平成8502日目
2012/04/18
【この日の野田総理】
衆院予算委員会
野田佳彦首相は18日午前の衆院予算委員会で、北朝鮮による「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイルに関して政府発表が発射の約45分後だった問題について「国民への情報伝達のプロセスには改善すべき点があったと思う」と述べ、政府の対応に不手際があったことを認めた。中谷元氏(自民)への答弁。
また北朝鮮のミサイルなどを考慮し日本が独自に早期警戒衛星を持つ可能性については「防衛や森林火災対応を兼ねた利用方法や費用対効果の観点も含め、政府全体で検討すべきものだ」と語った。中島正純氏(国民新党)の質問に答えた。
東京都の石原慎太郎知事が尖閣諸島(沖縄県)の購入計画を表明したことについては「政府は島の所有者とも連絡を取ってきた。真意を改めて確認し、あらゆる検討をしたい」と述べ、政府として民間の所有者の意向を確かめる考えを示した。《毎日新聞》
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野田佳彦首相は18日午後の参院予算委員会で、北朝鮮が核実験を強行する可能性に関し「2006年と09年にはミサイル発射後、数十日の間に核実験をした。自制を強く求める」と強調、阻止に向けて関係各国との緊密な連携に努める考えを示した。
核実験が強行された場合の日本独自の追加制裁については「総合的に検討しなければいけない」と述べるにとどめた。
松原仁拉致問題担当相は、北朝鮮に対し拉致被害者の再調査を迫る考えを表明。「北朝鮮が『死亡』としてきた被害者の方々について、再調査で『生存』に変えても過去の責任を問わず、大きな進展と評価したい」と述べた。《共同通信》
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【武豊騎手】始球式に馬に乗って登場
オリックス6-4ソフトバンク◇18日◇京セラドーム大阪
競馬の武豊騎手が始球式を務めた。G1のファンファーレとともに、白馬に乗って入場。ユニークな演出に、場内からは歓声が起こった。武騎手は「不思議な感じ。緊張しました」と苦笑い。投球がノーバウンドで捕手のミットに届くと、再び歓声が起こった。《日刊スポーツ》
【栃木県警】卒業式爆破メールを送信、神戸の高1少年を逮捕
栃木県警捜査1課、宇都宮中央署などは18日、宇都宮市文化会館(同市明保野町)に爆破を予告するメールを送ったとして、威力業務妨害の疑いで、神戸市内の私立高校1年生の少年(15)を逮捕した。逮捕容疑は、10日午後7時35分ごろ、文化会館あてに「卒業式を爆破する」などと記載した電子メールを送信し、業務を妨害したとしている。会館の男性職員(53)が11日朝、メールに気付き同署に通報した。
文化会館では9日午前に「爆弾を仕掛けた」などと男の声で電話があり、宇都宮大学の入学式が中止になったほか、9日夜には爆破予告のメールが届き、10日の専門学校の入学式が中止になっていた。県警によると、少年は「報道で(爆破予告を)知って、騒ぎを起こしたかった」と供述し、容疑を認めているという。ただ、文化会館では11日以降は入学式の予定はなかったという。《産経新聞》
【アフガニスタン駐留米兵】遺体横でポーズ
アフガニスタン駐留米兵らが2010年に自爆した武装勢力メンバーの遺体のそばで、笑みを浮かべたり、しかめ面をしたりしてポーズを取った写真を撮影していたことが分かった。写真を入手した米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)が18日、報じた。
今年1月には米兵がタリバン兵とみられる遺体に小便をかける映像が流出しており、アフガン国民の間で駐留米兵への反発がさらに強まる可能性が高い。駐留米軍のアレン司令官は同日、撮影した駐留米兵の行為を「深刻な過ち」と指摘、事実関係を徹底的に調査するとの声明を発表した。《共同通信》
【自民党・山東昭子参院議員】尖閣の地権者を仲介
東京都による沖縄県・尖閣諸島の購入方針をめぐり、自民党の山東昭子参院議員が石原慎太郎知事と地権者の60代男性を仲介したとして18日、参院議員会館で記者会見し、男性が「政府には国益を守る感覚がない」などの理由で都への売却に合意したことを明らかにした。
山東議員によると、男性の親族とは30年来の知人。男性に「個人で所有するのは限界がある」との意向があり、昨年9月に知事を紹介。以後2、3回面会した。
男性は民主党政権について「外交センスがない人に(尖閣諸島を)任せることは不安」との考えを持っているという。《共同通信》
【自民党】堀井学氏に出馬要請
自民党の橋本聖子参院議員が、次期衆院選の北海道9区の候補者をめぐり、スピードスケート五輪銅メダリストで同党の堀井学道議(40)に出馬を要請していたことが18日分かった。9区は民主党の鳩山由紀夫元首相の選挙区。
自民党9区支部幹部によると、暫定的に9区支部長を務めている橋本氏が16日に出馬を要請。堀井氏は「後援会と相談して決めたい」と態度を保留した。
堀井氏は室蘭市出身。1994年のリレハンメル五輪で銅メダルを獲得。2007年の道議選で初当選し、2期目。《共同通信》
【民主党・小沢一郎元代表】衆院選は新首相で
民主党の小沢一郎元代表は18日、野田佳彦首相の消費税増税方針を批判する観点から、次期衆院選は民主党マニフェスト(政権公約)を重視する新たな首相に代えて戦うべきだとの考えを表明した。インターネット番組で「野田内閣の支持率が20%を切る状況になったら民主党内が持たない。9月までに党代表選が行われれば、政権交代の初心を持っている人を代表に選び、次期衆院選に臨むべきだ」と語った。
同時に「野田内閣の増税一本やりの姿勢は、決して国民の支持を得られない」と指摘。消費税増税関連法案について「国会を通過することはないと思う」と述べ、成立は困難との認識を示した。《共同通信》