平成185日目

平成元年7月11日(火)

1989/07/11

【中森明菜さん】自殺未遂

11日午後4時49分ごろ、東京港区、人気タレント近藤真彦さん(30)から「自宅で歌手の中森明菜さん(23)が左手を切ってけがをしている」と119番通報があった。

中森さんは救急車で港区の慈恵医大病院に収容された。安全カミソリで左ひじの内側を切っており、手術を受けたが命に別状はないという。警視庁麻布署は自殺未遂とみて、近藤さんや関係者らから動機について詳しく事情を聴いた。

調べによると、近藤さんは午後4時半すぎ、仕事先の大阪からマンションに帰宅、室内で左手から血を流している中森さんを見つけた。

中森さんは浴室内で、安全カミソリで切ったらしい。救急隊員が到着した時には中森さんは室内であお向けになっており、隊員が応急処置をして病院に運んだ。

近藤さんは麻布署の事情聴取に対し「自宅に帰った時、中森さんは“ごめんネ”と言って泣いた」と話している。また動機について近藤さんは「中森さんは私と所属する事務所が違うことで以前から悩んでいた」と語ったという。《共同通信》




【宇野宗佑首相】軽率発言を叱責

宇野宗佑
https://www.kantei.go.jp/

宇野首相は11日の閣議後の閣僚懇談会で、参院選の応援演説で女性べっ視発言をした堀之内農相と、消費税の税率をめぐって問題発言をした板野自治相に対し「今回の発言は誠に遺憾千万であり、厳重に注意する」と厳しく叱責した。

閣僚懇に先立ち堀之内、板野両相は塩川官房長官に対し、問題発言を深く陳謝、それぞれ口頭で進退問題に言及したが、塩川長官は「そこまで反省しているなら、今後、発言の取り消しなど誤解を解く努力に全力を挙げてほしい」と慰留、進退問題については不問にする考えを示し、両相は閣僚懇の席で発言を深く陳謝した。《共同通信》

【ローレンス・オリビエさん】死去

「オセロ」「ハムレット」など多くの舞台、映画での名演技で世界的に知られる英国の俳優、ローレンス・オリビエ卿が11日、ロンドンの自宅で死去した。82歳だった。

直接の死因はまだ明らかにされていないが、2年前にがんにかかっていることが明らかになっている。昨年は腎臓の手術を受けた。

オリビエ卿の活動は60年にも及び、舞台公演を121回こなし、58本の映画に出演した。この外テレビにも出演。アカデミー賞を2回受けている。《共同通信》

7月11日のできごと