平成989日目・秋分の日

平成3年9月23日(月)

1991/09/23

【ダイエー・門田博光外野手】通算2500試合出場

ダイエーの門田博光外野手(43)は23日、平和台球場で行われたオリックス25回戦に4番・指名打者で先発出場し、プロ野球史上5人目の通算2500試合出場を達成した。初出場は1970年4月12日のロッテ1回戦。

現役では最多記録で、大島(日本ハム)が2417試合で続いている。1位は野村の3017試合で、2位は王、以下張本、衣笠の順になっている。

同選手は七回、今季52個目の四球で出塁し、通算四球(死球を除く)1252で野村克也がマークしたパ・リーグ記録に並んだ。《共同通信》

【米・ブッシュ大統領】「シオニズム非難」撤回を

ブッシュ米大統領は23日、国連総会で演説し、冷戦終結とソ連共産主義体制の崩壊により世界の平和と繁栄への新たな挑戦、新時代が始まったと強調。新世界秩序とその柱となる国連平和維持機能の再活性化を訴え、イスラエル建国の思想であるシオニズムを人衆差別主義と規定した1975年の国連総会決議の撤回を要求した。

シオニズム非難決議撤回は従来から米国が主張していたが、大統領が国連総会の演説で具体的に取り上げたのは初めて。イスラエルの生存権支持を改めて示すことで、中東和平会議開催への弾みをつける狙いがある。

大統領は「イラクは大量破壊兵器の開発を続けている」と非難。国連査察団のヘリコプター使用など無条件査察を受け入れるよう迫った。さらにフセイン政権の続く限り制裁を撤回しない方針を改めて示し「決して妥協しない」と述べた。《共同通信》

【中山太郎外相】米ソ外相と会談

訪米中の中山太郎外相とボリス・パンキン・ソ連外相との日ソ外相会談は、23日午前11時(日本時間24日午前0時)過ぎからニューヨークの国連本部で約1時間、行われた。 この中で、中山外相がソ連に対する効果的な支援の拡大、ロシア共和国との協力関係の飛躍的な強化などを盛り込んだ「対ソ5原則」を示したのに対し、パンキン外相は、日本側の「ロシア重視」の姿勢に理解を示しつつこれを評価。両外相は、北方領土一題の解決を含めた平和条約交渉を加速化していくことを確認した。また、中山外相の早期訪ソが有益であるとの認識でも一致、今後、日本、ソ連、ロシア共和国の外交ルートを通じ、10月にも訪ソの方向で時期等を詰めることになった。

初顔合わせのうえ、ソ連政変後初めての外相会談で、中山外相は、ソ連国内の民主化のうねりを歓迎するとともに、「わが国としても十分の理解と連帯を表明し適切で効果的な支援を惜しまない」と強調。そのうえで、今後のわが国の対ソ政策の基本として、①ソ連の内外政策全体にわたる改革に対し適切かつ効果的な支援を強化・拡大していく②ロシア共和国との多面的協力を飛躍的に拡充・強化し、戦勝国と敗戦国との関係を脱却した新国際秩序を形成するとの同共和国指導部の考え方を高く評価する③ソ連が真に建設的なパートナーとしてアジア・太平洋地域に受け入れられるような適切な協力を拡大する④ソ連の通貨基金(IMF)、世界銀行への特別提携関係などを積極的に支持する⑤ロシア共和国が重視する「法と正義」に基づき、一日も早く領土問題を解決して平和条約を締結し両国関係の抜本的解決を図る—との5 原則」を提示した。《読売新聞》

中山太郎外相とジェームズ・ベーカー米国務長官との日米外相会談は23日午前(日本時間同日深夜)、ニューヨーク市内のホテルで約45分間行われた。中山外相は、対ソ支援問題について、緊急食糧援助など人道的支援と技術的支援を強めていくの基本方針を説明。これに対しベーカー長官は①バルト3国の独立②キューバからのソ連軍撤兵③ソ連の軍事費削減—の③点が米ソ関係の最重要課題だったと指摘したうえで、「3の阻害要因は取り除かれつつある」との協議を表明したが、最終的には、日米両国が対ソ問題で共同歩調をとり、当面、本格的金融支援は見送ろことを確認した。

また、ベーカー長官は、先の訪ソを踏まえ、北方領土問題でソ連側は前進したいとの新しい姿勢をみせている」との見方を示し、領土返還に向けて米国も支援していく姿勢を強調した。《読売新聞》



9月23日のできごと