平成256日目

平成元年9月20日(水)

1989/09/20

【海部俊樹首相】英・サッチャー首相と会談

海部首相とサッチャー英首相の日英首脳会談が20日夕、東京・元赤坂の迎賓館で1時間40分間にわたって行われた。

この中でサッチャー首相は二国間の懸案となっている東京証券取引所会員権の英国証券会社への開放など3点について日本側の善処を要請した。海部首相は会員権開放問題について「東証ができるだけ早期に解決するよう引き続き努力している」と答えたものの、解決時期は明言しなかった。

両首脳は今年で15回目を迎えた先進国首脳会議(サミット)が「保護主義圧力の中で自由貿易体制の発展に役立った」との評価で一致。政治問題や環境など地球規模の問題でも協力を進めていくことで合意、日英両国の文化交流を拡大させることも確認した。

サッチャー首相は海部首相が迎える初のサミット参加国首脳で、サミット参加国首脳と会談するのは米国、カナダ両国首脳に次いで3人目。《共同通信》




【日本ハム・西崎幸広投手】3年連続15勝達成

西武2−5日本ハム◇20日◇東京ドーム

西崎がプロ入り3年連続15勝を挙げてハーラーダービートップの阿波野に並んだ。西武打線を7安打2点に抑える完投。日本ハムが渡辺智から5点を奪ってエースを盛り立て、このカードの連敗を8で食い止めた。《共同通信》

【東京・国際救援センター】ベトナム難民286人脱走「中国人と住めない」

20日午前10時15分ごろ、東京都品川区、国際救援センター正門からベトナム系難民約286人が抜け出し、約800メートル離れた首都高速湾岸線の下に集まって口々に中国系難民との分離を求め抗議集会を始めた。

警戒にあたっていた東京水上署員約80人と同センター職員がセンターに戻るよう説得を続けた。この結果、午後1時17分、説得に応じ全員センターに戻り始め、同37分センターに入った。

調べによると難民らは同日午前8時半ごろからセンター本館から前にわに出ていたが、突然大挙して正門から外に出、警官の制止を聞かずに「中国人とは一緒に住めない」「分離を要求する」などと口々に叫びながら、身の回りの品をいれた紙袋を持って移動を始めた。けんかなどのトラブルはないが、このような大量の抜け出しは初めて。《共同通信》

【竹下登元首相】活動再開

6月初めの退陣以来、目立った動きを控えてきた竹下元首相が20日、自民党のふるさと創生推進調査会(会長・小渕元官房長官)の名誉顧問に就任し、党本部で開かれた同調査会主催の記念講演で聴衆を前に約10分間、得意のふるさと論で熱弁をふるった。

竹下氏は10月から、ふるさと創生推進のために全国行脚に乗り出すほか、26日からベルギーのブリュッセルで開かれる「ユーロパリア89ジャパン」の政府特使として出席することも決まっており、この日は活動再開の第一弾。

年内の衆院解散・総選挙もささやかれるなど政局が不透明感を増す中でも自民党最大実力者の“復活”だけに、さまざまな憶測を呼びそうだ。《共同通信》




9月20日のできごと