令和1216日目
2022/08/28
この日のできごと(何の日)
【バドミントン・山口茜選手】世界選手権2連覇
バドミントンの世界選手権最終日は28日、東京体育館で各種目の決勝が行われ、女子シングルスで山口茜(再春館製薬所)が昨夏の東京五輪金メダルの陳雨菲(中国)に2―1で競り勝ち、この種目で日本勢初の2連覇を達成した。
混合ダブルスは東京五輪銅の渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が同五輪銀の鄭思維、黄雅瓊組(中国)に0―2でストレート負けした。同種目で日本勢初優勝はならず、2大会連続の銀だった。
男子シングルスでは同五輪金のビクトル・アクセルセン(デンマーク)が優勝。同ダブルスはチア、ソー組が制し、全種目を通じマレーシア勢初の金を獲得した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【プロ野球・28日】
オ4―10西
西武が16安打で10得点を挙げた。四回に8長短打を集めて、5点を奪った。山川は八回の37号2ランを含む4安打3打点の活躍。エンスが六回途中4失点で9勝目をマークした。オリックスは四回の継投策が決まらなかった。
◇
西武は28日、京セラドーム大阪で行われたオリックス24回戦に10―4で勝って今季63勝目を挙げ、巨人、阪神、中日、オリックス、ソフトバンクに続くプロ野球史上6チーム目の球団通算5千勝(4437敗390分け)を達成した。初勝利は1950年3月16日の東急戦。
ロ9―2楽
ロッテは一回に中村奨の犠飛と井上の2ランで3点を先行し、二回に高部の適時二塁打、三回に岡のソロ、五回に安田の2戦連発の2ランと佐藤都のソロで加点した。小島が7回1失点で3勝目。楽天は早川が5回8失点の乱調だった。
日0―6ソ
ソフトバンクが快勝した。三回に正木の2号ソロで先制。六回に1点を加え、七回には今宮、野村勇の連続2点二塁打で4点を奪った。正木は4安打の活躍。千賀が6回4安打無失点で9勝目。日本ハムは13三振と元気がなかった。
D4―5ヤ
ヤクルトが3連勝した。4―4と追い付かれた直後の七回に村上の3試合連発となる49号ソロで勝ち越し、救援陣が無失点で逃げ切った。2番手の梅野が4勝目。DeNAは4連敗。村上に3連戦で4本塁打されるなど投手陣が崩れた。
広6―4巨
広島が巨人と入れ替わって4位に浮上した。4―4の五回に堂林が勝ち越し二塁打を放ち、六回は失策で加点。五回から救援6投手が無失点でつなぎ、塹江が3勝目。四回に追い付いた巨人は五、六回と吉川の失策が失点につながった。
中4―1神
中日は六回に岡林の適時打、阿部の2点二塁打で均衡を破った。七回は土田の適時打で加点。柳は6回を無失点で8勝目を挙げた。阪神は九回に1点を奪うのがやっと。プロ初登板で6回3失点と力投した新人森木を援護できなかった。《共同通信》
【ゴルフ】
Sansan・KBCオーガスタ最終日(28日・福岡県芥屋GC=7191ヤード、パー72)首位と1打差2位で出た22歳の河本力が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算16アンダー、272として逆転でツアー初優勝を果たした。賞金2千万円を獲得した。
1打差の2位は李尚熹(韓国)だった。清水大成が通算13アンダーで3位、池村寛世、小西貴紀、H・W・リュー(韓国)が12アンダーで4位。石川遼は8アンダーで16位だった。
◇
ニトリ・レディース最終日(28日・北海道小樽CC=6655ヤード、パー72)昨季賞金女王の稲見萌寧が2打差の2位から出て3バーディー、1ボギーの70で回り、通算9アンダーの279で大会2連覇を決めた。6月以来の今季2勝目で、ツアー通算12勝目。賞金1800万円を獲得した。
69にまとめた西村優菜、70だった植竹希望、72の山下美夢有が2打差の2位となった。上田桃子と藤田さいきがさらに1打差の5位。初日から前日まで首位だった原英莉花は76と崩れ、通算5アンダーの7位に終わった。 《共同通信》
【北朝鮮による日本人拉致問題】
北朝鮮から2002年10月に帰国して20年になるのを前に、拉致被害者の蓮池薫さん(64)と曽我ひとみさん(63)が28日、新潟県佐渡市で講演した。蓮池さんは、北朝鮮との交渉に関し「日本は米朝間での非核化を待たずに、北朝鮮との関係をつくらないといけない」と主張。被害者救出の見返りに北朝鮮への人道支援の必要性にも言及した。
曽我さんは、一緒に拉致されたまま帰国がかなわない母ミヨシさん=失踪当時(46)=との思い出を涙ながらに紹介。「母ちゃん、今どこでどうしていますか。『やあ、帰るのが遅くなったな』という言葉を聞きたい」と心境を打ち明けた。《共同通信》
【COVID-19】
