2025 令和7年2月12日(水) 米・トランプ大統領、ロシア・プーチン大統領と電話会談
令和2115日目
2025/02/12
この日のできごと(何の日)
【ウクライナ情勢】
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は12日、電話会談し、ロシアとウクライナの戦争終結に向けて米ロが直ちに交渉を始めることで合意した。トランプ氏は「大勢の死を防ぎたいとの考えで一致した」とし、問題解決へ緊密な協力を約束したと自身の交流サイト(SNS)に投稿した。
一方、ヘグセス米国防長官は12日、ブリュッセルでウクライナ支援の関係国会合に初出席し、南部クリミア半島がロシアに併合された2014年以前のウクライナ領土の回復は「非現実的な目標だ」と疑問視。ウクライナが求める北大西洋条約機構(NATO)加盟が「現実的な結果になるとは考えていない」とも指摘した。
トランプ氏はプーチン氏と「互いの国を訪問し合うことで合意した」と明らかにした。1月20日の第2次トランプ政権発足後、米ロ首脳の対話内容が公になったのは初めて。
トランプ氏は続いてウクライナのゼレンスキー大統領とも電話した。ゼレンスキー氏は「ロシアの侵略を阻止し、恒久的な平和を保障するために米国と歩調を合わせる」と表明した。《共同通信》
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米国のベセント財務長官は12日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会談した。ゼレンスキー氏は会談後の共同記者会見で、ウクライナの希少な鉱物資源に関する合意文書の草案を米側から受け取ったと述べた。内容は明らかにしなかったが、早期合意を目指すとした。
第2次トランプ政権の閣僚によるウクライナ訪問は初めて。
米国はウクライナに対する防衛支援の見返りとして、希少な鉱物資源の供与を求めている。《共同通信》
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ロシア軍は12日未明、ウクライナの首都キーウ(キエフ)にミサイルを撃ち込み、住宅や商業ビル、民間インフラに被害が出た。迎撃したミサイルの破片が落下し火災が発生したとみられる。当局によると、1人が死亡、子どもを含む4人が負傷した。
ウクライナ空軍は、キーウと南部クリブイリフに弾道ミサイル「イスカンデルM」7発による攻撃があったと表明。6発を迎撃したとしている。《共同通信》
【埼玉県八潮市道路陥没事故】下水利用の自粛解除
埼玉県八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故で、県は12日正午、県内12市町の約120万人に求めていた下水道の利用自粛を解除した。進めてきた排水工事などの効果で、下水道管内の水位を減らすめどが立ったためだとしている。事故発生から約2週間にわたり、節水を続けてきた住民からは「ほっとした」との声が上がった。
県は同日、陥没の原因となった下水道管や道路の復旧工事費用として、40億円を盛り込んだ2024年度の2月補正予算案を公表した。工事は25年中の完了を目指すとしている。
陥没現場から約30メートル下流の下水道管内で見つかったトラックの運転席部分の中に、不明の男性運転手(74)が取り残されている可能性があるとみて捜索を進める。県は運転席部分について、水の流入を止めるため下水道管の上流と下流をつなぐバイパス工事を行うとともに、地上から穴を掘って引き上げる方法も検討している。
一連の捜索活動では、破損した下水道管から出た水が妨げとなっていた。《共同通信》
【宮内庁】ホームページを刷新
宮内庁は12日、天皇、皇后両陛下や皇族の活動などを紹介するホームページ(HP)のデザインを刷新した。写真のサイズを大きくし、見やすくしたほか、普段公開されていない皇居・宮殿の内部を360度見られるパノラマ写真も新たに掲載した。皇室の情報発信強化の一環で、HPの大規模な改修は2010年以来となる。
トップページに「見る」「知る」「訪れる」の項目を設け、両陛下や秋篠宮ご夫妻らの日程、過去の記者会見のほか、皇室に伝わる伝統文化、皇居や京都御所の参観要領などをまとめた。
パノラマ写真では、宮中晩さん会が催される大食堂「豊明殿」や、賓客を迎える玄関ホール「南溜」など計5カ所を紹介している。《共同通信》
【悠仁親王殿下】舞鶴訪問
