平成990日目

平成3年9月24日(火)

1991/09/24

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【野球・国吉佑樹さん】誕生日

【海部俊樹首相】PKO「武器使用は緊急時」

終盤国会の最大のテーマの一つである国連平和維持活動(PKO)協力法案、国際緊急援助隊派遣法改正案の趣旨説明と各党代表質疑が24日午後、衆院本会議で行われ、自衛隊派遣の是非を中心に論戦を開始した。

海部首相は両法案について「PKO参加は国際協調の下、恒久平和を希求する憲法の理念に合致する」として、今国会での成立に強い決意を表明。特に(1)憲法9条と密接に絡む武器使用は緊急避難として同僚、外国人隊員の生命保護のためあり得る(2)国会承認要求は「国会報告」で十分に対応可能(3)自衛隊派遣に対する近隣諸国の懸念には誠意を持って理解を求める、との政府の立場を強調した。《共同通信》

【オリックス・山沖之彦投手】通算100勝

日本ハム4−5オリックス◇24日◇神戸

オリックスは八回、松永が2本目の本塁打し、逆転勝ちした。オリックスは三回までに松永の2点本塁打などで3点を先行。八回に四球の小川を一塁において再び松永が右越えに殊勲のアーチを架けた。オリックスはこのカード5連勝。山沖は佐藤義の救援を得て通算100勝を達成した。

日本ハムは四回の連打で山沖を攻めた後、追加点できなかった。《共同通信》

【中日・星野仙一監督】退団へ

中日の星野監督(44)の退団が24日、事実上決まった。

同球団の中山球団社長は「(星野監督から)優勝を逃したら自分なりのけじめをつけたいとの申し入れを受けている」と既に同監督が辞意を表明していることを明らかにするとともに星野監督の慰留について「無理だろう」と厳しい見通しを話し、後任について「そろそろ準備することを考えなければいけない」との意向を明らかにした。このため、逆転優勝のあるなしにかかわらず、星野監督の今季限りでの退団が事実上決まった。《共同通信》

【自民党・渡辺美智雄元政調会長】外国特派員に「ミッチー節」

「海部さん(首相)が金で、私が鉄でもいい。その時の使い道で値打ちは決まるだろう」―。自民党の渡辺美智雄・元政調会長は24日、東京・有楽町の外国特派員協会で、通訳を介して1時間半、ミッチー節を披露した。

日ごろ放言癖(?)で鳴らす渡辺氏。この日は外国人記者が相手とあり、やや勝手が違ってか、慎重な言い回しで国際貢献の必要性を力説。「日本人は言葉のあやで(問題を)ぼやかそうとする悪いくせがある」などと、持論の「本音の政治」をPRした。

渡辺氏はこの後、政局に質問が及ぶと、「(首相と私とは)使い道が違う」と、飾り物の「金」「銀」ではなく実用向きの「鉄」型の政治家であると強調。また、「2年やった人(海部首相)は一丁上がりだ」との表現で海部首相に早期退陣を求めた。

さらに、「あなたは以前、ここ(特派員協会)にきて(の講演で)リクルート事件はたいしたことがない、と言ったが……」と厳しく追及されると、渡辺氏は選挙の洗礼を受ければ問題ないとの認識を示した。《読売新聞》

【韓国・盧泰愚大統領】国連演説

韓国の盧泰愚大統領は24日午前11時10分(日本時間25日午前0時10分)からニューヨークの第46回国連総会本会議で、国連メンバー国となった韓国の元首として初めて演説、今総会で実現した南北朝鮮の国連同時加盟をふまえ、朝鮮半島の冷戦体制の終結、平和共存時代の幕開けをアピールした。

大統領の国連演説は88年10月以来2度目だが、大統領は演説の中で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を正式国名で呼び、国連加盟を機に「統一を早める積極的南北関係」「共栄の関係」を築いていくことを表明した。

大統領は特に、北朝鮮の核問題について公式に憂慮を表明、すべての核物質、施設について無条件で国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れるよう明確に要求。また、北が核兵器開発を放棄すればとの条件つきで、南北間で朝鮮半島の核問題について協議する用意があると明らかにした。

大統領自身が北の核査察受け入れをこれほど明確に要求したのは初めてのうえ、南北間の核協議用意を大統領が確認したのも初めて。《読売新聞》

【浦和市議会】女性市議に「セクハラやじ」

浦和市議会は最終日の24日、女性議員の容姿や服装に対して自民党議員がセクハラ的なヤジを飛ばしたことから本会議が深夜まで紛糾、議長が本会議でヤジ発言をした議員に注意するというハプニングがあった。

共産党の女性市議(50)が都市計画税減税を提案するため登壇する途中、議員席に座っていた自民党市議60六)が「おお、いい足してるな」「上着を脱いだほうがきれいだよ」などとヤジを飛ばした。この後、やはり討論のため登壇した別の共産党女性市議(39)にも、容姿についてヤジを飛ばしたことから、共産党側が「議会の品位を汚す」と反発、審議が中断した。

この後、当事者と議長や議会事務局長らが非公式に協議。結局、議長が本会議の席上、議員個人の名前をあげずに、不規則発言について注意することで合意、本会議は約2時間半後の午後10時半過ぎ、ようやく再開した。

ヤジを受けた女性市議らは「女性べっ視が根底にあると思う。県都の市議会議員がこれでは……」とおかんむりだった。《読売新聞》



9月24日のできごと