平成1324日目
1992/08/23
この日のできごと(何の日)
【中国、韓国】国交樹立に最終合意
韓国の李相玉外相は、23日正午過ぎ(現地時間)、特別機で空路北京入りし、同日午後四4半(日本時間同日午後5時半)過ぎから、北京市内の釣魚台国賓館で、銭其琛中国外相との会談を行った。席上、両外相は両国の国交正常化、首脳の相互訪問などに合意した。24日午前9時、両外相は国交樹立の共同声明に調印、国交は即日発効する。
朝鮮戦争を戦い、長期にわたって対立関係を続けてきた中韓両国が和解を達成したことは、朝鮮半島情勢に影響を与えるだけでなく、東アジアのポスト冷戦の新国際秩序形成に向けて大きな弾みがつくことになるとみられる。
韓国政府スポークスマンなどによると、会談で両外相は「国交正常化が両国の利益に合致し、東アジアと世界の平和・安定に寄与する」との認識で一致、国交樹立に最終的に合意した。《読売新聞》
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【第74回全国高校野球】第13日
(23日・甲子園)準々決勝4試合が行われ、拓大紅陵(千葉)は、九回、立川の逆転3ランで池田(徳島)を下し、初の準決勝進出を果たした。東邦(愛知)―天理(奈良)は、東邦が十一回、布施の適時打で勝ち越し。天理の粘りをかわして、15年ぶりに四強入りした。尽誠学園(香川)は、中道の2本塁打の活躍と、渡辺の好投で広島工(広島)に快勝、3年ぶりに準決勝へ。西日本短大付(福岡)は、エース森尾が3試合連続完封こそ逃したが、北陸(福井)打線を1点に抑える好投を見せ、一昨年に続くベスト4。第一試合終了後、準決勝の組み合わせ抽選が行われ、拓大紅陵―尽誠学園、西日本短大付―東邦の対戦となった。《読売新聞》
【桜田淳子さん】合同結婚式出席のためソウルへ
25日に韓国で行われる世界基督教統一神霊協会(統一教会)の合同結婚式に参加する女優の桜田淳子さん(34)が23日午後、結婚相手の会社役員Aさん(36)とともに大阪空港から大韓航空KE723便で韓国・ソウルへ出発した。
また元新体操選手の山崎浩子さん(32)も同日午後、結婚相手の会社員Bさん(28)と成田発のアシアナ航空機でソウルへ向かった。《共同通信》
【渡辺美智雄外相】赤字国債を容認
渡辺美智雄外相は23日、宇都宮市内で講演し、政府・自民党が今月末にまとめる予定の総合経済対策に関連し、「今は緊急時なのだから国民優先で考えなければならない。場合によっては赤字国債も仕方がない」と述べ、民間の活力回復のための税制面での緩和措置をはじめ、財政出動も含めた景気テコ入れ策を実施すべきだとの考えを示した。
また、最近の株価低迷について、外相は「バブル退治といってもやり過ぎはいけない。株が暴落すれば年金生活者だって困る。日本の経済の基礎的条件を考えれば株価は2万5、6000円は当然だ。今の株価は低すぎる」との考えを示したうえで、「政府は銀行の資本充実などによって株式市場を安定させるべきだ」と述べ、株価安定の必要性を強調した。《読売新聞》