令和1586日目

2023/09/02

【バスケットボール】日本代表、五輪出場権獲得

日本、フィリピン、インドネシアが共催するバスケットボール男子ワールドカップ(W杯)は2日、沖縄市の沖縄アリーナなどで行われ、順位決定リーグのO組最終戦で世界ランキング36位の日本は同64位のカボベルデに80―71で勝ち、アジア最上位で来年のパリ五輪出場権獲得を決めた。

自力での五輪出場は1976年モントリオール大会以来となる。日本は今大会の通算成績を3勝2敗とし、順位決定リーグのO組1位でアジア最上位となった。W杯で日本の2連勝と同一大会での3勝は初めて。

日本は17―19で迎えた第2クオーター早々に逆転。河村(横浜BC)のドライブや富永(ネブラスカ大)の精度の高い3点シュートに加え、ホーキンソン(SR渋谷)もゴール下で活躍して得点を重ねた。終盤の相手の追い上げもしのいだ。

8月30日までの1次リーグでアジア勢は日本が唯一1勝を挙げたが、全6チームが2次リーグ進出を逃した。アジア最上位が獲得するパリ五輪出場権は、順位決定リーグで争われていた。

岸田文雄首相は2日夜、バスケットボール男子ワールドカップ(W杯)で日本代表が来年のパリ五輪出場権を獲得したことに祝意を示した。X(旧ツイッター)に「最後まで諦めず勝利のために全力を出し切るその姿に、日本中が勇気と感動をもらった」と投稿した。

首相は8月25日に沖縄入りし、W杯の日本―ドイツ戦を観戦した。《共同通信》

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【J1】

明治安田J1第26節第1日(2日・三協フロンテア柏スタジアムほか=7試合)首位の横浜Mは0―2で柏に敗れ、今季初の2連敗で勝ち点50から伸ばせなかった。3位の名古屋は終盤に横浜FCに追い付かれて1―1で引き分け、勝ち点46。

C大阪は3―0で川崎に快勝し、同45で4位に浮上した。浦和は新潟と1―1で引き分けて同45の5位。鹿島は2―2で湘南と引き分けた。札幌は4―0でG大阪を破り、10試合ぶりの白星。広島は2―0で鳥栖を下した。《共同通信》

【野球・U-18W杯】

野球のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)は2日、台北などで行われ、1次リーグB組で日本はパナマを7―0で退け、開幕2連勝とした。中山(奈良・智弁学園)と木村(茨城・霞ケ浦)が3回ずつ投げ、3番手の高橋(宮城・仙台育英)も得点を許さなかった。パナマは1勝1敗。

B組では前回優勝の米国がスペインを6―2で下して2連勝。オランダはベネズエラに8―2で快勝し1勝1敗。《共同通信》

【プロ野球・2日】

日0―1オ

オリックスが70勝到達。一回に中川圭の左前打で挙げた1点を、無失点リレーで守りきった。山本が7回を4安打に抑え、リーグトップ独走の13勝目。日本ハムは伊藤が1失点11奪三振で完投したが、打線が再三の好機を生かせなかった。

西2―6ソ

ソフトバンクは1―1の四回に捕逸、野村勇の犠飛、甲斐の9号2ランで4点を奪った。五回は柳町の適時内野安打で加点。板東が5回2/3を2失点で5勝目を挙げた。西武は高橋が5回6失点で8敗目。打線は好機で攻めきれなかった。

ロ3―5楽

楽天は3―3の九回に阿部の左中間三塁打と小郷の左前打で2点を勝ち越した。田中将が7回3失点と粘った。3番手の安楽が2勝目を挙げ、松井裕が2年連続の30セーブ。ロッテは西村と益田が踏ん張れなかった。

広3―1中

広島の森下が要所を締め、1失点の完投で8勝目を挙げた。打線は二回に末包の適時打で先制し、三回は代打・松山の犠飛とデビッドソンの適時二塁打で加点した。中日は細川のソロ本塁打だけで終わり、高橋宏を援護できなかった。