秋篠宮家の長男悠仁さまは12日、京都府舞鶴市を訪れ、第2次大戦後の旧ソ連によるシベリア抑留の歴史を伝える舞鶴引揚記念館を視察された。語り部活動をしている地元の中高生らが案内し、極寒の地で強制労働に従事させられた抑留生活の資料や収容所を再現した部屋などを見て回った。
悠仁さまは、引き揚げ者を迎え入れた港のジオラマの前で「向こうの港からは、どれぐらいの距離がありますか」と質問した。シラカバの樹皮をノート代わりに、抑留中の日々を和歌でつづった「白樺日誌」の説明を聞き「少ない文字で書くことで、効果的に残した面もあるのですかね」と話していた。《共同通信》
【KAT―TUN】解散へ
アイドルグループの「KAT―TUN」が3月31日付で解散すると所属事務所「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」が12日、公式サイトで発表した。メンバーのうち亀梨和也さん(38)は解散と同時に事務所を退所。上田竜也さん(41)と中丸雄一さん(41)は事務所に残り個人として活動する。
2006年、6人組でCDデビュー。16年までに赤西仁さんらメンバー3人が順次脱退した。代表曲に「Real Face」などがある。
スタート社によると、約1年にわたりメンバーと協議を重ね、解散を決めた。《共同通信》
【東京株式市場】
休日明け12日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。好決算を発表した銘柄に買いが入り、相場を支えた。
終値は10日比162円53銭高の3万8963円70銭。東証株価指数(TOPIX)は0.32ポイント高の2733.33。出来高は約24億6704万株だった。《共同通信》
【首相動静】
石破茂首相は12日の参院本会議で、トランプ米大統領との共同声明を巡り、「法の支配」の文言が盛り込まれなかったとの指摘に対し「わが国として法の支配を重視する立場に全く変わりはない。この立場を踏まえ、トランプ氏と議論した」と述べた。防衛力の抜本的強化に向け、為替レートの変動や国内外の物価上昇が生じている状況でも2023〜27年度の防衛費総額を計約43兆円に定めた政府方針を堅持する考えを示した。
27年度より後の防衛費については「何ら決まっていない」と強調した。トランプ氏は首脳会談後の共同記者会見で、防衛費を国内総生産(GDP)比2%にする日本政府の方針を評価し「今日の協議によって、さらに増える」としていた。
立憲民主党の福山哲郎氏は共同声明に法の支配の表現がないと問題視。首相は「力や威圧によるあらゆる現状変更の試みに反対すると私から強く述べ、共同声明でも確認している」と答弁した。文言が盛り込まれなかった背景については、外交上のやりとりを理由に詳細な説明を避けた。《共同通信》
【タイ】監禁の200人超を保護
タイ当局は12日、北西部ポップラで、国境を接するミャンマーに拠点を築く特殊詐欺組織に監禁されていたとみられる外国人ら200人超を保護した。2月初旬に国境での対策を本格化して以来最大規模。日本人が含まれているかどうかは不明。
タイの市民団体などによると、内戦状態のミャンマーのタイ国境地帯では、中国の犯罪組織が流入して多数の外国人を拉致、監禁している。特殊詐欺に従事させており、日本人が巻き込まれているとの情報もある。《共同通信》
【EU・カナダ】米の威圧議論
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長とコスタ大統領は12日、カナダのトルドー首相とブリュッセルで会談した。ともにトランプ米政権から関税強化による威圧を受ける中、首脳らが認識を共有するなど対米関係を中心に議論した。米国が輸入品に25%の関税を課すと表明した鉄鋼やアルミニウムは、中国の過剰生産に問題があるとの認識で一致した。
EU当局者によると、首脳らは中国の過剰生産が米国を含め、世界の鉄鋼業界に打撃を与えていると確認した。自由貿易の重要性を強調し、EUとカナダで貿易を促進する方針で一致した。《共同通信》《共同通信》
【MLB】
米大リーグのドジャースは12日、アリゾナ州グレンデールで投手と捕手のバッテリー組がキャンプインを迎え、大谷翔平選手(30)が3月の日本での開幕戦に向けてスタートを切った。自身の調整を進めながら、プロ野球ロッテから今季加入した佐々木朗希投手(23)のキャッチボールを見守る場面もあった。
佐々木は新天地での初日から早速ブルペンに入り、背番号11のユニホーム姿で投球練習を行った。開幕投手に決まった山本由伸投手(26)は守備練習などで始動した。
ドジャースは3月18、19日に東京ドームで今永昇太投手(31)や鈴木誠也外野手(30)の所属するカブスと開幕シリーズ2試合を戦う。《共同通信》
