平成984日目

平成3年9月18日(水)

1991/09/18

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9月18日のできごと(何の日)【スバル・アルシオーネSVX】発売
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【グリコ森永事件】森永恐喝事件の公訴時効成立

グリコ森永脅迫事件(警視庁指定114号)で犯人グループが昭和59年9月、森永製菓から現金1億円を脅し取ろうとした恐喝未遂事件の公訴時効(7年)が18日、成立した。

犯人グループはこの事件後、京阪神から東京、名古屋などのスーパー店頭に青酸ソーダを混入した森永製品をばらまくなど犯行をエスカレートさせ、兵庫県西宮市内の終夜スーパーの防犯ビデオに、犯人グループの一人とみられる野球帽の男が、青酸混入菓子が見つかった棚に手を伸ばす姿が映っていた。《共同通信》

【坂本三十次官房長官】北朝鮮国連加盟「国家承認とは別」

坂本官房長官は18日午前の記者会見で、韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が国連に加盟したことに関連し「南北朝鮮の国連同時加盟と北朝鮮の国家承認問題は、別個の問題だ」と述べ、同時加盟が直接、北朝鮮の国家承認にはつながらないとの見解を明らかにした。

坂本長官はこの中で「満場一致で国連加盟が認められたことは、日本と北朝鮮との関係で、政治的に今後とも友好、親善が期待されることは間違いない」としながらも、国家承認問題とは別であることを強調。日朝国交正常化交渉、国際原子力機関(IAEA)の核査察受け入れ問題、南北対話の進展などを考慮しながら、国家承認問題を検討するとの姿勢を示した。《共同通信》

海部首相は18日午前、韓国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)両国が国連に同時加盟したことについて「国連が普遍性を持ったことと、南北朝鮮の対話を一層促進するよい傾向だと思う」と述べ、加盟を機に、南北の話し合いが進むことへの期待感を表明した。《共同通信》

【オックスフォード大学】皇太子殿下に名誉博士号

英国訪問中の皇太子さまは18日母校オックスフォード大学で名誉法学博士号を授与された。5年ぶりに大学を訪れた皇太子さまは、赤いガウンをまとって、校内を隊を組んで行進し、授与式会場のコンボケーション・ハウスに入られた。

式ではロード・ジェンキンス学長がラテン語で開会を宣言。進行役が学位状を朗読すると、学長が授与を承認し、皇太子さまに学位状を手渡した。続いて学長からお祝いのスピーチがあり、皇太子さまが返礼の会釈をされて、式は約10分で終了した。《読売新聞》

【ユーゴスラビア】連邦軍がザグレブ攻撃

ユーゴスラビア・クロアチア共和国とセルビア共和国・連邦軍の民族紛争は18日正午(日本時間同午後7時)の停戦発効を前に、首都ザグレブに対して連邦軍機による空爆や砲撃が断続的に行われるなど、戦闘が拡大している。

ザグレブ市では17日午後11時(日本時間18日午前6時)、連邦軍機数機が上空に飛来、うち一機が照明弾6発を投下したのち、同市北部のテレビ塔を爆撃。また同市内のボロンガイ、マーシャルキトー両連邦軍基地から、戦車による砲撃やロケット弾が無差別に発射され、市南部の石油給湯施設に命中、付近は大火災となっているのをはじめ、中心部から約1キロのホテルなど密集した住宅地も爆撃を受け、被害が出ている模様。これを受けてクーロアチア共和国は紛争始まって以来初めて同共和国全土に空襲警報を発令した。

首都での戦闘は17日午後6時直後から激しくなり、同市中心部では侵入したセルビア郷土防衛隊らが機関銃を乱射、同市南部などでもセルビア人狙撃兵多数がクロアチア人居住区へむけ機関銃を乱射、クロアチア警察隊員5人が負傷した。またスラボニア地方のオシエク市で激しい空爆が始まるなどクロアチア全土で戦闘が続いている。《読売新聞》

【東京都狛江市】水道管破裂、32棟浸水

18日午前9時50分ごろ、東京都狛江市東和泉一丁目の都道世田谷通りに埋設してある水道本管(直径60センチ)から漏水し、大量の水が辺りにあふれ出た。このため、同通りと、東側にある住宅街や商店街が水浸しになり、通報を受けた調布消防署や都水道局から約250人が出動。深さ約50センチで川のように水が流れる同通りを約650メートルにわたって通行止めにし、破裂した水道本管のすぐ近くにあるバルブを閉鎖した。

2時間後の同11時40分には水が引けたが、付近の住宅や店舗3棟が床上まで浸水、同29棟が床下浸水の被害にあった。世田谷通りは復旧作業のため、19日午前0時まで同区間を通行止めにする措置が取られた。

