2025 令和7年3月16日(日) 大西卓哉宇宙飛行士、ISSに到着

令和2147日目

2025/03/16

この日のできごと(何の日)

【大西卓哉宇宙飛行士】ISSに到着

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉飛行士(49)ら4人が乗った宇宙船クルードラゴンは16日午前0時過ぎ(日本時間16日午後1時過ぎ)、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。打ち上げから約29時間の旅で、約半年の滞在が始まった。大西さんは将来の月探査を見据えた科学実験に取り組むほか、日本人飛行士として3人目のISS船長を務める。

宇宙船とISSの間の扉が開くと、最初にISSに入ってきたのは大西さん。出迎えた飛行士らと次々と抱き合い、歓迎を受けた。その後、大西さんは「元気にここまで帰ってくることができました。明日からいろんなタスクを頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と日本語であいさつした。

大西さんは、米主導の国際月探査「アルテミス計画」で月の周回軌道上に建設する基地「ゲートウエー」に必要な二酸化炭素除去技術を検証。無重力環境で起きる筋肉の萎縮や骨量減少対策に向け、細胞の重力感知メカニズムの解明も進める。

大西さんは2016年以来、2回目のISS滞在。《共同通信》


【北陸新幹線】敦賀延伸から1年

北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間の開業から1年となった16日、沿線の駅で記念式典が開かれた。福井駅では同県の杉本達治知事が「どんどんにぎわっていくのを本当にうれしく思う」とあいさつ。式典では長野―金沢間が開業10年を迎えたことも祝った。

JR西日本金沢支社の石原利信支社長は、富山駅の式典で「今後も地域の皆さんと共に新幹線を盛り上げていく」と話した。その後、沿線地域の子どもたちが作ったアート作品を車内に飾った車両の出発を新田八朗富山県知事らがホームで手を振って見送った。

北陸新幹線は、1997年に東京―長野間が先行開業し、2015年に金沢まで延伸した。《共同通信》

【駅伝】

実業団と大学の男子16チームが参加したACNエキスポ駅伝は16日、吹田市の万博記念公園から大阪市の夢洲までの7区間54.5キロで行われ、トヨタ自動車が1区から首位を譲らず2時間32分48秒で優勝した。富士通が1分14秒差の2位で、国学院大が3位に入った。

トヨタ自動車は1区(8.9キロ)の吉居大和でトップに立ち、最長3区(12.5キロ)でパリ五輪1万メートル代表の太田智樹が後続との差を1分以上に広げた。箱根駅伝を2連覇した青学大は7位だった。 大阪・関西万博の開催を記念したレースで、実業団と大学の強豪が争う異例の形で行われた。《共同通信》

【野球】

米大リーグのドジャースとカブスによる開幕シリーズ(18、19日・東京ドーム)に向けたプレシーズンゲームが16日、東京ドームで行われ、ドジャースの大谷翔平は「1番・指名打者」でプロ野球阪神戦に出場し、空振り三振と中飛で、六回に代打を送られて退いた。どちらも才木浩人と対戦した。ドジャースは0―3で敗れた。

カブスは巨人と対戦し、鈴木誠也は「3番・指名打者」で3打数無安打、1四球だった。カブスは4―2で勝った。

18日の大リーグ開幕戦はドジャースが山本由伸、カブスは今永昇太と日本選手がともに先発で投げ合う予定。19日の第2戦では、ドジャースに新加入の佐々木朗希が先発登板する。《共同通信》

【大相撲】

大相撲春場所8日目(16日・エディオンアリーナ大阪)新横綱豊昇龍は高安に押し倒されて3敗目を喫し、2個目の金星配給となった。元大関の高安は6個目の金星獲得で7勝1敗。

大関陣は大の里が一山本をはたき込んで1敗を守り、かど番の琴桜は小結霧島を寄り倒して5勝3敗とした。関脇勢は大栄翔が隆の勝をはたき込んで5勝目を挙げ、新関脇王鵬は宇良を押し倒して3勝目。

