令和1817日目

2024/04/20

【中国・王毅外相】AUKUSを批判

中国の王毅外相は20日、訪問先の南太平洋パプアニューギニアで、米英豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)について「太平洋島しょ国はいかなる大国の裏庭でもない。米国はこの地域に原子力潜水艦開発を引き入れ重大な核拡散リスクを引き起こしている」と批判した。

トカチェンコ外相との会談後の記者会見で語った内容として中国外務省が発表した。オーストラリアと伝統的に関係の深いパプアにAUKUSに協力しないよう働きかけた形だ。

この日の会談で双方は、中国がパプアに打診している警察訓練などを含む治安協力について議論したとみられる。

こうした中国の動向にオーストラリアは警戒を強めている。《共同通信》

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【J1】

明治安田J1第9節第1日(20日・レモンガススタジアム平塚ほか=7試合)神戸は途中出場の大迫のアシストで武藤が終了間際にゴールを決め、湘南に1―0で競り勝って2連勝とした。前節2位の広島は札幌と1―1で引き分けて昨季から15試合負けなしで、神戸とともに勝ち点は17。

鳥栖は鹿島に4―2で勝って2勝目を挙げ、最下位を脱した。G大阪は坂本の得点で浦和に1―0で勝ち、新潟は京都を1―0で下した。福岡―磐田は2―2、川崎―東京Vは0―0で引き分けた。《共同通信》

【プロ野球・20日】

日2―0ロ

日本ハムが1分けを挟んで3連勝。北山は球威が光り、プロ3年目で初の完投を4安打完封で飾って2勝目を挙げた。一回に万波が先制打を放った打線は八回に松本剛が適時打。ロッテは小島の八回途中2失点の力投を生かせなかった。

ソ3―3オ

ソフトバンクが追い付き、引き分けた。0―3の六回に6四死球と山川の犠飛で同点。延長十回2死二、三塁と十一回2死満塁は逃した。オリックスは六回に山田と阿部が自滅。四回までに7安打で奪ったリードを守れなかった。

西2―8楽

楽天が終盤の猛攻で連敗を3で止めた。2―2の八回に石原の2点二塁打で勝ち越し、九回は辰己の3点三塁打と石原の適時二塁打で突き放した。今季初登板の滝中は6回2失点で、好救援の酒居が今季初勝利。西武は救援陣が崩れた。

広6―2巨

広島の森下が6回1/3で12安打を許しながら2失点と粘り、今季初勝利を挙げた。打線は一回に上本の先制打と会沢の3点二塁打で4点を奪い、六、七回に1点ずつを加えた。巨人は12残塁。中盤までの逸機が響き、1分けを挟み3連敗。

神15―2中

阪神はともに今季最多の14安打、15得点で5連勝し、2位に浮上。1―2の二回に佐藤輝の2点二塁打など打者12人の猛攻で7点を挙げた。七回は5長短打で5点を加えた。大竹は7回を8安打2失点で2勝目。中日は今季初の3連敗。

ヤ4―7D

DeNAが連敗を5で止めた。一回に佐野の適時打で先制し、二回は京田の適時三塁打などで2点。五回は宮崎、楠本、山本、京田の連続適時打で4点を加えた。ケイが5回3失点で来日初勝利。ヤクルトは阪口が精彩を欠いた。《共同通信》

【北朝鮮による日本人拉致問題】

北朝鮮による拉致被害者で2002年に帰国した曽我ひとみさん(64)が20日、共に拉致された母ミヨシさん=当時(46)=ら被害者の救出を願い、1日から勤務を始めた地元、新潟県佐渡市の拉致被害者対策係の職員として初めて、同市で署名活動をした。

曽我さんは対策係に就いた理由について記者団に、被害者家族が高齢化し残された時間がなくなっていることを挙げ「今まで以上に、拉致問題は解決していないと伝えたい」と強調した。

市によると、曽我さんはこれまで、休みを利用するなどして署名や講演活動をしていたが、今後は業務として行うという。 《共同通信》

【海上自衛隊】ヘリ2機墜落か

20日夜、伊豆諸島の東方海域で訓練中の海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機と相次いで連絡が取れなくなった。計8人が搭乗しており、海自は捜索現場の洋上で機体の一部とみられる物を発見。21日未明に東京・市谷の防衛省で記者会見した木原稔防衛相は「墜落したものと思われる」との見方を示した。海自はうち1人を救助したが、容体は不明。残る7人の捜索を続けている。

防衛省によると、2機は対潜水艦の訓練中。1機は20日午後10時38分ごろ、通信が途絶えた。1分後に緊急信号を受信。同11時4分に別の1機とも連絡が取れなくなった。ヘリは小松島航空基地(徳島県)と大村航空基地(長崎県)にそれぞれ所属している。

海自は護衛艦や航空機を投入して捜索。木原氏は「何より人命救助に全力を尽くす」と述べた。《共同通信》

20日深夜、伊豆諸島の鳥島東方海域で訓練中の海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が墜落した。計8人が搭乗しており、海自は捜索現場でフライトレコーダー(飛行記録装置)を二つ発見し、回収した。木原稔防衛相は「2機が衝突した可能性が高い」との見方を示した。海自はうち1人を救助したが、死亡を確認。残る7人の捜索を続けるとともに事故原因を調べている。海自は同型機の訓練を見合わせることを決めた。

防衛省によると、2機は海自の艦艇、航空機で潜水艦を探知する訓練に加わっていた。20日午後10時38分ごろ、1機の通信が途絶えた。1分後に緊急信号を受信。同11時4分には別の1機と連絡が取れない状態であることが分かった。ヘリは小松島航空基地(徳島県)と大村航空基地(長崎県)にそれぞれ所属し、現場海域付近に展開する別々の護衛艦から飛び立っていた。

飛行記録装置は水圧を検知すると機体から分離されて浮上する仕組み。飛行記録装置が見つかった近くにはヘリの回転翼のブレード(羽根)の一部とみられる物もあった。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア各地に無人機攻撃

ロシア国防省は20日、19日夜から20日未明にかけてロシア西部の各地に飛来したウクライナの無人機計50機を迎撃したと発表した。ウクライナ情報筋によると、同国の情報機関と軍による共同作戦だった。情報筋は、ロシアの軍需産業を支えるインフラを標的にした攻撃で、成功したと主張した。

ロシア国防省によると、26機をベルゴロド州、10機をブリャンスク州、8機をクルスク州で迎撃した。

ウクライナ国境のロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は20日、屋外にいた妊婦がウクライナ軍の攻撃で重傷を負い、搬送先で死亡したと通信アプリで明らかにした。胎児も助からなかった。《共同通信》

米、ウクライナ支援再開へ前進

米下院本会議は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する約608億ドル(約9兆4千億円)の緊急予算案を超党派で可決した。上院の採決とバイデン大統領の署名を経て近く成立する見通し。滞っていた米国の軍事支援は、再開に向けて前進した。

バイデン氏は声明で可決を歓迎し「ウクライナのニーズに応えるため武器と装備を迅速に送れるようにしたい」と表明。ウクライナのゼレンスキー大統領は「戦争拡大を防ぎ、大勢の命を救い、米ウクライナ両国を強くする」とXに投稿し謝意を示した。

CIAのバーンズ長官は18日、米国が軍事支援しなければ「年末までに敗北する危険性が非常に高い」と警告した。《共同通信》