平成8616日目

2012/08/10

【韓国・李明博大統領】島根県竹島に不法上陸

8月10日のできごと(何の日)【韓国・李明博大統領】島根県竹島に不法上陸

韓国の李明博大統領は10日午後、日韓双方が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)に到着した。日本政府筋が明らかにした。韓国大統領の竹島訪問は史上初めて。韓国による実効支配をアピールする狙いで、日本政府は武藤正敏駐韓大使の召還を含めて厳しい対応を取る方針。日韓関係は長期的に冷却するのは必至だ。

李大統領は10日午前、ソウルを出発し竹島に近い鬱陵島(ウルルンド)に到着。同島で島民行事などに出席した後、竹島に入った。竹島の視察を終えて、同日中にソウルへ戻る予定だ。文化体育観光相や環境相らが同行したもよう。

日本政府は李大統領の竹島訪問を受けて、「速やかにハイレベルで強い抗議をする」(外務省幹部)考え。武藤大使の召還も含めて対応策の検討に入った。《日経新聞》

野田政権は10日、韓国の李明博大統領の島根県・竹島上陸を受け、抗議の意思を示すため武藤正敏駐韓国大使を一時帰国させた。事実上の「召還」で、竹島の領有権主張を強める韓国への対抗措置となる。

抗議を目的に大使を帰国させるのは異例。日韓関係が緊張の度合いを強めるのは確実だ。年内に見込まれている野田佳彦首相の韓国訪問に影響する可能性もある。

首相は記者会見で「到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と強い不快感を表明した。

首相と玄葉光一郎外相は10日、韓国側に「毅然とした対応」を取る方針を確認した。武藤氏は同日夜に帰国、11日に玄葉氏に情勢を報告する。《共同通信》

東京都の石原慎太郎知事は10日の記者会見で、韓国の李明博大統領が島根県の竹島に上陸したことについて「しょうがないんじゃないか」と述べた。

知事は「敗戦のどさくさに李承晩ラインを勝手に引かれ、竹島を組み込んじゃった。口惜しい話だが、あの時の日本は身動きができなかった」と指摘。

「(韓国が)自分たちの領土だと言って、あれだけの要塞まで造って、しかも観光名所にしているという現実の中で、これは難しい」と話した。《共同通信》




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【ロンドン五輪・サッカー】韓国代表選手「独島は我々の領土」

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10日夜に行われたロンドン五輪のサッカー男子3位決定戦で、日本に勝利した韓国代表の選手が試合終了後、竹島の韓国領有を主張するメッセージを観客席から受け取り、ピッチ上で掲げていたことがわかった。

複数の韓国メディアの電子版では、朴鍾佑選手が、ハングルで「独島(竹島の韓国名)は我々の領土」と書かれた紙を両手で広げる写真が報じられている。五輪憲章は、競技場などでの政治的、宗教的な政治活動を認めていない。

国際オリンピック委員会(IOC)の広報担当者は、この件について調査を始めたことを明らかにし、「韓国オリンピック委員会に対し、速やかな対応と当該選手のメダル授与式への出席取りやめを求めた」と話した。朴選手は11日の授与式には参加しなかった。《読売新聞》

【ロンドン五輪・ボクシング男子バンタム級】清水聡選手、銅メダル獲得

ロンドン五輪第15日の10日、ボクシング男子ミドル級の村田諒太が決勝に進出し、銀メダル以上が確定した。日本時間12日の決勝で、東京五輪バンタム級の桜井孝雄以来となる日本勢48年ぶりの金メダルを狙う。

バンタム級の清水聡は準決勝で敗れ、3位決定戦がないため、日本勢44年ぶりのメダルとなる銅を獲得した。《共同通信》

【ロンドン五輪・レスリング男子55キロ級】湯元進一選手、銅メダルを獲得

男子フリースタイル55キロ級で10日、湯元進一選手(27)が銅メダルを獲得、日本レスリング史上初の双子メダリストの快挙を成し遂げた。激戦をしのぎきって勝ち取ったのは、北京五輪での兄、健一選手(27)と同じ色。「自分の力は出せた」と手応えを口にするとともに、60キロ級に出場する兄に対して「全力で支えたい」と熱いエールを送った。《日経新聞》

【大和ハウス】準大手ゼネコン「フジタ」買収を発表

大和ハウス工業は10日、準大手ゼネコン(総合建設会社)のフジタを買収すると発表した。買収額は500億円で、大和ハウスが手がけてきた買収案件では過去最大。海外で豊富な実績を持つフジタと連携し、中国や東南アジアなどで工業団地開発や住宅・マンション開発の事業を拡大する。国内市場の縮小が見込まれる中、積極的な海外展開で成長を目指す。《日経新聞》

【浜田幸一さん】告別式

「ハマコー」の愛称で親しまれ、5日に死去した元自民党衆院議員、浜田幸一氏の告別式が10日、千葉県富津市の葬儀場で営まれ、参列者約千人が最後の別れを告げた。

新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表、民主党の前原誠司政調会長、衛藤征士郎衆院副議長らが参列。葬儀委員長を務めた小泉義弥元袖ケ浦市長は「豪快だが、繊細な面もある人だった。これから寂しくなる」と故人をしのんだ。

祭壇には、トレードマークだったというピースサインをして、ほほ笑む遺影が飾られていた。《共同通信》

【消費税増税法案】成立

消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法は10日夕の参院本会議で、民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立した。現行5%の消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる。年金、医療などの抜本的な制度改革については今後、有識者らでつくる「社会保障制度改革国民会議」で議論する。消費増税法の投票総数は237票、賛成188票、反対49票だった。民主党から有田芳生氏ら6人が反対票を投じた。《日経新聞》


https://www.kantei.go.jp/

野田佳彦首相は10日夕の記者会見で、参院本会議で可決、成立した社会保障と税の一体改革関連法案に盛り込んだ消費増税に関して「この引き上げられた増収分は、全て社会保障として国民に還元される。全て社会保障として使われることをお約束する」と理解を求めた。

社会保障の財源に関して「(日本は)人類が経験したことがないような世界最速のスピードで高齢化が進んでいる」と指摘、「負担無ければ給付なし。打ち出の小づちのようにお金が湧いてくる訳でない」と重ねて強調した。《日経新聞》

野田佳彦首相は10日の記者会見で、韓国の李明博大統領が竹島に上陸したことについて「竹島が歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であるという立場と相いれず、到底受け入れることはできない」と非難した。

そのうえで、首相は「大統領とは、お互い未来志向の日韓関係を作ろうということでさまざまな努力をしてきたつもりだが、このような訪問はそうしたなかで極めて遺憾だ」と述べ、不快感を表明した。

また、「日本政府としては毅然とした対応をとっていかなければならない。本日、その一環で韓国側に玄葉(光一郎)外相から厳重に抗議を行った。また、抗議の意思を示すために、武藤(正敏)駐韓大使を本日帰国させることした」と説明した。《朝日新聞》



8月10日 その日のできごと(何の日)