1敗トップは大の里と平幕の高安、美ノ海。1差で平幕の尊富士、玉鷲、明生が追う。《共同通信》

元大関で、左膝前十字靱帯断裂のけがなどによる5場所連続休場から復帰した三段目の朝乃山が、4連勝で勝ち越しを決めた。小城ノ浜(出羽海部屋)を寄り切り「僕の中ではまだ通過点」と表情を緩めることはなかった。

今場所は危なげない内容で白星を重ねている。昨年の名古屋場所で重傷を負った一番を思い出すことがあるというが「それが記憶からなくなるくらい、前に進みたい」と攻めの姿勢を貫く決意を語った。

【J1】

明治安田J1第6節最終日(16日・カシマスタジアムほか=6試合)鹿島は終盤に知念のゴールで追い付いて浦和と1―1で引き分け、勝ち点13として首位を守った。ホーム戦では2023年10月から26試合負けなしでJ1新記録を達成した。広島と柏は1―1で引き分け、ともに勝ち点11。

神戸はエリキの2得点で湘南に2―1で競り勝ち、G大阪に2―0で快勝した横浜Mとともに今季初勝利を挙げた。京都は2―1で清水に競り勝ち、岡山―川崎は無得点で引き分けた。《共同通信》

【バドミントン】

バドミントンの全英オープン最終日は16日、英国のバーミンガムで各種目の決勝が行われ、女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が福島由紀(岐阜Bluvic)松本麻佑(ほねごり)組との日本勢対決を2―1で制し、優勝を果たした。

志田、松山組は2022年大会以来、2度目の頂点に立った。《共同通信》

【F1】

自動車F1シリーズの開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)は16日、メルボルンで決勝が行われ、5番手でスタートしたレーシングブルズの角田裕毅は12位だった。ポールポジション(PP)から出たマクラーレンのランド・ノリス(英国)が通算5勝目を挙げた。

5年連続5度目の総合優勝を狙うレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は2位。メルセデスのジョージ・ラッセル(英国)が3位に入った。《共同通信》

【林芳正官房長官】沖縄県知事と面会

林芳正官房長官は16日、沖縄県宜野湾市で玉城デニー知事と面会し、米軍基地の負担軽減を巡り「今後とも目に見える形で一つ一つ実現することが責務だ」と述べた。玉城氏は「戦後80年の節目だが、基地の集中が県民生活に大きな影響を及ぼし、過重な負担が続いている」と強調。米兵による相次ぐ性的暴行事件を受け、実効的な対策を米側に働きかけるよう求めた。

玉城氏は、発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が県内で検出されている問題について、汚染源が宜野湾市の米軍普天間飛行場などにある蓋然性は高いとして、基地への立ち入り調査の実現を訴えた。《共同通信》

【千葉市長選】

任期満了に伴う千葉市長選は16日投開票の結果、自民、立憲民主、日本維新の会、国民民主、公明5党の地方組織の支援を受けた無所属現職神谷俊一氏(51)が、元千葉県議寺尾賢氏(48)=共産推薦=と政治団体「つばさの党」幹部杉田勇人氏(40)の新人2人を破り再選を果たした。投票率は35.70%で、4年前の前回選を9.33ポイント下回った。

神谷氏は、同日投開票の県知事選に立候補した熊谷俊人氏とも連携し、選挙戦を優位に展開。職住近接の町づくり推進を訴えた。再選が決まった後、市内のホテルで支援者らを前に「2期目も一歩一歩、確実に励んでいきたい」と語った。《共同通信》

【千葉県知事選】

任期満了に伴う千葉県知事選は16日投開票の結果、自民、立憲民主など5党の地方組織の支持を得た無所属現職熊谷俊人氏(47)が、無所属の元国会議員秘書小倉正行氏(72)=共産推薦=ら新人3人を破り再選を果たした。県選挙管理委員会によると、投票率は31.93%で、4年前の前回選を7.06ポイント下回った。

