平成6867日目
2007/10/27
【大阪航空堺市ヘリ墜落事故】
27日午後3時5分ごろ、堺市堺区遠里小野町3丁の南海電鉄高野線の線路上に、大阪航空(本社・大阪府八尾市)の2人乗りヘリコプターが墜落、炎上した。火は約15分後に消し止められたが、搭乗していたパイロットと乗客1人が全身を強く打ち、間もなく2人とも死亡した。電車は前後の駅に停止し惨事は免れたが、同線は上下線とも一時運休。約6時間半後に運転を再開した。現場周辺は住宅と工場が混在するが、住民らに被害はなかった。府警が墜落原因などを捜査。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は調査官3人を現地に派遣した。
調べによると、ヘリは午後1時40分ごろから、操縦免許の取得を希望する人らの「体験フライト」を実施。大阪府東部・八尾空港を離陸し、1人あたり10~15分のフライトで、7人の体験フライトを予定していた。エンジンを動かしたまま乗客を1人ずつ入れ替え約5分で離陸する。事故は午後2時55分ごろに離陸した4回目の飛行中に起きた。
墜落直前、操縦士から空港管制官に「これから浅香山上空から八尾空港へ帰ります。着陸態勢に入ります」と無線連絡が入り、その後交信が途絶えたという。
現場一帯は、民家と工場が混在する。事故機から最も近い工場まで約15メートルしか離れていなかった。
機体が墜落直前、上空で静止しくるくると回りそのまま降下したという複数の目撃があり、府警は上空でバランスを崩したか機体に何らかの異常が起きた可能性があるとみて、28日にも業務上過失致死と航空危険行為処罰法違反容疑で同社を家宅捜索し、エンジンや安全装置の作動状況を調べる方針。事故当時、堺市内は弱い北西の風が吹いていた。
事故当時、現場の南約300メートルの浅香山駅付近で上り準急電車(乗客約250人)が走行中だったが同駅に停車。下りは現場の北約1キロの我孫子前駅付近を準急(約170人)が走行中に停止。乗客は線路上を歩くなどしてJR阪和線などに乗り換えた。午後9時38分に上下線とも復旧したが計261本に運休や遅れがあり、約5万1000人に影響が出た。《産経新聞》
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【レッドソックス・松坂大輔投手】Wシリーズで白星
米大リーグ(MLB)は27日、ワールドシリーズ第3戦を行い、レッドソックスがロッキーズを10―5で下して3連勝を飾り、シリーズ制覇に王手をかけた。この試合に先発したレッドソックスの松坂大輔投手は6回途中までを投げ2失点、打っては2打点を挙げる活躍で、日本人初のワールドシリーズ勝利投手となった。
また岡島秀樹投手は7回途中で登場。いきなり3ランを浴びたが、なんとかその後の反撃を断ち切った。《ロイター》
【この日の民主党】
元気な大阪復活にむけ党をあげて取り組むと表明 大阪市で鳩山幹事長
鳩山由紀夫幹事長は27日午前、大阪市を訪れ、平松邦夫総合選対結成総会に出席。11月に行われる大阪市長選挙に民主党推薦で出馬する元アナウンサーの平松氏とともに、「国民の生活が第一」の政治実現に力を尽くす民主党の姿勢をアピールした。
鳩山幹事長は、「今日が大阪の新しい夜明け。皆様の力を結集してほしい」と民主党への支持を要請。平松氏を「市政を市民の手に取り戻すべく大阪市政を改革する決意をした」と評し、市民のための素晴らしい候補者を擁立できた喜びを語った。
「ひとめぼれした」と、鳩山幹事長は平野博文幹事長代理に紹介されて初めて平松氏に会った時の印象を述べ、「平松氏の人柄に触れ、素晴らしい市政をつくってくれると確信している」と力強く宣言。大阪を心から愛し、「元気アップ大阪」、「市民のための開かれた政治」の実現のため立候補を決意した平松氏に「大いに感銘を受けた」と、自らの思いを語った。
また、総会参加者に対しては、「いい候補者でいい戦いをしていい勝利を」と訴え、「英知と情熱を結集してほしい」と呼びかけた。さらに、「党として全力で応援していく」と、表明した。
続いて挨拶をした平松氏は、40年以上にわたり助役から市長へと、大阪市役所の中から市長が選ばれてきたことに言及。「元気にしてぇや」と多くの人々から声援を受けたことを明かし、「市民のパワーを受け取った。ホントに変えなければいけない。東京に負けない大阪の意地を見せたい」と、元気な大阪復活に向けた決意を語った。《民主党ニュース》