平成360日目

平成2年1月2日(火)

1990/01/02

【第66回箱根駅伝】大東大、14年ぶり3度目の往路優勝

新春恒例の第66回東京―箱根間往復駅伝競走第一日は2日、関東の15校が参加して東京・大手町の読売新聞社前から神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場までの5区間106.8キロで行われ、昨年11月の全日本大学駅伝を制した大東大が5時間36分30秒で14年ぶり3度目の往路優勝を果たした。

4分10秒差の2位に山梨学院大が入り、さらに1分4秒差で日大が3位。5連覇を目指す順大は1区で14位と出遅れたうえ、3区でも区間14位と苦戦続き。首位大東大に6分4秒の大差をつけられる4位で往路を終え、復路での逆転が難しくなった。

快晴、微風の好コンディションに恵まれたレースは最長22.7キロの2区で山梨学院大がケニアからの留学生オツオリの快走で首位を奪い、3区までをリード。2区で3位に浮上した大東大は3区大津が区間新をマークする力走で山梨学院大を追い上げ、4区樋口でトップに進出。さらに箱根の山登り5区を一年生・奈良が区間最高で乗り切った。《共同通信》




【海部俊樹首相】箱根で59歳の誕生日

海部首相は2日、静養先の神奈川県・箱根町で59歳の誕生日を迎えた。毎年、地元・愛知県に帰り、正月と誕生日を一緒に祝ってきた首相にとって「こんな誕生日は初めて」(首相)の経験。「国内も海外も、それに僕自身にとっても激動の年だった」と58歳の一年を振り返りながら、8日からの欧州訪問、そして政権続投をかけた衆院解散・総選挙に向け「一生懸命やる」と決意を新たにしていた。

この日、首相は宿泊先のホテルでもちつきをして正月気分を味わった後、芦ノ湖を船で東京箱根間大学駅伝の往路ゴール地点へ。同じ早大で競走部マネジャーだった河野洋平衆院議員の解説を受けながら一般ファンに交じって力走する選手に声援を送った。

首相は「欧州へ行く前に富士山を見たかった」ということで箱根を静養地に選んだ。望み通り晴天に恵まれ雪の富士山がくっきり。ゴール地点では約40分間、寒空の下、参加15大学の選手全員がゴールするのを見届けた。

「早大の応援ではない」とは言っていたものの、早大の選手のゴールにはやはり応援に力が入った様子。「全力を出し切ってゴールする選手の顔は実にすがすがしい」と感動した表情で、「一生懸命」が口ぐせの首相は自らの姿をダブらせているようだった。《共同通信》




1月2日のできごと