熊谷氏は災害対策など1期目の実績をアピール。地方組織レベルで自民、立民の他、日本維新の会、国民民主、公明3党からも支持を受けた。

千葉市のホテルで支援者らを前に「県民の負託に応えるべく、命と暮らしを守る県政実現にさらにまい進したい」と語った。

小倉氏は県の水道料金引き上げ方針を撤回するよう主張したものの、浸透しなかった。

政治団体「NHKから国民を守る党」党首立花孝志氏(57)、同「つばさの党」代表黒川敦彦氏(46)の2新人も、支持が集まらなかった。

立花氏は兵庫県内の街頭を中心に活動。兵庫県政を巡る問題に言及し続けた。14日に訪れた東京・霞が関で襲撃され負傷する事態も起きた。《共同通信》

【北マケドニア】ナイトクラブで火災

旧ユーゴスラビアの北マケドニア(旧マケドニア)東部コチャニのナイトクラブで16日、火災があり、同国政府は少なくとも59人が死亡、負傷者が155人に上ったと明らかにした。地元メディアなどが伝えた。

火災は16日未明に発生。当時は地元人気デュオが演奏中で、大勢の若者らがライブを楽しんでいた。トシュコフスキ内相は火災に関連し、4人に対する逮捕状が発付されたと明らかにした。店内で使われた花火により天井から出火し、一気に燃え広がったとみられている。

ミツコスキ首相は16日、SNSで「北マケドニアにとって困難でとても悲しい日だ」と述べ、犠牲者遺族の支援に全力を尽くすと表明した。《共同通信》

【中国・何立峰副首相】経済上昇をアピール

中国の何立峰副首相は16日、北京でポールソン元米財務長官と会談し、中国経済が上昇傾向を維持しており「先行きは明るい」とアピールした。中国国営通信、新華社が伝えた。

トランプ米政権の対中関税強化で米中対立が激化する中、経済や貿易における両国関係についても意見交換した。ポールソン氏は米中関係は非常に重要だと応じた。《共同通信》

【米国】フーシ派空爆を継続

ルビオ米国務長官は16日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海やアデン湾で商船を攻撃する能力を失うまで、米軍が空爆を続けると表明した。15日の空爆は「イランに対するメッセージだ」とも述べ、イランにフーシ派への支援をやめるよう訴えた。CBSテレビのインタビューで語った。フーシ派によると、53人が死亡、98人が負傷した。

フーシ派の報道官は16日の声明で「紅海やアラビア海にいる全ての米軍艦をちゅうちょなく標的にする」と報復を宣言した。ガザへの人道支援物資の搬入が再開されるまで「イスラエルへの海上封鎖を継続する」とも強調し、イスラエル船を再び攻撃する考えを示した。

報道官は報復として、紅海で弾道ミサイルや巡航ミサイル、無人機により、米空母を狙った軍事作戦を行ったとも主張した。米当局者はロイター通信に攻撃を否定した。

紅海では船舶が迂回を強いられ、貨物運賃が上昇するなど物流に影響が出ている。ルビオ氏はフーシ派の脅威は世界全体の問題だと批判し「国際海運を支配する能力を奪う」と説明した。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

ウクライナ軍は16日、越境攻撃を続けてきたロシア西部クルスク州の町スジャから撤退したことを示す地図を公表した。ロシア国防省は13日にスジャの奪還を発表しており、ウクライナ側が追認した形。

クルスク州ではウクライナ軍の劣勢が続いている。ゼレンスキー大統領は15日「部隊は(ロシア軍に)包囲されていない」として、作戦の継続を明言している。《共同通信》

トルコのエルドアン大統領は16日、トランプ米大統領と電話会談し、トランプ氏が主導するロシアとウクライナの和平交渉に関し「断固とした直接的な取り組みを支持する」と述べた。トルコはロシア、ウクライナ両国と良好な関係を維持する。和平交渉の関与に意欲を示しており、恒久的な和平を目指す努力を今後も続けると強調した。

エルドアン氏は「あらゆる問題に関して米国との協議を増やす必要がある」とも主張。昨年12月にアサド政権が崩壊したシリアについては、制裁解除に向けて共に取り組む重要性を訴えた。

また、米国がトルコを排除した最新鋭ステルス戦闘機F35計画への復帰も要請した。《共同通信》

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