国内で28日、新たに15万7817人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比べて約6万8千人少ない。都道府県別では東京1万5834人、大阪1万1606人、愛知9621人など。死者は東京で23人、埼玉で17人、福岡で14人など計221人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者数は前日より3人増えて627人だった。
京都や大阪、福岡などで過去に公表した感染者が取り下げられた。《共同通信》
【F1】
自動車のF1シリーズ第14戦、ベルギー・グランプリ(GP)は28日、ベルギーのフランコルシャンで決勝が行われ、14番手から出たマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3連勝で今季9勝目、通算29勝目を挙げた。セルヒオ・ペレス(メキシコ)が続き、レッドブル勢が1、2位を占めた。
アルファタウリの角田裕毅は13位でゴールした。パワーユニット(PU)の部品交換に関する規定違反でピットレーンからのスタートとなったが、後方から追い上げた。《共同通信》
【第8回アフリカ開発会議】
チュニジアの首都で開催された第8回アフリカ開発会議(TICAD)は28日、2日間の討議成果を盛り込んだ「チュニス宣言」を採択し、閉幕した。宣言には「量より質」を重視する日アフリカ協力の推進を盛り込んだ。アフリカで影響力を強める中国をにらんだ対応。
岸田文雄首相は閉幕後の共同記者会見にオンライン出席し、アフリカの近年の発展を評価した上で「日本も共に成長していくことが重要だ」と強調。今後の対アフリカ協力で「人への投資」と「成長の質」を重視する考えも示した。成長を続けるアフリカとの関係を巡っては、米国や欧州も支援に乗り出している。
◇
チュニス宣言は、アフリカ各国が不公正な資金調達に依存しない環境づくりの必要性に言及した。国際ルールを順守する健全な開発金融が重要だと強調。中国による「債務のわな」問題を念頭に置いた文言。《共同通信》
【韓国】最大野党代表に李在明氏
韓国の革新系最大野党「共に民主党」は28日、ソウルで全国代議員大会を開き、新代表に国会議員の李在明氏を選出した。3月の大統領選で保守系与党「国民の力」の尹錫悦大統領に敗れた李氏は日本に対する強硬な発言で知られ、日韓関係改善を急ぐ尹政権への対抗姿勢を強めそうだ。
李氏は今月15日、元徴用工問題を巡りフェイスブックで、日韓関係の改善は「日本側の賠償が前提だ」と強調。日本側が損害を受けない形での解決を模索する尹政権をけん制した。国会で過半数の議席を占める共に民主党を李氏が率いることになり、問題の解決は難航する可能性が高い。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは28日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はトロントでのブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で出場し、七回に10試合ぶりとなる28号2ランを放つなど4打数3安打2打点だった。チームは8―3で快勝し、3連勝。ブルージェイズの菊池は九回2死満塁から6番手で投げ、打者1人を三振に仕留めた。
カブスの鈴木はブルワーズ戦に「2番・右翼」で出場し、二回に右前適時打を放った。レンジャーズの有原はタイガース戦に先発し、3回1/3を6失点で2勝目はならなかった。
レッドソックスの沢村はレイズ戦で3―5の六回に2番手で投げ、1回を4安打3失点だった。《共同通信》
【サッカー】
サッカーのU―20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)カタール大会は28日、サンホセで決勝が行われ、日本はスペインに1―3で敗れた。初優勝した前回2018年フランス大会に続く2連覇はならなかった。スペインは初制覇。
日本は前半に3失点。後半立ち上がりにFKから天野(INAC神戸)が詰めて1点を返し、その後も必死の攻撃を続けたが実らなかった。
チーム最多4ゴールを挙げた浜野(INAC神戸)が大会の最優秀選手に選ばれ、日本はフェアプレー賞を受賞した。《共同通信》
【インド】ビルを爆破解体
インドの首都ニューデリー郊外で28日、高さ約100メートルのビル2棟が違法建築に当たるとして爆破解体された。ビルは数秒で取り壊された。政府関係者は「万事順調だった」と話した。AP通信などが報じた。
計約3500キログラムの爆薬が仕掛けられ、1500世帯を超える付近住民が7時間以上前に避難した。2棟のビルは32階と29階建てで、建設途中だった。
ビルを巡っては、付近住民と建設業者が長年、法廷で争っていた。最高裁は業者が政府関係者と共謀し、付近の建物と一定距離内の建設を禁止する法律に違反していると判断した。《共同通信》