平成10504日目

2017/10/11

この日のできごと(何の日)

【霧島連山・新燃岳】約6年ぶりに噴火

11日午前5時34分ごろ、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山の新燃岳が噴火した。噴火は2011年9月7日以来、約6年ぶり。気象庁は火口から約2キロの範囲で大きな噴石の飛散や火砕流の恐れがあるとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。新燃岳の噴火警戒レベルが3になるのは13年10月以来。《共同通信》

宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)が約6年ぶりに噴火したことを受け、気象庁は11日、降灰調査を実施、宮崎市や小林市など宮崎県の3市1町で降灰を確認したと発表した。宮崎県は同日、噴火前から続けていた登山道への立ち入り規制の範囲を拡大した。

宮崎、鹿児島両県警などによると、けが人を含めた被害の情報は入っていない。噴火前から両県は火口から約3キロの範囲で立ち入りを規制。小林市側から霧島連山につながる主要な登山道が11日、新たな規制対象となった。

気象庁によると、新燃岳は11日午前5時34分ごろに噴火。灰白色の噴煙が東方へ流れていた。《共同通信》

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【テニス・大坂なおみ選手】ビーナス・ウィリアムズ選手に勝利

女子テニスの香港オープンは11日、香港で行われ、シングルス2回戦で世界ランキング64位の大坂なおみ(日清食品)が世界5位の第2シード、ビーナス・ウィリアムズ(米国)を7―5、6―2で破る金星を挙げ、準々決勝に進出した。

19歳の大坂は今夏のウィンブルドンで敗れた元世界1位のV・ウィリアムズに対し、持ち前の力強いサーブでプレッシャーをかけて第1セットを奪取。第2セットは開始から5ゲームを連取し、勝利を引き寄せた。

女子ツアーを統括するWTAの公式サイトは「短いボールを入れても、彼女(ビーナス)はうまく打ち返してくる。とてもよくプレーをしないといけなかった」と大坂の談話を紹介した。

大坂はことしの全米オープン1回戦でも元世界1位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)を破っている。《共同通信》

【沖縄県東村】米軍ヘリが緊急着陸、炎上

11日午後5時20分ごろ、沖縄本島北部の上空を飛行していた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備のCH53E大型輸送ヘリコプターが訓練中に出火し、東村高江の米軍北部訓練場に近い民間地に緊急着陸した。米海兵隊が発表した。機体は炎上、大破した。小野寺五典防衛相によると、乗員7人や周辺住民にけがはなかった。

沖縄県の消防によると「米軍機が墜落し、黒煙が上がった」と近隣住民が119番した。現場は牧草地。米軍が航空機などで消火活動を行い、約3時間後に鎮圧状態となった。

翁長雄志知事は記者団に対し「強い憤りを感じている」と抗議の意を表明した。《共同通信》

【愛知県・大村秀章知事】特定の政党応援せず

愛知県の大村秀章知事は11日の記者会見で、22日投開票の衆院選を巡って「特定の政党よりも、個人的に関係のある人にエールを送りたい」と述べ、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党など特定の政党を応援しない方針を示した。

大村知事は小池氏と大阪府の松井一郎知事と共に「3都連合」を打ち出し、地方分権推進などの共通政策を発表。希望の党や日本維新の会の候補者を応援する考えを示していた。

地域政党「減税日本」の河村たかし名古屋市長が7日、小池氏と松井氏と一緒に東京・銀座で街頭演説をしたことについては「政党の演説会だった。認識が違っていたので遠慮した」と欠席の理由を説明した。《日経新聞》

【河野太郎外相】デンマーク・サムエルセン外相と会談

河野太郎外相は11日、デンマークのサムエルセン外相と東京都内で会談し、核実験や弾道ミサイル発射を強行する北朝鮮への圧力を強めることが重要だとの認識で一致した。外交関係樹立から150年の節目に当たるデンマークとの2国間関係を強化する方針も確認した。

両外相は会談に先立ち、二重課税や国際的な脱税の防止に向けた新たな租税条約に署名した。その後、夕食を交えた会談で、河野氏は北朝鮮の脅威が高まっている現状を説明。国連安全保障理事会の制裁決議の完全履行を通じて国際社会全体で圧力を強め、北朝鮮に政策を変えさせることが重要だとの考えを伝えた。《共同通信》

【高村正彦氏】自民副総裁続投へ

安倍晋三首相は11日のテレビ朝日番組で、衆院選に立候補しなかった自民党の高村正彦副総裁を続投させる意向を明らかにした。「国会議員でなくても副総裁は務められる。任期の間は務めてもらいたい」と明言した。副総裁の任期は党総裁選が実施される来年9月まで。

非議員が副総裁を務めるのは異例。引き続き憲法改正論議の取りまとめ役を高村氏に担わせる方針とみられる。

党憲法改正推進本部特別顧問の高村氏に加え、保岡興治本部長も出馬を取りやめており、改憲論議への影響が懸念されていた。

高村氏は「体力の限界」を理由に衆院選へ出馬せず自民党は後継候補として高村氏の長男を擁立した。《共同通信》

【第48回衆院選】

世界各地で在外投票

10日公示され、22日に投開票される第48回衆院選の在外投票が11日、世界各地で始まった。海外に住む有権者は約10万人。海外の有権者の間では、挑発行動を繰り返す北朝鮮への対応など外交、安全保障政策に高い関心が寄せられた。

シドニーの総領事館では、日本語教師の男性(57)が投票。「緊迫化する北朝鮮情勢にしろ、憲法改正問題にしろ、海外にいるからこそ切実に見えてくるものがある。海外在住者の1票は重いと自覚して、投票に来た」と話した。

タイ・バンコクの日本大使館で投票を終えた男性(59)は「北朝鮮の脅威を前にした日本の危機管理」に関心があると話した。《共同通信》

与野党、支持拡大に全力

与野党幹部は11日、街頭演説などで独自政策を掲げ、支持拡大に全力を挙げた。安倍晋三首相(自民党総裁)は核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力強化を訴えた。希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は2030年の原発ゼロ実現に向け、再生エネルギーの徹底活用を呼び掛けた。

首相は愛知県安城市で街頭演説し「あらゆる手段で高度に圧力を高め、北朝鮮の政策を変えさせなければならない。強力な外交力で問題を解決する」と力説した。アベノミクスの成果として経済指標を列挙し「東京株式市場は20年ぶりの高値だ。株式市場で年金も運用している」と語った。

小池氏は福島県郡山市で東日本大震災からの復興に関し「不十分だ。福島に必要なのは『希望』の2文字だ」と強調。「脱原発と同時に省エネを徹底する。工程表もしっかりと描いて原発ゼロを目指したい」と述べた。

公明党の山口那津男代表は横浜市で北朝鮮問題に関し「安全保障関連法があるから日米は協力して訓練や給油ができる。この安心感をつくり出したのは自公連立政権だ」と指摘した。共産党の志位和夫委員長は川崎市で「北朝鮮への制裁強化だけでは解決できない。外交努力こそ緊急に求められている」と語った。

立憲民主党の枝野幸男代表は千葉県浦安市で、集団的自衛権行使を容認した安保法は「立憲主義の破壊だ」と批判した。日本維新の会の松井一郎代表は福岡市で「まずは徹底的に役所の無駄遣いを見直すべきだ」として、消費税増税の凍結を主張した。社民党の吉田忠智党首は東京都内の会合で、憲法9条の改正阻止を訴えた。《共同通信》



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