平成135日目

平成元年5月22日(月)

1989/05/22

【中国・北京市】軍が進駐できず

北京市に戒厳令が布告されて22日で3日目を迎えたが、同日も人民解放軍戒厳部隊は市中心部に進駐することができず、以前戒厳令が実質的に実施されない状況が続いた。

しかしこの日の午後には軍のヘリコプターが21日付の同部隊指揮部による「北京市民に告げる書」と戒厳令擁護をうたった「断固として動乱を制止する宣伝スローガン」の2種類のビラを大量にまき、中心部進駐への方針が変わっていないことを示した。

一方、天安門広場の学生は一時約1万人に減ったものの、午後になって約3万人と増え、午前中はスムーズに流れたメインストリートの長安街も午後には再び車の動きがとれない状態となった。《共同通信》




【リクルート事件】東京地検、前官房長官らを起訴

リクルート事件で東京地検特捜部は22日午後、藤波孝生元官房長官(56)=自民離党=と池田克也衆院議員(52)=公明離党、辞職願提出=の2議員を在宅のまま受託収賄罪で起訴、リクルート前会長江副浩正被告(52)=贈賄罪で起訴、拘置中=、リ社前秘書室長A(39)=同=の2人を贈賄罪で追起訴した。

特捜部は2議員が江副被告らに、就職協定混乱の一因となる官庁の「青田買い」を防止し、協定存続の方向で動くよう請託(依頼)を受け、これらの報酬として藤波議員がコスモス株1万株と小切手で2000万円、池田議員が同5000株と小切手などで700万円をわいろとして受け取ったと認定、否認のまま起訴した。江副被告は贈賄の事実を認めている。

藤波議員は官房長官公邸で江副被告の請託を受け、わいろの一部は首相官邸で受け取るなどしており、「政権中枢での汚職」を見せつけた。《共同通信》

5月22日のできごと