平成497日目

平成2年5月19日(土)

1990/05/19

【吉野ヶ里遺跡】国史跡に指定

弥生時代最大の環濠集落として全国の注目を集めた吉野ヶ里遺跡(佐賀県神埼郡)が19日、国の史跡に指定された。同遺跡は文化財保護法に基づいて保護、管理され、土地を公有化(買い上げ)する際には国から費用の8割の助成を受けることになった。《共同通信》



【大相撲夏場所7日目】快挙止まる

大相撲夏場所7日目(19日・両国国技館)初日から続いていた横綱、大関の全勝がついに止まった。

横綱千代の富士は平幕の安芸ノ島に十分な食い下がりの体勢を許し、安芸ノ島の切り返し気味の寄りに土俵を割り、初黒星を喫した。安芸ノ島は先場所の千代の富士戦に続く金星で、通算9個目は富士桜らと並んで史上7位。

他の横綱、大関は安泰。北勝海は栃乃和歌を簡単に突き落とし、小錦は琴富士を一気に押し出し、霧島は琴稲妻を送り出した。北天佑、旭富士はいずれもピンチを土俵際で逆転した。

新入幕の貴花田は十両の大若松の右上手げに敗れ、5敗目。十両は曙と大翔山の2人が6勝1敗で並んでトップ。

【横綱千代の富士関】海よりも深く反省

史上初の快挙の記録が千代の富士の敗退で途切れることをだれが予想しただろうか。2横綱、4大関全員の初日からの連勝は千代の富士が安芸ノ島に4つ目の金星を与えて、ついに七日目にストップした。

支度部屋に戻ってくるなり「失礼、失礼。海よりも深く反省してますよ」と横綱独特の照れ隠しの言葉で表現したものの、やはり脱力感はありあり。相手の低い立ち合いから攻められ続けた末の完敗。

「前の4人(大関)が勝った後だし、嫌だなと思っちゃった。その時点でもう駄目だったんだね」と、ハイレベルの争いの中で、見えない力がかかっていたことを認めた。《共同通信》

【皇太子さま】花博を視察

第27回国際航路会議の開会式出席などのため大阪入りした皇太子さまは19日午後、大阪・鶴見緑地の花の万博会場でアジアを中心に9力国の国際庭園を視察された。

花博の名誉総裁を務める皇太子さまは、3月末の開会式に続き2回目のご視察。この日は午後一時半過ぎ会場に到着された。

約2時間にわたる視察の中で、昭和62年3月に訪問されたブータンの庭園では、3000メートル以上の高地に咲き「天上の妖精」の別名もある青いケシの花を興味深げにご覧になった。パキスタンからベリーズの庭園に向かう路上で、ピースサインを送った小学生の女の子にピースサインでこたえられ、「どちらから来ましたか」と尋ねるなど、笑顔をふりまかれた。《共同通信》

【ナディア・コマネチさん】ウェディングドレス姿を披露

花の万博で開かれるブライダルファッションショー「桂由美ブライダルコレクション90」に出演するため、元五輪金メダリストのナディア・コマネチさん(28)が来阪。19日午後、「メーンホール90」で行われたショーに、300輪のバラの生花をあしらった豪華な純白のウェディングドレス姿で現れ、観客を魅了した。

ショーの前に行われた記者会見で、コマネチさんは「ことし2月、来日した際、桂さんのドレスを見て素晴らしいと思い、ぜひ着てみたかった。今日は体操の時よりドキドキしています」と話した。

話題の結婚問題については「選挙を控え、経済的にも苦しんでいる母国ルーマニアの国内情勢を考えると、今は“近い将来”としか答えられない」と言及を避けた。《共同通信》



5月19日のできごと