドルの緊急融資を柱とする総額25億ドルにのぼる対ソ支援策を決定、坂本三十次官房長官が発表した。昨年12月の対ソ支援策が食料・医薬品の人道的援助(輸銀融資1億ドルと無償援助10億円)に限定していたのに対し、今回は、①18億ドル程度の貿易保険引き受け②2億ドル程度の輸銀による輸出信用供与—など日ソ間の貿易促進に主眼を置いた施策によって、「八月政変」後の新生ソ連を貿易面から支援することを前面に打ち出している。

政府は、9日に来日するニコラス・ブレイディ米財務長官にこの支援策を説明するとともに、12日からソ連を訪問する中山太郎外相が、ゴルバチョフ連邦大統領、エリツィン・ロシア共和国大統領にそれぞれ伝達する。

日米欧の緊急支援策がほぼ出そろったことで、西側先進国による対ソ支援問題は今後、ソ連の経済改革案づくりへの協力と、それに絡む金融支援問題に焦点が移る。《読売新聞》

【ユーゴ連邦軍、クロアチア】新停戦協定に調印

ユーゴスラビア・クロアチア共和国の停戦交渉は8日、連邦軍とクロアチアが停戦合意文書に調印、同日午後6時(日本時間9日午前2時)発効した。首都ザグレブの大統領官邸にまで戦火が拡大したクロアチアの戦闘は、これにより、一応鎮静化が可能となった。

ザグレブからの報道によると、交渉の仲介にあたった欧州共同体(EC)のファンハウテンの停戦監視団長は同日深夜、連邦軍とクロアチアが、クロアチア全土において全面停戦する協定に調印したと発表した。同団長は、今回の協定について、「過去に何度か調印した停戦協定より順守の見込みが高いもの」と評価した。

ファンハウテン団長が明らかにした停戦協定の内容は、①双方は協定実施問題を協議するため毎日会合を持つ。第一回会合は9日朝に行う②クロアチアは原則として連邦軍基地の封鎖を解除する。ザグレブのボランガイ軍駐屯地の封鎖を解除し、内部の連邦軍部隊は12日までに退去を完了する。その際、すべての軍車両、武器を持ち出すことができる③双方はアドリア海沿岸地における海陸からの封鎖を解除し、市民への物資供給を可能とするなど—。

連邦軍とクロアチアは、ECの和平会議にそれぞれの政治指導者が参加するかぎり、停戦を順守することにしたという。《読売新聞》



10月8日 その日のできごと(何の日)