平成749日目
1991/01/26
この日のできごと(何の日)
【テニス・全豪オープン】第13日
セレシュが最年少チャンピオンに—。テニスの全豪オープン第13日は26日、メルボルンのナショナル・テニスセンターで女子シングルス決勝を行い、第2シードのモニカ・セレシュ(ユーゴスラビア)が第10シードのヤナ・ノボトナ(チェコスロバキア)に5-7、6-3、6-1で逆転勝ちして初優勝、賞金24万ドル(約3200万円)を獲得した。
17歳と55日のセレシュは1960年にマーガレット・スミス(豪州)が作一った17歳6カ月の大会最年少優勝記録を更新するとともに、ユーゴ人として初のチャンピオンとなった。
セレシュは昨年の全仏オープンも最年少で制しているが、第1セットはノボトナの攻撃テニスに遭って失った。しかし、第2セット以降、多彩なプレーで攻勢に転じ、ノボトナのミスにも助けられて1時間56分で同オープン初出場優勝を成し遂げた。
男子ダブルスは第3シードのスコット・デービス、デビッド・ペート組(米国)が、混合ダブルスもノーシードのジェレミー・ベーツ、ジョー・デュリー組(英国)がそれぞれ初優勝した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【海部俊樹首相】湾岸戦争「フセイン大統領の決断次第」
海部首相は26日、山梨県知事選の自民党候補応援のため訪れた甲府市内で演説し、湾岸戦争について「国連決議の原則に従って解決しなければならない。局面を打開できるのはフセイン大統領の決断だ。今からでも決して遅くはないから国連決議、国際社会の世論に従って兵を撤退するよう訴えたい」と述べ、改めてクウェートからのイラク軍撤退による解決を求めた。《共同通信》
【湾岸戦争】イスラエル、ミサイルをすべて迎撃
イスラエルは26日午後10時から約30分間、二波にわたるイラクからのミサイル迎撃を受けた。テルアビブと北部のハイファ地域に撃ち込まれた計数発のスカッド地対地ミサイルに対し、イスラエル軍はパトリオット迎撃ミサイルを発射、軍当局はすべてのスカッド・ミサイルに命中した、と発表した。《共同通信》
【イラク・フセイン大統領】反米テロ戦士は殉教者
26日夜のイラク国営放送は、イラクの呼び掛けに呼応して米国をはじめとした反イラク陣営の施設などへのテロ攻撃を実行し、その結果死亡したものを「偉大な戦争」の殉教者の列に加えるとのフセイン大統領署名のイラク革命評議会布告を伝えた。
放送はこれより先、同日「態勢を整え、アラブ人の怒りを目に見える行動に表そう」とアラブ、イスラム過激派らに呼び掛けており、湾岸戦争が長期化の様相を見せる中で、フセイン政権がアラブ、西側各国での本格的なテロ攻勢に乗り出し、反イラク陣営に揺さぶりをかけようとしているとみられる。
湾岸危機に絡んで、これまでにレバノン、トルコ、ギリシャ、フランス、フィリピンなどで米施設などを狙った爆弾テロなどが発生している。
26日の革命評議会布告は、湾岸開戦の16日にさかのぼって、イラクおよびその同盟国への攻撃に参加する国々を相手に「一身を犠牲にして戦った」世界各国のすべての人々をイラクの「偉大な戦争」の殉教者とみなし、戦死イラク将兵と同等の権利を与えるとしている。《共同通信》
【米ソ外相】イラク爆撃めぐり食い違い
ベーカー米国務長官とベススメルトヌイフ・ソ連新外相は26日午後(日本時間27日未明)、米国務省でソ連新外相就任後初の米ソ外相会談を約2時間半にわたり行った。
会談後、湾岸戦争について、ベススメルトヌイフ外相が多国籍軍によるイラク爆撃に懸念を表明したのに対し、ベーカー長官が「イラク破壊を目的としたものではない」と述べ、米ソ間でイラク爆撃をめぐる意見対立があることを示した。
米ソ首脳会談については、予定通り2月11日からモスクワで開くかどうか、28日午後、ホワイトハウスでベススメルトヌイフ外相とブッシュ米大統領が会談し、最終的に決める見通し。
両外相は週明けの28日午前、欧州通常戦力(CFE)条約の履行問題と米ソ戦略兵器削減交渉(START)について協議。29日も会談を続行する。
米ソ首脳会談について、ベススメルトヌイフ外相は26日午後、ワシントン近郊のアンドルーズ米空軍基地に到着後、記者団に「首脳会談は必要だが、状況と時期の問題がある」と述べ、2月開催には必ずしもこだわらないとの立場を示した。《共同通信》
【大相撲初場所】14日目
大相撲初場所14日目(26日・両国国技館)大関霧島が1敗を守り、横綱北勝海は2敗目を喫した。霧島は取り直しの後に、巨漢の横綱大乃国を右四つから右へきれいにうっちゃった。だが北勝海は横綱旭富士の速い攻めにほんろうされて肩透かしを食った。 きょう千秋楽(27日)に霧島が北勝海に勝てば初優勝が決まり、北勝海が霧島を下すと13勝2敗の優勝決定戦となる。 大乃国は5敗目を数え、旭富士は11勝3敗。関脇琴錦は10勝の大台に乗せ、再関脇栃乃和歌は勝ち越した。十両は小城ノ花と両国が3敗で並んだ。《共同通信》
曙関、17場所連続の勝ち越し
西前頭筆頭の曙(21)=東関部屋、米国ハワイ州出身=が初場所14日目(26日)に孝乃富士を押し出して8勝目をマーク。昭和63年夏場所の序ノ口から負け越し知らずの連続勝ち越し記録を「17場所」に伸ばした。 昭和以降では元大関貴ノ花(現藤島親方)の17場所に並ぶ最多タイ記録。3位は元横綱羽黒山(故人)の11場所。大正以前には元横綱栃木山(故人)の連続24場所がある。《共同通信》