平成386日目

1990/01/28

この日のできごと(何の日)

【テニス・全豪オープン】最終日

テニスの全豪オープン最終日は28日、メルボルンのナンョナルテニスセンターでイワン・レンドル(チェコスロバキア)―ステファン・エドベリ(スウェーデン)の男子シングルス決勝を行い、腹筋を痛めたエドベリが第3セットの途中で棄権したため第1シードのレンドルが優勝、賞金二20万ドル(約2900万円)を獲得した。レンドルは2連覇で、四大大会でのタイトル獲得を「8」に伸ばし、ジミー・コナーズ(米国)とともに現役最多に並んだ。

レンドルは第1セットを4-6で失ったものの、第2セット6オールからのタイブレークを7-3で奪い返してセットカウントをタイにした。第3セットは5-2とリードした時点で第3シードのエドベリが腹筋の痛みを訴えて棄権したため優勝が決まった。四大大会の決勝で集権者が出たのは1911年のウィンブルドン選手権以来79年ぶり。

女子ダブルス決勝は第1シードのヤナ・ノボトナ、ヘレナ・スコバ組(チェコスロバキア)がメアリジョー・フェルナンデス、パティ・フェンディック組(米国)に辛勝して6万500ドル(約880万円)を獲得した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【ポーランド】共産党が分裂

ポーランド統一労働者党(共運党)の解散・新党創設大会は28日、新党の在り方をめぐる二日目の討議を続開、若手改革派グループの支持を受けたフィシバフ下院副議長が、複数の新党結成支持の意向を表明、分裂が確定的となった。若手改革派グループは同日未明、党を割って独自の「社会民主連合」の結成を決め、代表に改革派のフィシバフ下院副議長(54)を擁立した。

フィシバフ副議長は同日午前、続開された大会で演説「多くの同士は一つの党には加わらないという私の見解を支持している」と述べ、複数の左翼政党づくりを念頭に置いた姿勢を明確にした。

これにより統一労働者党は党大会で正式に解散する前に、解散後に倒れる新党と、改革派が結成する「連合」の二つに分裂することとなり、ラコフスキ指導部は最大の課題である国民の信頼獲得の上で新たな試練に直面する。《共同通信》

【大阪国際女子マラソン】

’90大阪国際女子マラソンは28日、大阪・長居陸上競技場を発着点とする42.195キロに内外の323選手が参加して行われ、ソウル五輪の金メダリスト、ロサ・モタ(31・ポルトガル)が独走、2時間27分47秒で初優勝した。マラソンは16戦して11勝目。《読売新聞》

【竹下登元首相】「消費税、説明不足だった」

竹下元首相は28日、遊説先の那覇市内で講演し、消費税について「(昭和54年の大平内閣蔵相時代から)10年間勉強してきたものだ。節目でもっと国民に説明しておけばよかったと反省しているが、税制改革は絶対に必要なもの。国民に必ず評価してもらえると確信している」と定着に自信を示した。

またリクルート疑惑については「政治不信を招いたが(首相退陣で)トップが身を引くことで、けじめをつけたつもりだ」と語った。《読売新聞》



1月28日 その日のできごと(何の日)