ヤ5―6神

阪神が逆転勝ち。0―2の三回に近本の適時打、小野寺の2点三塁打、佐藤輝の3ランで6点を挙げた。青柳は六回途中を3失点で7勝目。岩崎が28セーブ目をマーク。優勝へのマジックナンバーは17。ヤクルトはピーターズが崩れた。

D13―4巨

DeNAが4連勝とした。一回に桑原の適時二塁打など5安打を集めて3点先取。1点差に追い上げられた直後の六回に関根、宮崎の一発で突き放し、七回にも5点を加えた。石田が5回2失点で4勝目。巨人は3位争いで痛い連敗。《共同通信》

【横田早紀江さん】「全員の帰国を」

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(87)は2日、拉致問題担当の和田義明内閣府副大臣と東京・霞が関の政府施設で面会した。めぐみさんの写真展で来場者が寄せた拉致被害者家族を応援する手紙とともに、早期解決への祈りを込めた千羽鶴を貼り付けたボードを渡し「本気で全員を取り返すよう動いてほしい」と訴えた。

手紙は約2千通に上り、政府に早急な取り組みを求めた内容も多かった。和田氏は「拉致問題は時間的制約のある重大な人権問題だ。一日も早い帰国を実現すべく全力で取り組む」と応じた。

写真展は8月前半に都内で開催。松野博一官房長官兼拉致問題担当相も訪れた。《共同通信》

【国民民主党】代表に玉木氏再選

国民民主党の代表選が2日投開票され、玉木雄一郎代表(54)が前原誠司代表代行(61)を破り、再選を決めた。玉木氏は記者会見で、与野党問わず政策協調を追求する一方で自民、公明連立政権への参加を否定し、岸田内閣改造で自身の入閣も「ない」とした。代表選を通じ、政策実現を優先させ政権との連携を排除しない立場を取ってきた玉木氏は80ポイントを獲得。「非自民・非共産」結集による政権交代を唱えた前原氏の31ポイントに大差をつけ、一騎打ちを制した。

玉木氏は臨時党大会後の会見で、今後の党運営について「政策実現に向け与野党を超えて連携していく」と主張した。《共同通信》

【北朝鮮】巡航ミサイル発射

韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が同日午前4時(日本時間同)ごろから、黄海上に巡航ミサイル数発を発射したと明らかにした。米韓両軍が飛距離や軌道などの詳細を分析している。聯合ニュースは、北朝鮮が「ファサル(矢)」と命名した核弾頭を搭載可能な戦略巡航ミサイルの可能性が高く、韓国全域や在日米軍に対する核攻撃能力を誇示したとの見方を伝えた。

韓国軍は「韓米が緊密に連携して万全の態勢を維持し、北朝鮮の活動を注視している」とした。

米韓両軍は8月21〜31日に大規模合同演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を実施し、米軍のB1B戦略爆撃機も展開させた。北朝鮮は同30日深夜に首都平壌の順安付近から日本海に向け短距離弾道ミサイル2発を発射し、対抗した。

巡航ミサイルは弾道ミサイルと異なり国連安全保障理事会決議による発射禁止の対象外だが、低空を飛行し、探知が困難とされる。北朝鮮メディアは8月、金正恩朝鮮労働党総書記が朝鮮人民軍海軍の戦略巡航ミサイル発射訓練を視察したと伝えた。 《共同通信》

【タイ】タクシン派連立政権を承認

タイのワチラロンコン国王は2日、タクシン元首相派「タイ貢献党」のセター・タビシン新首相(61)が提出した閣僚名簿を承認し、タクシン派主導の大連立政権の陣容が決定した。近く就任宣誓する。2006年と14年に軍のクーデターで自派政権を倒されたタクシン派は、敵視してきた親軍派との協調に転じ復権を果たした。財務相、外相、国防相など主要ポストをほぼ握った。

