令和1033日目

2022/02/26

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

ゼレンスキー大統領「われわれはここにいる。国を守る」

「われわれはここにいる。国を守る」。ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は26日、首都キエフの大統領府の外で撮影した動画メッセージを公開、あくまで首都にとどまり、ロシア軍と戦い続けると強調した。ゼレンスキー氏については国外脱出を準備しているとの情報も流れていたが、明確に否定した形。

AP通信によると、動画メッセージでゼレンスキー氏は「軍に武器を捨てるよう命令したとの情報がネットで流れているが、フェイクニュースだ。武器を捨てることはない。われわれの土地、国、子どもたちを守る」と述べた。《共同通信》

首都キエフで攻防

ウクライナの首都キエフ周辺では26日、同地への本格的な侵攻をうかがうロシア軍とウクライナ軍との間で激しい攻防が続いた。ロイター通信はキエフの当局者の話として、ロシア軍のキエフ中心部で銃撃があったと伝えた。また、ミサイルが住居用ビルに激突したもようだ。

ロイターによると、キエフの南西にある空軍基地では、ロシアの空挺(くうてい)部隊との間で激しい戦闘があった。未確認だが、ウクライナ軍によって露軍の輸送機が撃墜されたとの情報もある。ウクライナ政府当局者は、キエフやその周辺は引き続き同国が掌握していると強調した。

ウクライナ政府は露軍による侵攻からキエフを防衛するよう、市民に呼び掛けている。《産経新聞》

ウクライナから11万人避難

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は26日、ロシア軍の24日の侵攻後、ウクライナから隣国ポーランドなど周辺国に約11万6千人が避難したと明らかにした。ポーランド政府は国境周辺に複数の避難民受け入れ施設の設置を表明。負傷者をポーランドへ運び出す医療列車も26日、ウクライナ方面に派遣した。AP通信などが伝えた。

ポーランドはウクライナからの避難民に国境を開放し、流入する人々は増加している。ウクライナ政府は24日、兵役に適した年齢の男性の出国を禁じており、到着した人々の大半は女性や子ども、高齢者だという。《共同通信》

日本政府、ロシア軍「侵略」認定

日本政府は、ロシアのウクライナ侵攻を「侵略」と認定した。林芳正外相は26日の日米外相電話会談の後、「ロシア軍による侵略」などと複数回、記者団に述べ厳しい対ロ姿勢を打ち出した。

複数の政府関係者によると(1)過去の国連決議が示した侵略の定義に該当する(2)米国など複数国も「侵略」と表現している―実情を踏まえた判断。先進7カ国(G7)各国と連携し、ロシアの侵略への非難を強める構えだ。台湾を武力統一する可能性を排除していない中国をけん制する狙いもある。

外務省によると、林氏は25日夜の日ウクライナ外相電話会談でも「侵略」と表現した。《共同通信》

ドイツ一転、ウクライナに武器支援

ドイツのショルツ首相は26日、ウクライナに対戦車兵器1000基、携帯型地対空ミサイル「スティンガー」500基を供与すると発表した。これまではウクライナへの武器供与を拒否してきたが、方針を転換した。

ショルツ氏は、「ロシアの侵攻が転機になった。露軍に対するウクライナの自衛支援は、われわれの責務」とする声明を出した。

ドイツはこれまで、「紛争地には殺傷兵器を送らない」として、ウクライナへの軍事支援は自衛用ヘルメットの供与にとどめていた。発表を前に26日、ベルリンを訪れたポーランド、リトアニア両国首脳は、ショルツ氏に対し、ウクライナに対する武器支援を強く求めていた。《産経新聞》

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【J1】

明治安田J1第2節第1日(26日・カシマスタジアムほか=7試合)川崎が佐々木のプロ初ゴールなどで鹿島に2―0で快勝した。清水は3季ぶりとなる磐田との静岡ダービーに2―1で競り勝ち、G大阪は浦和を1―0で破り、今季初勝利。

京都はC大阪と1―1で引き分け、開幕2連勝を逃した。札幌は広島と1―1で引き分け、興梠がJ1歴代2位に並ぶ16年連続得点をマーク。神戸―福岡、鳥栖―湘南も引き分けた。

新型コロナウイルス感染者が相次ぐFC東京の名古屋戦は開催されなかった。《共同通信》

【サッカー・三浦知良選手】55歳に

55歳は「フーテンのカズさん」で―。サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良は26日に誕生日を迎え、三重県鈴鹿市内でメディア対応。「皆さんの期待に応えたい」と、お気に入りの映画「男はつらいよ」の寅さんを模した格好で登場し劇中の口上をすらすら。おなじみの笑顔を振りまいた。

親交が深く、キャンプで臨時コーチを務めた武田修宏さんからは年齢にちなんで55本のバラが手渡された。常々、チームをJリーグ昇格に導くことが使命、と語る大ベテランは「こういう緊張感はありがたい。開幕に向けていい準備をしたい」と気を引き締めた。《共同通信》

【プロ野球】オープン戦が開幕

プロ野球は26日、宮崎、沖縄両県でオープン戦が開幕し、観客を入れてデーゲーム5試合が行われた。昨季20年ぶりに日本一に輝いたヤクルトは沖縄県浦添市で楽天と対戦し、7投手の継投で無安打無得点試合を達成して5−0で快勝した。

注目の新庄新監督が率いる日本ハムはDeNAに0−5で敗れ、中日の立浪新監督は白星発進。広島は巨人に競り勝った。宮崎では1試合が行われ、オリックスが藤本新監督のソフトバンクを下した。

オープン戦は3月21日まで行われ、セ、パ両リーグは同25日に開幕する。《共同通信》

【COVID-19】国内新規感染7万2170人

国内で26日、新たに7万2170人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比べて約12%少ない。都道府県別の内訳は、東京1万1562人、大阪1万407人、神奈川5742人、愛知5179人など。死者は大阪で49人、神奈川で31人、東京で29人など計257人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日から4人増えて1507人となった。

千葉や神奈川、兵庫などで過去に公表した感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【川津祐介さん】死去

ドラマ「ザ・ガードマン」などで俳優として人気を博した川津祐介さんが2月26日午前、慢性心不全のため東京都内の自宅で死去した。86歳。東京都出身。

木下恵介監督に誘われ、慶応大在学中の1958年、映画「この天の虹」でデビュー。60年、大島渚監督の大ヒット映画「青春残酷物語」の主役で注目を浴びた。

テレビドラマ「ザ・ガードマン」などのアクションドラマで人気を確立。84年には料理リポート番組「くいしん坊!万才」の5代目リポーターを務めた。《共同通信》



2月26日 その日のできごと(何の日)