平成904日目

平成3年6月30日(日)

1991/06/30

【女優・夏帆さん】誕生日


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【阪神・葛西稔投手】完投でプロ初白星

ヤクルト1−6阪神◇30日◇甲子園

葛西が苦しみながらプロ初勝利を完投でつかんだ。後半毎回のようにピンチを招き、3点リードの八回を迎えた。無死、一、三塁からレイを浅い右飛に打ち取ったが、広沢克に中犠飛を撃たれ1失点、池山に右前打され再度一、三塁となったところで秦を一ゴロに仕留めた。

大きく崩れなかった葛西を打線が援護した。三回、岡田がカウント0−3から左越えに2点本塁打し、六回には八木の10号ソロで加点。八回は中野、山田、葛西の3連続長打などでリードを広げた。ヤクルトは一回を除き決定打に乏しかった。《共同通信》

【名古屋市】大相撲・藤島部屋宿舎にファン1000人

大相撲名古屋場所を一週間後に控えた30日、司法最年少三役の小結・貴花田ら三役3人が一度に誕生した藤島部屋の宿舎・月心寺(名古屋市名東区神月町)には、早朝から、けいこを見学するファンが詰めかけた。一時、人手は1000人に膨れ上がり、周辺も交通渋滞、パトカーまで出動する騒ぎとなった。

土俵の周囲に張られたロープ越しに見物するファンは「静かに」に立て看板があるものの、ざわめきがひどく、力士がけがをしたのをきっかけに、ついには「気が散るから」ち全員をいったん境内の外へ閉め出し。

しかし、これも束の間、再びロープの前は人垣でびっしりとなり、墓石の間にも入り込むファンも。

若い女性も目立ち、貴花田ファンという名古屋市瑞穂区の短大生(18)は「やっぱり本物は迫力がある」と興奮気味だった。《読売新聞》

【スロベニア】停戦最後通告を拒否

欧州共同体(EC)の仲介で政治解決に動くかに見えたユーゴスラビア情勢は30日、独立宣言をしたスロべニア共和国が、戦闘停止を求めた連邦人民軍最高司令部の事実上の最後通告を拒否したことで再び緊張が高まった。《共同通信》

ユーゴスラビア連邦軍が突き付けた停戦順守の最後通告をスロベニア共和国側が拒否した30日、「本格攻撃」を懸念して緊張の高まるリュブリャナでは最後通告期限の同日午前9時(日本時間同午後4時)から、スロベニア全土に初の空襲警報が出され、共和国政府は放送を通じて外出自粛を呼び掛けた。先行きの見えない不安が、着実に市民の間に広がっている。

リュブリャナ市内はこの日、人通りがばったりと途絶え、兵士、警察官が目立ち、緊迫感だけが増している。ホテル従業員もレストランと受付を除き大半は出勤を取りやめた。ホテルの支配人は「空襲警報が鳴ったら、ここに逃げ込んで下さい」と、泊まり客を地下室に案内している。

29日夜に、リュプリャナ市内で初めて銃撃戦が起き、3人が死亡した事件で、市民の間に「連邦軍の私服部隊がすでに潜入しており、スロベニア警察官と銃撃戦になった」とのうわさが広まっている。プッチャー同共和国議会議長も30日の記者会見で「前夜、議場前で銃撃を受け車の窓が破損した」と述べた。

空襲警報の理由について共和国政府は、連邦軍戦闘機14機が発進したためと、している。戦闘機帰還後、警報は解除された。しかし、ラジオ放送は、連邦軍による空爆の恐れもあるとして市民に警戒を促し、警報が鳴ったら屋内に避難すること、運転中の人も車を捨てて逃げることを勧めている。

また、市内では郷土防衛隊に市民が加わり、あちこちにバリケードを築いて道路を封鎖、このため市内を車で移動することは困難になっている。《読売新聞》

内戦の危機に揺れるユーゴ・スロベニア共和国の首都リュブリャナで30日、マルコビッチ首相ら連邦政府代表とクーチャン共和国大統領、ペテルレ共和国首相が武力衝突回避の方策について協議、①連邦軍は1日スロベニア内で展開した兵の駐屯地への引き揚げを開始する②連邦と共和国は引き揚げ方法を話し合う合同委員会を同日中に設置する―の二点で合意した。

マルコビッチ首相は会談後、連邦軍の強硬姿勢と距離をとり、共和国の主権に理解を示す声明を発表した。これは、連邦政府と連邦軍の間に微妙なひびが入っていることを示すもので、連邦軍が今回の合意をスムーズに実行するかどうかが、当面の焦点となった。

ユーゴ情勢は29日の欧州共同体(EC)特使調停でいったんは鎮静化に向かった。だが、その後の共和国側の武力抵抗に対し、連邦軍最高司令部は停戦に応じなければ「断固とした軍事的措置をとる」と最後通告していた。《読売新聞》



6月30日のできごと