平成204日目

平成元年7月30日(日)

1989/07/30

【自民党総裁選】竹下派、候補擁立を見送り

自民党の新総裁選びは、8月1日告知を前に本格化しているが、党最大派閥の竹下派が候補者擁立の見送りを決定、新たな局面に入った。

竹下派の金丸会長(元副総理)、小沢事務総長、奥田国対委員長は30日深夜、東京・元麻布の金丸邸で会談し、参院選大敗の責任は宇野政権をつくった同派にもあるとの判断から名前が挙がっている金丸氏と橋本幹事長のいずれについても擁立を断念することを決めた。橋本氏も31日午前、小沢氏に対し出馬断念の意向を伝えたもようだ。竹下派はこの決定を小沢氏が各派事務総長に伝えた。

同派内では河本元国務相が出馬の意思を示していることから河本派内の調整を見守る考えだが、党内には若手待望論が根強いため河本氏に変わって同派の海部元文相の起用を検討する向きもあり、河本派の動きが大きな焦点になってきた。《共同通信》




【福井】バス会社などに「爆弾しかけた」と電話

30日夕方、福井市大手3丁目の京福バスターミナルなど4ヶ所に「名古屋発福井行きの高速バスに爆弾を仕掛けた」と男の声で電話があった。通報を受けた福井署は岐阜県警に連絡、岐阜県警が羽島インターチェンジで検問、捜索したところ、爆発物はなく、乗客にも異常はなかった。同署では同一人による悪質ないたずらとみて捜査している。《共同通信》

【カンボジア問題国際会議】開幕

10年以上にわたるカンボジア紛争の政治解決を話し合うカンボジア問題国際会議が30日午後3時、パリ・クレベール通りの国際会議センターで開幕した。

3日間の本会議(閣僚級)は、インドネシアのアラタス外相とともに共同議長を努める主催国フランスのデュマ外相が、紛争当事者には歴史的和解を求め、諸外国代表にはカンボジア和平の促進と保障を訴える開会演説でスタート。

駐留ベトナム軍の完全撤退を9月下旬に控えた今回の会議では(1)撤退を検証する国際監視機構(ICM)設置(2)紛争当事者4派の停戦(3)諸外国の武器援助停止(4)カンボジアの新政体−−をどう実現するかが討議される。難航、曲折が予想されるが、国際会議がカンボジア和平実現の大きな推進力となることは疑いない。《共同通信》

7月30日のできごと