平成491日目

平成2年5月13日(日)

1990/05/13

【大相撲夏場所初日】横綱、大関陣は安泰

大相撲夏場所初日(13日・両国国技館)新大関霧島をはじめ2横綱、4大関がそろって勝つ安泰の幕開け。2場所連続優勝を目指す横綱北勝海は小結琴ケ梅を寄り切り、千代の富士は再小結両国を左上手投げで下して先場所の雪辱を果たした。

大関陣は、霧島が豪快な左上手投げで若瀬川を投げつけて“大関デビュー戦”を飾り、横綱昇進を狙う小錦は再関脇栃乃和歌を無難に押し出した。北天佑、旭富士はともに平幕の春日富士、琴稲妻に順当勝ち。初日に横綱、大関がそろって勝ったのは昨年夏場所以来。

注目の史上最年少幕内力士、貴花田は十両の旭里を寄り切って新入幕初日を白星で飾った。《共同通信》




【天皇、皇后両陛下】大相撲ご観戦

天皇、皇后両陛下は13日、東京都墨田区の両国国技館で大相撲夏場所初日の取組を観戦された。両陛下が大相撲に出掛けられたのは即位後初めて。

午後3時半すぎ、国技館に到着した両陛下は、横綱千代の富士や新大関霧島らの出迎えを受けてロイヤルボックスへ。日本相撲協会の二子山理事長の説明で、最年少で入幕を果たした貴花田と旭里戦から結びの北勝海―琴ケ梅戦まで中入り後の全取組をご覧になった。

二子山理事長によると、昭和天皇の喪中などで両陛下の相撲観戦は昭和63年初場所以来、2年4カ月ぶり。天皇陛下は着席後すぐ、同理事長にこの間亡くなった春日野前理事長に対するお悔やみを述べられたという。また場所前に足を負傷しながら出場している貴花田について「けがの方は大丈夫ですか」と気遣いを示された。

両陛下とも一番、一番が終わるごとに健闘した両力士に盛んに拍手を送り、皇后さまは取組表に勝敗を書き込まれるなど、お楽しみの様子だった。《共同通信》

【鄧小平氏】健在ぶり示す

中国の最高実力者、鄧小平氏は13日、北京の人民大会堂でエジプトのムバラク大統領と会見した。鄧氏が公の場に姿を見せたのは、2月27日に香港特別行政区基本法起草委員会のメンバーと会って以来2カ月半ぶりで、一部で流れている死亡説や重病説を否定する狙いとみられる。

これに先立ち、楊尚昆国家主席は中南米歴訪出発のため北京空港で記者会見し「昨日も鄧氏が死亡したと香港が報じた」と自ら死亡説に触れ「鄧氏は全公職から引退しているので、消息が少ないのは当然だ。実際はブリッジをしばしば楽しむほど健康だ」と述べた。鄧氏は、訪中した外国要人との会見も断っていたことから、健康不安説が流れていた。《共同通信》

【フィリピン】米兵2人射殺される

フィリピン中部ルソン島アンヘレス市の警察当局によると、13日夜、クラーク米空軍基地に近い同市内で外出中の米兵2人が武装グループに襲われ、射殺された。

クラーク基地スポークスマンは詳しい背景など一切明らかにしていないが、14日から始まる米比軍事基地協定の交渉を直前に控え、交渉の妨害を狙った共産ゲリラ新人民軍(NPA)による政治テロの可能性が強い。

殺されたのはジェームズ・グリーン、ジョン・レイビーンの米空軍2兵士で、午後8時20分(日本時間同9時20分)ごろ、基地から約1キロ離れたホテル玄関前で短銃で撃たれた。《共同通信》

【アラブ首長国連邦・ザイド大統領】来日

アラブ首長国連邦のザイド大統領が13日午後、羽田着の特別機で来日した。同大統領は国賓待遇で16日まで滞在、天皇陛下とのご会見、海部首相との首脳会談などを通じて二国間の友好関係、中近東地域の平和と安定に向けた協力関係、日本と湾岸産油国との政治対話・経済技術協力強化などを確認する。《共同通信》

【茨城県日立市】男性教諭が女子児童に「パンツを脱ぎなさい」

茨城県日立市の市立小学校で、男性教諭(41)が理科の授業中に性教育の一環として四年生の女子児童に下着を脱ぐよう指示していたことが13日分かった。児童から話を聞いた父母らの抗議で、学校側はこの教諭を担任から外す措置をとった。

市教委などによると、授業は10日の4時限目で、内容は「男女の身体の違い」。担任の教諭は男子児童16人を教室外に出して、女子児童16人に「パンツを脱ぎなさい」と指示。実際に脱いだ児童もいた。体に触れるなどの行為はなかったという。《共同通信》



5月13日のできごと