平成925日目

平成3年7月21日(日)

1991/07/21

【J-WALK】シングル「何も言えなくて…夏」発売

【大相撲名古屋場所千秋楽】琴富士関、有終の美

大相撲名古屋場所千秋楽(21日・愛知県体育館)13日目に7年ぶりの平幕優勝を決めた琴富士が曙に逆転勝ちして有終の美を飾り、14勝1敗とした。今場所注目を浴びた新小結貴花田は栃乃和歌を下手投げに下し11勝4敗の好成績を残した。《共同通信》

琴富士が曙に勝って有終の美。曙に土俵際まで押し込まれての逆転。「いや危なかった。今日はなんとか勝ちたかったと」言う。「優勝して二日負けると、何を言われるかわからない。14勝1敗は信じられない」とニコヤカな顔をみせ、「どんなことしても勝たなきゃだめだね」。《読売新聞》

北の湖、千代の富士でさえ負け越した新小結で、貴花田が大鵬と並ぶ11勝。前半戦は下痢に悩みながら二横綱、一大関を倒して、3場所連続で三賞をい獲得した。「うれしいですね。運がよかった」。優勝した琴富士にただ一人土をつけたことについては「琴富士関は強いなという印象がある。自分も(優勝が)できればいいなと思う」。 にわかに大関候補の期待が高まってきたものの「余計なことは考えず、一生懸命やる」と気負いはなかった。《読売新聞》

【社会党委員長選挙】投票開始

土井委員長の辞任表明に伴う社会党の委員長公選の投票が21日、全国で始まり、上田哲・元教宣局長、田辺誠副委員長の両候補は同日午前、それぞれ地元の総支部で投票を済ませた。

公選の有権者数は、11万9568人(党員7万7806人、在籍1年以上の協力党員4万1762人)。今回は、初めて協力党員が参加することもあり、投票率は、上田氏と土井副委員長(当時)との間で争われた前回(昭和61年、84.7%)を下回るとの見方が強い。

上田氏は、同日午前10時すぎ、美喜子夫人とともに東京・大田総支部で投票後、「見えなくなりかけていた憲法と社会党をこの戦いで見つけることが出来たというすがすがしさでいっぱいだ。これからどういう社会党にならなければならないか、十分わかっていただくことが出来た」と感想を語った。

一方、田辺氏も同じころ、前橋市の前橋総支部で投票。このあと「国民が必要とする社会党を作ろうという意気込みで臨んだが、それに対する深い理解が党員の間で日一日と高まるのを実感した。私のこれまでの実績と党改革への情熱をくみとってもらえたと思う」と選挙戦を振り返った。《読売新聞》

【自民党・小渕恵三幹事長】PKO法案「成立、臨時国会で」

自民党の小渕幹事長は21日、同党政経文化パーティー出席のため訪れた京都市内のホテルで記者会見し、国連の平和維持活動(PKO)協力の新組織作りについて、「次の臨時国会で成案を提出し、成立を期したい」と述べ、PKO法案の臨時国会での成立を目指す考えを強調した。

これに関連してPKO協力組織への自衛隊参加問題について、「選挙監視団、停戦監視団、平和維持軍のある部分は可能であるが、ある部分は不可能という区切りはつけにくい。自衛隊の協力を得て、国際的に日本の努力が認められるような姿にしていくことが必要だ」と述べ、自衛隊の平和維持軍本体への参加は避けられない―との考えを示した。

また、小渕氏はPKO法案取りまとめについて、国会召集前に政府案をまとめるよう求めるとともに、平和維持軍への参加問題で政府部内の意見調整が遅れた場合について「私ども(三党)のサイドで一つの結論をまとめる努力をしていく必要がある」と強調、自民、公明、民社の三党間で法案を取りまとめる考えを示した。

さらに小渕氏は、「新しい社会党執行部が、(自公民三党と)同じ線上で議論に応じてくれば、四党で話し合ってもいいと他の野党も言っている」と述べ、社会党も加えた四党の与野党協議に前向きの姿勢を示した。《読売新聞》

【東京都港区】防衛庁に迫撃弾3発

21日早朝、東京港区六本木のビルとビルの間の通路から近くの防衛庁に向けて迫撃弾3発が発射され、2発が、防衛庁敷地内の防衛施設庁庁舎と郵便局を直撃した。けが人はなかった。警視庁公安部と麻布署では、8月に召集予定の臨時国会に提出が予定されているPKO(国連平和維持活動)法案や、自衛隊の掃海艇派遣に反対する過激派のゲリラ事件と断定、本格的な捜査を始めた。

追撃弾が発射されたのは同日午前5時ごろで六本木通りに面した、同区六本木3の藤井ビルと東側の青木ビルの間の通路(幅約80センチ)で地中2か所と水道メーターボックスの計3か所に埋設されたアングル(三脚)と、約70度の角度で防衛庁方向へ向けセットされた迫撃弾の発射筒3本(長さ50センチ、直径4センチ)、燃えた時限式発射装置3組が見つかった。

同署で同庁内を調べたところ、約300メートルのところにある防衛施設庁27号館屋上と、郵便局の壁に迫撃弾の直撃した跡があり、付近で弾頭などが見つかった。また、残り一発は、敷地内の空き地に着弾していた。

追撃弾は、全長約30センチ、直径4センチで、4枚の金属製矢羽根が付いており、昨年1月8日、渋谷区の常陸宮邸に向けて中核派が撃ち込んだ迫撃弾と形状が酷似していた。このため、同部では同派の犯行との見方を強め、調べている。

事件当時、防衛庁構内には当直職員と警備員がいたが、追撃弾の着弾は警察からの通報があるまで気づかなかったという。《読売新聞》



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