平成79日目

1989/03/27

【竹下登首相】解散・総選挙「考えない」

参院は27日午後の本会議で租税特別措置法改正案など日切れ法案の趣旨説明、質疑を行った。

この中で竹下首相は野党側が内閣総辞職、衆院解散、総選挙などを迫ったのに対し「総辞職、あるいは解散・総選挙の考えはまったくない」と拒否、また、中曽根前首相の国会証人喚問要求についても「前首相に証人喚問を求める考えはない」と突っぱねた。《共同通信》




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【自民党・渡辺美智雄政調会長】解散総選挙辞さず

自民党の渡部政調会長は27日午後、大阪市のホテルで開かれた同党大阪府連主催の政経懇談会であいさつし、野党側が中曽根前首相の証人喚問を1989年度予算案審議再開の前提条件としていることに対し「本予算を通さないといってもそうはいかない。どんなことがあっても会期内に予算を通すべきであり、それができないなら国会を解散すればいい」と述べ、自民党は衆院の解散・総選挙も辞さない構えを背景に強気の国会運営で臨むべきだとの考えを明らかにした。

衆院解散をめぐって政府、自民党内は12日の竹下首相と安倍幹事長の会談などを通じ、衆参同日選挙を含め一応は「回避」の方向を固めている。しかし、最近になって公明党の矢野委員長も解散を要求する姿勢に転じるなど、解散を求める野党側の攻勢が目立っている。渡辺氏はあえて自民党側からも解散論をぶつけることで野党側をけん制、出方をうかがうことを狙ったとみられる。《共同通信》



3月27日 その日のできごと(何の日)