平成9408日目
2014/10/11
この日のできごと(何の日)
【ロシア・プーチン大統領】ウクライナ国境からの軍撤退を指示
ロシアのプーチン大統領は11日、ショイグ国防相に対し、ウクライナ東部と国境を接するロシア南部に展開していた軍部隊の撤退を指示した。ロシア国防省は12日、部隊が常駐の配置先への帰還を始めたと明らかにした。
国境地帯のロシア軍が撤退すれば、ウクライナ危機の解決に向けた政治対話が進む可能性がある。ただロシアはこれまでに部隊を後退させた後も状況に応じて再び戻したことがあり、今回の発表が即時に緊張緩和につながるかは不透明。
プーチン氏は今月16、17両日にイタリアで開かれるアジア欧州会議首脳会議に出席し、ウクライナや欧州の首脳と直接会談する予定。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【横田早紀江さん】「何も決まらぬ」
北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(失踪当時13)の母、早紀江さん(78)が11日、千葉県木更津市で講演し、拉致被害者らの安否再調査について「今度こそはと見守ってきたが、まだ何も決まらないままだ」と焦る気持ちを語った。
同時に「めぐみは5日で50歳になった。30歳、40歳までにはと思い活動を続けてきたが、情報はない」と訴えた。被害者家族の高齢化が進んでいることも挙げ、「子供に会えないまま亡くなってしまった家族もいる」と一層の支援を求めた。
講演は木更津市などが主催した人権擁護啓発イベントの中で行われ、約千人が参加した。《共同通信》
【体操・世界選手権】第9日
体操の世界選手権第9日は11日、中国の南寧で種目別決勝が行われ、男子床運動で昨年優勝の18歳、白井健三(神奈川・岸根高)は15.733点で2位となり、この種目で1966年と70年に優勝した中山彰規以来、日本勢44年ぶりの2連覇はならなかった。
予選を1位で通過したデニス・アブリャジン(ロシア)が15.750点で初優勝し、加藤凌平(順大)は15.466点で6位だった。《共同通信》
【 PL学園】野球部新入部員の受け入れ停止
高校野球の甲子園大会で春3度、夏4度の優勝を誇るPL学園(大阪)が来年4月に入学する野球部員の受け入れを行わないことが11日、分かった。同校の渉外課によると、学校の理事会で決まり、再来年度以降に受け入れを再開するかどうかは未定の状況という。
PL学園は野球未経験の正井一真校長が昨秋の近畿大会から監督登録でベンチ入りし、実質的に監督不在の状況が続いている。《共同通信》
【台風19号】沖縄本島に上陸
大型で非常に強い台風19号は11日に沖縄本島へ接近し、12日午前0時半ごろに中心付近が通過した。今後は進路を東寄りに変え、13日に強い勢力のまま九州に上陸する恐れがある。西日本から東日本を縦断する可能性もあり、気象庁は暴風や大雨による土砂災害などに警戒を呼び掛けた。
11日は沖縄地方や奄美地方の一部が風速25メートル以上の暴風域に入り、各地で猛烈な風を観測。沖縄県糸満市の女児(9)と那覇市の20代男性が強風で閉まったドアに挟まれ指を切断するなど、11日午後9時までに九州・沖縄の計29人が重軽傷を負った。《共同通信》
【生活の党・小沢一郎代表】衆院解散「来年の夏ごろ」
生活の党の小沢一郎代表は11日のテレビ東京の番組で、衆院解散・総選挙の時期について「今年はないと思う。来年の夏ごろの可能性が高い」と述べ、来年の通常国会閉会後との見方を示した。
また、解散を見据えた野党連携については「必ず統一戦線を組むことができる。統一して候補者を絞り、自民、公明党と対決すれば国民は野党の方を選択する」と語り、衆院選に向け野党間の候補者調整を優先する必要性を説いた。《産経新聞》
【ベルギー】シャルル・ミシェル氏が首相就任
ベルギーの首都ブリュッセルで11日、フィリップ国王立ち会いの下、シャルル・ミシェル新首相(38)率いる連立内閣の就任宣誓式が行われ、新内閣が発足した。
南部フランス語圏のリベラル派、改革運動(MR)党首のミシェル氏は、ベルギーで1918年に政府のトップの呼称に「首相」が用いられるようになって以来、最年少で就任。北部オランダ語圏の3党と連立を組む。
南北の言語対立で連邦制が導入された同国で、南部の1党のみで北部の政党と連立政権をつくるのは今回が初めて。安定した政権運営ができるか新首相は手腕を問われる。《共同通信》
【パキスタン】武装勢力がマララさん非難
パキスタンのイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の分派グループ「ジャマト・ウル・アハラル」は、ノーベル平和賞受賞が決まったマララ・ユスフザイさんを「不信心者の手先だ」と非難した。地元英字紙ドーンが11日、伝えた。
地元メディアによると、グループは1カ月ほど前にTTP指導部と決裂した。グループの規模などは不明。マララさんの受賞決定に関するTTP指導部の公式声明は確認されていない。《共同通信》
【イラク・バグダッド】シーア派地区で車爆弾、34人死亡
イラクの首都バグダッドのイスラム教シーア派地区2カ所で11日、自動車爆弾を使ったテロがあり、フランス公共ラジオによると少なくとも34人が死亡、50人以上が負傷した。シーア派を敵視するスンニ派の過激派「イスラム国」による犯行の可能性がある。
このうち、北西部カドミヤ地区では警察の検問所に爆弾を積んだ車が突っ込んで爆発し、少なくとも10人が死亡。北西部シュアラ地区では商店街で自動車爆弾が爆発し、24人が死亡した。
イラクではイスラム国が北部と中西部を支配。政府軍やクルド人部隊が、米軍などの支援を受けて撃退を目指しているが、戦況は一進一退。《共同通信》