平成206日目

平成元年8月1日(火)

1989/08/01

【三塚博外相】中国外相と会談

カンボジア問題国際会議出席を終えた三塚外相と銭其琛・中国外相は1日午後、パリ市内のホテルで会談した。

市民らの民主化要求運動を中国政府が武力制圧した6月4日の天安門事件以来、両国政府の閣僚級接触はこれが初めて。

三塚外相は、7月の先進国首脳会議(アルシュ・サミット)で採択された「中国に対する宣言」を踏まえ、中国の戒厳令が解除され、早期に正常化されることに期待を表明した。これに対し、銭外相は日中両国間の良好な基礎の上により一層の関係発展を目指したい意向を表明した。《共同通信》




【アントニオ猪木氏】議員バッジ交付

「国会にまんじ固めを」と豪語、スポーツ平和党の代表として当選したプロレスラー、アントニオ猪木氏が1日午前、当選証書を手にバッジの交付を受けるため参院に姿を見せた。

玄関で迎えたのは福田元首相の実弟で、後援会長を努めている福田宏一氏。「先生、どうも」と猪木氏が笑顔であいさつするのに「よかったね」と握手。先輩議員として先に立って案内した。《共同通信》

【二院クラブ】25年の活動に終止符

参院のミニ政党のしにせである二院クラブ・革新共闘(喜屋武真栄代表)は1日、新たに無所属の西川潔、平野清の両議員を加え「参院クラブ」として国会内活動を行うことを決め同日、会派名変更届を参院事務局に提出した。新会派の代表には喜屋武氏が就任、メンバーは喜屋武、西川、平野氏のほか下村泰、今泉隆雄の5氏。

二院クラブは確認団体として今後も残るが、院内会派としては、昭和37年夏の参院選後の臨時国会に市川房枝さん(故人)らを擁し登場して以来、57年2月から約2年間の消滅期間を除き、通算25年間の活動に終止符を打つことになる。《共同通信》

【自民党】総裁選を告知

宇野首相に代わる新総裁選出を急ぐ自民党は、1日午後2時すぎから党本部で両院議員総会を開き、奥野誠亮・総裁選挙管理委員長が8日の総裁選を告知した。1日午前の全国代表者会議で、地方代表にも投票資格を与えるよう求める意見が相次いだのを受けて総務会で協議した結果、各都道府県の代表に1票を与えることで決着、選出のための場を「両院議員総会・特別会」とすることになった。

告知を受けて本格化した候補者擁立の動きは、河本元国務相と海部元文相の2人の名前が挙がっているが、竹下・安倍両派に海部氏を推す空気が濃くなっており、安倍前幹事長は1日の河本氏との電話で党内の若手待望論を指摘、河本氏に暗に出馬辞退を働き掛けた。《共同通信》

8月1日のできごと