平成184日目

平成元年7月10日(月)

1989/07/10

【宇野宗佑首相】「(消費税)3%は動かさない」

宇野宗佑
https://www.kantei.go.jp/

宇野首相は坂野自治相が三重県内で行った消費税引き上げ発言に絡んで10日正午すぎ、首相官邸で「私は何も聞いていない」とした上で「私は3%を動かさないと言っている」と語った。

また堀之内農相が女性軽視発言をしたのも三重県内とあって宇野首相は「三重県は最近いろんなことがありますね」と苦笑気味だった。《共同通信》




【三塚博外相】東欧支援、参加の用意

三塚外相は10日記者会見し、ポーランドやハンガリーなど東欧諸国への経済的支援について、先進国首脳会議(アルシュ・サミット)前の日米首脳会談のテーマの一つになるとした上で、「従前ベースにプラスもという考え方もあり、ブッシュ米大統領がどう提案してくるかだ」と述べ、米国から協力要請があった場合、日本も西側先進諸国の一員として応分の負担をする用意があることを明らかにした。

具体的な支援策は外務省を中心に関係省庁間で調査を進めているが、日本輸出入銀行のアンタイド(使徒を指定しない)融資の積み増しなどが有望視されている。《共同通信》

【米・ブッシュ大統領】ポーランド国会で演説

ポーランド訪問中のブッシュ米大統領は10日午後2時半から同国国会で演説。複数政党制を推進するポーランドの経済再建支援などのため(1)先進国首脳会議(アルシュ・サミット)で協調支援体制を重要課題とする(2)民間企業振興びため米政府が新たに1億ドル(約139億円)を支出する「ポーランド・米国企業基金」を設立する(3)約400億ドルの同国累積債務のうち、今年中に支払期限がくる50億ドルを返済繰り延べするようパリ・クラブ(債権国会議)に要請する—ことを中心とする6項目の支援構想を発表した。特に新基金については日本など各国にも同様の措置をとるよう促した。

大統領はこれに先立ち同日午前、ヤルゼルスキ国家評議会会長と議長公邸で約2時間20分にわたり会談した。《共同通信》

7月10日のできごと