総選挙で大敗した親軍派は農業やエネルギーなど利権に直結する4閣僚ポストを獲得し、一定の存在感を維持した。

新政権は新型コロナウイルス禍で打撃を受けた経済の再建と、国民の暮らし改善を急ぐ。《共同通信》

【インド】太陽観測衛星打ち上げ成功

インド宇宙研究機構は2日、インドで初めての太陽観測衛星「アディティヤL1」打ち上げに成功したと発表した。約4カ月かけて地球から約150万キロ離れた地点の軌道に投入し、フレアと呼ばれる爆発現象や太陽を取り巻くガス層と「太陽風」の関係を調べる。

インドは8月に無人月探査機を月の南極に世界で初めて軟着陸させたばかり。ニューデリーで今月予定されるG20首脳会議を前に宇宙計画を加速し、世界に技術力の高さを示したい考えだ。

「太陽風」は地球を取り巻く電離圏に作用して通信や電波利用に影響を与えることがある。観測衛星は太陽の活動に伴って生じる「宇宙天気」に関する調査も進める。《共同通信》

【米・バイデン大統領】フロリダの被災地視察

バイデン米大統領は2日、ハリケーン「イダリア」が8月30日に直撃した南部フロリダ州の被災地を視察した。「必要な限り復興支援を続ける」と表明し、被災から間もない現地入りで素早い対応をアピールした。一方、2024年大統領選で共和党候補の指名を狙うデサンティス州知事はバイデン氏と会わず、政治的対立もあらわになった。

米国では自然災害が相次いでおり、バイデン氏は8月21日にもハワイ・マウイ島の山火事の被災地を訪問。発生から約2週間後となり、動きが鈍いと批判された。

バイデン氏は今回、フロリダ州ライブオークの家屋倒壊現場や小学校をジル夫人と訪れ、住民らの話に耳を傾けた。《共同通信》

【米・ネバダ州】イベントで数万人立ち往生

米西部ネバダ州の砂漠で開催されたイベントの会場で1日夜に大雨が降り始めて車両の走行が困難になり、キャンプをしながら参加する数万人が立ち往生した。米メディアが伝えた。主催団体は3日も車を運転しないよう求め、一部の参加者は幹線道路まで数キロ歩いて脱出した。

毎年7万人以上が参加するイベントは、砂漠に数多くの芸術作品が展示される祭典「バーニングマン」。期間は8月27日〜9月4日で、最近は有名人も訪れることで知られている。CNNテレビによると、大雨で砂漠の砂が粘土状になり、会場は足首が埋まるほど泥まみれになった。

主催団体は食料と水を節約するよう呼びかけ、3日午前の声明では会場を離れようとした車が泥にはまって他の車の通行を妨げているとして「現時点で運転はしないで」と訴えた。

徒歩で脱出したという男性はX(旧ツイッター)で「重く滑りやすい泥の中を夜間に6マイル(約9.6キロ)歩き、信じられないほどつらかった」と振り返った。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは2日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はオークランドでのアスレチックス戦に「2番・指名打者」で出場し、2打数無安打、3四球で今季最長の9試合連続本塁打なしとなった。チームは1―2で敗れた。

ブルージェイズの菊池はロッキーズ戦に先発して4回2/3を投げ、6安打6失点(自責点2)で5敗目(9勝)を喫した。試合は7―8だった。

カブスの鈴木はレッズ戦に「5番・右翼」で出場し、3打数1安打。チームは1―2でサヨナラ負けを喫した。レッドソックスの吉田は9―5で勝ったロイヤルズ戦に「6番・左翼」で出場し、3打数1安打1打点だった。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ウクライナ当局は3日、ロシア軍が2日夜から3日未明にかけて南部オデッサ州を約3時間半、ドローンで攻撃し、ドナウ川にある港湾インフラが被害を受けたと明らかにした。民間人2人が負傷した。

ロシアが黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意から7月に離脱後、ルーマニアとの国境を流れるドナウ川が輸出の主要代替ルートとなり、ロシア軍は川沿いの港湾施設に攻撃を続けている。ウクライナ側は今回、ロシアがイラン製無人機シャヘド25機を投入し、うち22機を撃退したとした。

ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、「誰が何と言おうと軍は前進している」と通信アプリに投稿した。《共同通信》