2025 令和7年2月9日(日) 宮崎県川南町議会、解散リコール成立
令和2112日目
2025/02/09
この日のできごと(何の日)
【宮崎県川南町議会】解散リコール成立
宮崎県川南町議会が機能不全に陥っているとして、住民が直接請求して実施された議会解散の賛否を問う住民投票は9日投開票され、賛成過半数でリコールが成立、議会は即日解散した。総務省によると、近年では2012年に山梨県西桂町で成立した例などがあるが全国的にも珍しい。地元の中学校の統合問題を発端に、町政が混乱状態となっていた。
県選挙管理委員会によると、県内で議会解散に関するリコールが成立したのは約23年ぶり。町選管によると、賛成4230票、反対1768票だった。投票率は50.51%。当日有権者数は1万1973人。40日以内に出直し町議選(定数13)が行われる。
川南町では、二つの中学校を統合し、新校舎を建設する計画があったが、23年4月の町長選で計画反対を掲げた故東高士氏が現職を破って当選。
しかし、闘病のため東氏が辞職、24年8月に町長選が再び行われ、東町政の継続を訴えた候補が落選した。新町長側と、中学校問題で東氏を支持した議員が過半数を占めた議会では「ねじれ」状態が生じ、副町長人事案などが不同意となった。《共同通信》
【日本列島】強い冬型続く
強い冬型の気圧配置の影響で、日本海側を中心に9日も雪が降り、山間部などで平年を上回る積雪を記録した所があった。北日本から西日本の日本海側を中心に大雪になる所があるとして、気象庁は交通障害などへの警戒を呼びかけた。10日には、冬型の気圧配置が次第に緩むとしている。
新潟県は9日、魚沼市と十日町市の一部地域に災害救助法を適用した。午後3時時点の積雪の最大値は魚沼市で316センチ、十日町市で234センチだった。
福島県は9日、災害救助法の適用自治体に2町村を追加し、18市町村とした。8日に除雪用車両の脱輪で運休した山形新幹線は、9日も降雪量などから福島―新庄間で終日運転を取りやめた。
気象庁によると、北日本の上空約5千メートルに氷点下39度以下の強い寒気が流れ込んでいる。一方、10日には高気圧が東シナ海へ移動し、日本付近の冬型の気圧配置は緩むという。
10日午前6時までの24時間予想降雪量は、多い所で東北50センチ、関東甲信、北陸、東海40センチ、近畿30センチ、中国20センチ。《共同通信》
【埼玉県八潮市道路陥没】穴の捜索終了
埼玉県八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故で、地元消防は9日、穴の中で続けてきた不明の男性運転手(74)の捜索活動を終了したと明らかにした。同日朝に重機で捜したが、手がかりが得られず、崩落の危険もあるためだとしている。今後、原則として穴は調べず、現場地下の下水道管内の調査など、別の手段を検討する。
県などは、捜索の妨げとなっていた地表近くの農業用水路の撤去を8日に完了。消防によると、9日午前7時半ごろ、整備したスロープを通じて穴に重機を入れ、土砂やがれきを撤去する作業を開始した。ただ崩落の可能性が認められ、作業は中断。その後もトラックの部品などは見つからず、作業員の安全も確保できないことから、消防は穴の捜索終了を決めた。
運転席部分とみられるものが5日に下水道管内で見つかっており、県は運転手も管内部にいる可能性があるとみている。
事故は1月28日に発生。穴は徐々に拡大し、消防の調べでは幅約40メートル、深さ最大約15メートルとなった。《共同通信》
【車いすラグビー】
車いすラグビーのジャパンパラ大会最終日は9日、千葉ポートアリーナで行われ、昨夏のパリ・パラリンピック金メダルで世界ランキング1位の日本は、決勝で世界4位のフランスを51―48で下し、優勝した。
日本は立ち上がりに激しい守備で相手のターンオーバーを誘発して主導権を握った。橋本や池らが得点を重ね、リードを保った。《共同通信》
【沖縄県浦添市長選】
任期満了に伴う沖縄県浦添市長選が9日投開票され、無所属現職松本哲治氏(57)=自民、公明推薦=が、市民団体世話人の無所属新人里道昭美氏(67)を破り、4選を果たした。夏の参院選で議席奪還を目指す自公にとって弾みをつける結果となった。投票率は50.73%で過去最低だった。
選挙戦では那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市移設の是非が主な争点となった。容認の立場の松本氏は事務所で「苦渋の道だが、容認した上で次の手を考えるということを市民に理解してもらった」と強調。里道氏は自然保護の観点から移設阻止を訴えたが、及ばなかった。
玉城デニー知事を支える勢力「オール沖縄」は今回、結束して支援できる候補が見つからず、擁立を見送った。県内では1月19日の宮古島市長選で現職が落選して以降、オール沖縄系市長が不在となった。同26日の沖縄市長選でもオール沖縄が支援した候補が自公推薦候補に敗れ、苦境が続いている。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
中東メディアは9日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザを南北に隔てる軍事区域「ネツァリム回廊」から撤退したと報じた。ガザ住民がこれまでより自由にガザ内を移動できるようになる可能性がある。イスラム組織ハマスも9日、イスラエル軍がネツァリム回廊から撤退したと主張した。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は8日放送の米FOXニュースのインタビューで、トランプ米大統領が示したガザ住民の域外移住などの構想に「斬新で正しいアプローチだ」と改めて賛同。移住先の確保といった課題は残るが追求するべきだと強調した。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
ロシアのマツェゴラ駐北朝鮮大使は、ウクライナ侵攻で負傷したロシア兵数百人が北朝鮮の療養所や病院でリハビリを受けたと述べた。政府機関紙ロシア新聞電子版が9日に報じたインタビューで語った。戦闘現場から遠く離れた北朝鮮でロシア兵が療養している実態が明らかになったのは初めて。
ロシアへの兵士派遣だけでなく、負傷したロシア兵も受け入れる侵攻への協力は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の強い意向に基づいているとみられる。
マツェゴラ氏は、北朝鮮が昨年夏、侵攻に参加して死亡したロシア兵の子供を日本海沿岸にある子供用の休暇施設で受け入れたと語った。治療や食事など、北朝鮮での費用は完全に無料だったとし、ロシア側が費用の一部負担を申し出たところ、北朝鮮側が立腹し、二度とそのような申し出をしないように求めてきたとも明らかにした。
ロシアと北朝鮮は昨年、包括的戦略パートナーシップ条約に調印し、軍事協力だけでなく観光や文化など多分野での協力を深めている。 《共同通信》