破裂した水道本管周辺の道路は長さ14メートル、幅16メートルにわたって陥没。3か所から路上に水が噴き上げた。同消防署や都水道局、狛江市で詳しい原因を調べているが、本管約1.8メートルの地下部分に昭和27年に埋設された。

あふれた水は一時、低地になった小田急線狛江駅前のロータリーにまで流れ込んだ。陥没現場前に住む主婦は「玄関にまで水が入って来て驚いた。まるで川のように勢いよく流れていた」という。通行止めになった世田谷通りでは、道いっぱいに泥や砂が広がり、ブルドーザーも出動して改修に追われた。《読売新聞》

【海部俊樹首相】韓国・金泳三氏と会談

来日中の金泳三・韓国民自党代表最高委員は18日、首相官邸で海部首相と会い、韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国連同時加盟に対する日本の支持に謝意を表明した。首相は「日本はアジアの代表として責任を果たさなければならない。今後も日韓新時代三原則を推進したい」と述べ、日韓両国の協力強化の必要性を強調した。

また、金氏は日韓両国間の貿易不均衡が拡大していることを指摘、日本政府がこの解消に前向きに対応するよう求めたが、首相は「関心を持っている」と述べるにとどまった。《読売新聞》

【野党】平和的統一に期待

野党各党は18日、南北朝鮮の国連加盟が承認されたことについて、歓迎の意と朝鮮半島の緊張緩和と平和的統一に向けた期待を表明する談話をそれぞれ発表した。

各党とも「新時代の幕開けを象徴する歴史的出来事」(社会)、「ヨーロッパのデタント(緊張緩和)の流れがアジアに波及した」(公明)などとして歓迎。

ただ、日本政府に対する要望としては、社会党が昨年9月の自民、社会、朝鮮労働党による3党共同宣言を踏まえ、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国家承認と日朝国交樹立の早期実現」を打ち出しているのに対し、他党はそれには触れず、「北朝鮮への核査察受け入れの要請(公明、民社)、「国連の決定の方向に沿った政策転換」(共産)、「南北の統一実現のためのできる限りの協力」(社民連)を挙げている。《読売新聞》

【自民党・小渕恵三幹事長】総裁任期「原則三年一期」

自民党の小渕幹事長は18日、参院福岡補選応援のため訪れた福岡市内のホテルで記者会見し、総裁選実施時期の繰り上げと総裁任期(現行一期二年)の一年延長問題について、党内の一部で取りざたされている海部首相の続投問題との関連を「全くない」と明確に否定した。

そのうえで「大多数の党所属国会議員が賛同すれば再選を妨げないが、原則として三年一期で総理・総裁としてリーダーシップを発揮するのが望ましいとの意見等があり、それを集約して(党基本問題調査会に)諮問した」と述べ、総裁任期は三年一期を原則とするが、再選の可能性は否定しないとの考えを示した。

さらに小渕氏は、総裁選の時期練り上げ、任期延長の両問題について、「次に選ばれる総裁の任期にかかわることなので、次の総裁が選ばれる前に決定するのが筋道ではないか」と語り、「10月末の総裁選前までに結論を出すべきだとの意向を明らかにした。これに関連して、自民党首脳は同日夜、総裁任期を三年にした場合の再選の条件について、両院議員総会で3分の2以上の賛成を得ることとすべきだとの考えを示した。

また、同首脳は、「(最初の任期の)三年の後をどうするか(の検討)はこれからだ。三年の後(の任期)は二年というバリエーションもある。二期六年ということでは、(現在の任期の)二年を三期ということになる」と述べ、単純な再選には党内の抵抗が強いとの見方を示した。《読売新聞》

【大相撲秋場所11日目】琴錦、1敗守る

大相撲秋場所11日目(18日・両国国技館)琴錦が引き技で栃乃和歌を下し、1敗でトップを守った。1差で追う小錦も落ち着いて琴ヶ梅の挑戦を退けた。霧島は水戸泉を問題にせず勝ち越し。貴花田、若花田はともに突き押し相撲で完勝。

手順通りの相撲で自己最多の9連勝の琴錦は「今日は突っ張っていった。引いたのは相手の足がそろったから」と会心の笑み。単独首位が4日間続き、そろそろ優勝が頭の中にちらつき始めたようで「意識しないようにしているが……一番一番というつもりで土俵に上がっている」。

7勝目の若花田だが、立ち合いに突っかけられてまた「待った」。10万円の制裁金が3度目だけに「きついですね。終わった後も、待ったのことを考えちゃって…」とタメ息。とはいえ、役力士全員を破っているだけに勝ち越せば三賞は確実。「今からそれを言わないで下さい」と苦笑いした。《読売新聞》



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