2025 令和7年2月11日(火) 中国、尖閣沖のブイを撤去

令和2114日目

2025/02/11

この日のできごと(何の日)

【中国】尖閣沖のブイを撤去

中国外務省の郭嘉昆副報道局長は11日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)に設置したブイについて「中国の関係部門が自主的に技術的な調整を実施した」と述べ、移動させたことを明らかにした。

日本側がたびたびブイ撤去を求め、日中間の懸案となっていた。中国は関税を巡るトランプ米政権との摩擦が強まる中、ブイ撤去で日本とのさらなる関係改善を進める狙いがあるとみられる。

日本の海上保安庁も11日、ホームページ上の航行警報で「台湾北東にあるブイがなくなった」と公表した。海保によると、中国が2023年7月に設置したブイだという。

郭氏は会見で、関係海域に海流や気象観測用ブイを設置することは中国国内法と国際法に合致していると主張。元の位置での作業と任務が既に完了したとして、移動は「科学的観測のための実際の必要性に基づいている」と表明した。《共同通信》


【さっぽろ雪まつり】閉幕

北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が11日閉幕し、実行委員会によると、8日間の会期中に計232万7千人が来場した。75回目の今年は札幌市内の3会場に約200基の雪像・氷像がつくられた。

市中心部の大通公園では時折雪が強まったが、人気の雪像の前には人だかりができ、写真を撮って楽しむ姿が見られた。大阪市の大学生(22)は「(米大リーグで活躍する)大谷翔平選手の雪像の表情がリアルで印象的。どれもとてもクオリティーが高い」と感動した様子で話した。

市民が制作した雪像計80基の人気投票では、北海道弁を広めるクマのキャラクター「やべーべや」の雪像が1位に選ばれた。《共同通信》

【サッカー】

群馬県は11日、サッカーの全国高校選手権で7大会ぶり2度目の優勝を果たした前橋育英高サッカー部に県民栄誉賞特別賞を贈呈した。山本一太知事は前橋市での式典で「県民に大きな感動とエネルギーを与えた」とたたえた。同校サッカー部の山田耕介監督は「優勝できたのは皆さんの応援のおかげだ」と謝意を示した。

式典後、優勝パレードが市内で開催。沿道に詰めかけたファンの歓声に応えながら、部員らは歩いたり車に乗ったりして、アーケード街を500メートルほど進んだ。

前橋市もこの日、市民栄誉賞を授与した。《共同通信》

【国民民主党】党大会

国民民主党は11日、東京都内で党大会を開いた。所得税が発生する「年収103万円の壁」引き上げや、ガソリン値下げなどの実現に全力で取り組むと強調。「『手取りを増やす』ことが最重要の政治課題」と明記した2025年度活動方針を採択した。党勢拡大に向け、夏の参院選では改選1人区にも積極的に候補者を擁立する姿勢を明確にした。

年収の壁を巡っては、自民、公明、国民の3党幹事長が昨年12月、178万円を目指して引き上げることで合意した。自公は25年度予算案の成立に国民の協力を得るため、中断している協議の再開を検討している。国民は活動方針で178万円に触れておらず、引き上げ幅が最大の焦点になりそうだ。

古川元久代表代行は党大会で、自公との協議に関し「安易に妥協するつもりはない。幹事長間で合意した事項の誠実な実現を与党に強く求める」と述べた。記者会見で引き上げ幅への考え方を問われ「理屈が示されない限り、オーケーとはならない」と指摘した。

参院選への対応については「1人区でも積極的に擁立したい」と明言した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、アスレチックスとマイナー契約した東京・桐朋高の森井翔太郎が11日、東京都国立市の同校で記者会見し、日本プロ野球を経ずに米球界入りすることに「早いうちから米国に行って慣れた方が、メジャーに上がった時にすぐに活躍できるんじゃないかとの考えがあった。難しい決断だったが、球団が丁寧に説明してくれた」と語った。

アスレチックスからは投手と遊撃手の二刀流で高評価を受け、若手を積極的に起用する方針も決め手になったという。1月に契約を結んだ後、練習で米国選手とのパワーの差を痛感したといい「希望としては4、5年でメジャーに上がりたい」と意気込んだ。《共同通信》

【ロシア】拘束の米国人男性解放

米ホワイトハウスは11日、ロシアで拘束されていた米国人男性が解放されたと発表した。男性は米政権のウィットコフ中東担当特使と共にロシアを離れた。解放の交換条件は明らかにしていない。米メディアによると、ウィットコフ氏が水面下で交渉を進め、自家用ジェットでロシアに入っていた。

米政府高官のロシア入りが明らかになったのは2021年11月のバーンズ前中央情報局(CIA)長官以来。22年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始後は初めて。

ホワイトハウスはロシア側が「誠意」を示し、ロシアとウクライナの戦闘終結に向け「正しい方向に進んでいることを示すものだ」と強調した。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は、停戦が実現した場合、ウクライナが越境攻撃するロシア西部クルスク州の制圧地域と、ロシアが支配するウクライナの地域の交換を提案する考えを示した。英紙ガーディアンが11日、インタビューを公開した。

ロシアがウクライナの国土の約2割に当たる10万平方キロ以上を支配する一方、ウクライナがクルスク州で維持するのは400平方キロ程度とされる。ゼレンスキー氏は交換の具体的な条件を明らかにしておらず、実現の可能性は不透明だ。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

イスラエルのネタニヤフ首相は11日の声明で、イスラム組織ハマスが15日正午までに人質を解放しなければ、パレスチナ自治区ガザでの停戦を終了し、戦闘に戻ると警告した。ハマスは、ガザへの支援物資搬入を許可しないなどイスラエルが停戦合意に違反していると主張。人質解放を遅らせる姿勢を見せており、停戦維持を巡る緊張が高まっている。

一方、トランプ米大統領は11日、ホワイトハウスでヨルダンのアブドラ国王と会談した際、ハマスが15日正午までに全ての人質を解放すると思わないと語った。トランプ氏は10日、ハマスに対し15日正午までに全ての人質を解放するよう求め、応じなければ停戦合意が破棄される可能性があると警告していた。

ハマスは10日、人質解放の日程について、予定する15日から遅らせる考えを表明し、イスラエル側が非難。ネタニヤフ氏は11日、人質が解放されなければ「ハマスの敗北」まで激しい攻撃を再開すると強調した。《共同通信》

訪米したヨルダンのアブドラ国王は11日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、パレスチナ自治区ガザから病気の子ども約2千人を受け入れる考えを示した。トランプ氏が10日、ガザ住民の移住先候補としてヨルダンとエジプトを挙げ、拒否すれば両国への支援を「見合わせるかもしれない」とけん制していた。

トランプ氏がガザ「所有」構想を表明した後、アラブ諸国の首脳と会談したのは初めて。ヨルダンとエジプトは軍事、経済両面で米国からの支援に大きく依存している。《共同通信》

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