令和1295日目

2022/11/15

この日のできごと(何の日)

【沖縄県・尖閣諸島】中国、76ミリ砲搭載艦を派遣

中国海警局が15日、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に76ミリ砲を搭載した艦船を初めて派遣したことが分かった。これまで同水域に進入した海警艦船の砲としては過去最大とみられる。複数の日本政府筋が明らかにした。17日の日中首脳会談を前に、習近平指導部が日本に圧力をかけたもようだ。

海警は15日午前、尖閣周辺で活動する艦船4隻を交代させた。新たに送り込んだ艦番号2204の船が76ミリ砲を載せていた。これまでは37ミリ砲が最大だったとみられる。同水域には中国海軍の艦艇が進入したこともあるが、普段は海警が艦船を定期的に入れ替えている。(共同)《共同通信》

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【プロ野球】

楽天の涌井秀章投手(36)と中日の阿部寿樹内野手(32)の交換トレードが成立し、15日に両球団から発表された。

涌井は神奈川・横浜高から2005年にドラフト1巡目で西武入り。ロッテ、楽天と渡り歩き、通算154勝143敗、37セーブ、防御率3.57。今季は10試合、4勝3敗、防御率3.54。

阿部は岩手・一関一高―明大―ホンダを経て16年にドラフト5位で中日入り。今季は133試合、打率2割7分、9本塁打、57打点。

巨人は15日、無償トレードで広島から復帰した長野久義外野手、ソフトバンクを退団して加入した松田宣浩内野手の入団記者会見を東京都内のホテルでそれぞれ開き、ユニホームに袖を通した37歳の長野は「慣れ親しんだユニホームではあるが、新しい気持ちでルーキーのように頑張りたい」と述べた。

長野は2010年のプロ入りから18年まで巨人に所属。フリーエージェント(FA)で加入した丸佳浩外野手の人的補償で19年から広島に移籍していた。

松田は背番号「23」に決まった。「本当に野球が大好き。まだまだ若く、熱く、元気に、をモットーにプレーしたい」と意気込んだ。《共同通信》

【大相撲】

大相撲九州場所3日目(15日・福岡国際センター)大関陣は貴景勝が高安にはたき込まれて土がつき、早くも全勝が消えた。かど番の正代は琴ノ若を押し出して2勝1敗とした。

3関脇は10勝すれば大関に復帰できる御嶽海が、小結大栄翔の引き落としに初黒星を喫した。豊昇龍は逸ノ城を寄り切って3連勝。若隆景は明生を寄り切り、2勝目を挙げた。

新小結の翔猿は先場所覇者の小結玉鷲を寄り切って3連勝とし、玉鷲は3連敗。他の2小結は霧馬山と大栄翔がともに2勝目。《共同通信》

【東京株式市場】

15日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅に反発した。朝方は2022年7〜9月期実質国内総生産(GDP)速報値がマイナス成長だったことを嫌気した売りが優勢だった。その後は決算が好調な個別銘柄の値上がりが相場を支え、上昇に転じた。

終値は前日比26円70銭高の2万7990円17銭。東証株価指数(TOPIX)は7.32ポイント高の1964.22。出来高は約12億1130万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内で15日、10万人超の新型コロナウイルス感染者が確認された。1日当たりの感染者数が10万人を超えるのは9月14日以来、約2カ月ぶり。

都道府県別では、北海道が1万906人で過去最多を更新した。東京も1万1196人で、約2カ月ぶりに1万人を超えた。

厚生労働省によると、重症者は前日から22人増え257人となった。《共同通信》

中国・広州、コロナ封鎖措置反対で抗議活動

香港のインターネットメディア「香港01」などは15日、中国広東省広州市で14日夜、新型コロナウイルス対策の封鎖措置に反対する人々が抗議活動を起こしたと報じた。警察車両などを押し倒し、警察が高圧放水で制圧を図った。けが人も出たという。

広州市の14日の新規感染者は過去最高の約5千人。抗議活動が発生したのは海珠区で、封鎖状態となっていた。

香港01は人々が段ボール箱を投げたり、車両やバリケードを倒したりする動画を報じた。ツイッターにも広州市で起きた暴動だとする動画が複数投稿されている。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

首都にミサイル、全土で緊急停電

ウクライナの首都キーウで15日、ロシアによるとみられるミサイル攻撃があり、中心部の住宅などのビル3棟が被害を受け、1人の遺体が見つかった。東部ハリコフや西部リブネの発電所など各地が攻撃され、キーウのクリチコ市長は全土で緊急停電が行われたと発表。G20サミット期間中の攻撃を警戒する声が出ていた。

ウクライナ軍は12日、ドニエプル川河口部東岸から西岸にのびる半島で上陸を試みていると明らかにした。ロシアメディアは13日、攻撃は撃退されたと伝えたが、米シンクタンク、戦争研究所は14日、攻撃が同軍の上陸能力を示しているとするロシア側の懸念を指摘した。

ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官は15日、ロシアによる全土を対象とした同日のミサイル攻撃で、15の電力施設が被害を受け、大規模停電が起きたと述べた。総人口の4割以上に当たる2千万人超に影響した。米シンクタンク、戦争研究所は15日、重要インフラへのミサイル攻撃としては、2月の侵攻開始以降で最大規模と指摘した。

ウクライナ空軍は、撃ち込まれた90発以上のミサイルのうち73発を迎撃したと発表。10月10日の一斉攻撃では84発の巡航ミサイルのうち迎撃したのは43発にとどまっており、約1カ月で迎撃能力を向上させた。《共同通信》

ポーランドにミサイル着弾

AP通信は15日、ロシア軍のミサイルがウクライナに隣接するポーランド東部に着弾し、2人が死亡したと報じた。米政府当局者の話としている。ウクライナ侵攻で北大西洋条約機構(NATO)の加盟国に着弾したのは初めて。

ポーランドのモラウィエツキ首相は15日、国家安全保障と防衛に関する緊急会議を招集した。ロシアのミサイルが着弾したかどうかは明らかにしていない。ロシアは同日、ウクライナの広範囲をミサイルで攻撃し、エネルギー施設などを破壊した。

ロシア国防省は15日、ポーランドへの着弾について、否定する声明を発表した。《共同通信》



11月15日 その日のできごと(何の日)