令和522日目

2020/10/03

この日のできごと(何の日)

【ドイツ】統一から30年

ドイツは3日、1990年の東西統一から30年を迎え、各地で人々が祝った。資本主義の西ドイツと社会主義の東ドイツが約40年の分断を経て一つになり、統一ドイツは欧州連合(EU)の大国になった。東西の交流は着実に進み、国民の多くが統一を「成功の歴史」と捉える一方、経済格差も残り、半数の国民が今も社会の溝を感じている。

今年は東部ブランデンブルク州の州都ポツダムで記念式典が行われ、シュタインマイヤー大統領やメルケル首相ら約200人が参加した。

最近の世論調査では90%の人が統一は成功だったと考える一方、東西の一体感を抱かない人は49%に達した。《共同通信》

東西ドイツの統一から30年にあたる3日、旧東独ブランデンブルク州のポツダムで記念式典が行われた。

シュタインマイヤー大統領は式典で演説し、「統一は東西冷戦後に起きた平和的な革命。歴史上の意義は大きい」と述べた。新型コロナウイルスが流行する中、会場の参加者は約150人に絞られた。

ドイツは第二次世界大戦の敗北後、ソ連陣営の東独、米主導の北大西洋条約機構(NATO)に加わる西独に分裂。1989年のベルリンの壁崩壊を経て、90年に再統一された。《産経新聞》

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【COVID-19】国内感染新たに577人

国内の新型コロナウイルス感染者は3日、27都道府県と空港検疫で新たに577人確認された。死者は東京や大阪など4都府県で計6人だった。

東京では、2日ぶりに200人を上回る207人の感染者が確認された。20~30歳代が104人で全体の約半数を占める一方、70歳代以上も22人いた。感染経路が判明している人のうち、家庭内での感染が最多の28人。経路が特定できない人は全体の約6割にあたる124人に上った。重症患者は前日から3人増の25人で、入院中の患者は同23人減の1024人だった。

一方、茨城県は3日、県内の死者数を18人から17人に修正した。1日に死亡した感染者の90歳代男性は、別の原因で亡くなったと判断したためという。《読売新聞》

【J1】

明治安田J1第20節第1日(3日・ヤンマースタジアム長居ほか=6試合)首位の川崎はレアンドロダミアンや三笘のゴールなどで2位C大阪との直接対決を3―1で制し、8連勝で勝ち点を56に伸ばした。C大阪は同42のままで差は14に広がった。

G大阪は鹿島に2―0で勝ち、4連勝で勝ち点35。柏はオルンガの2得点などで横浜FCに3―0で快勝し、広島も鳥栖を3―0で下した。大分は清水に競り勝ち、札幌―仙台は引き分けた。《共同通信》

【プロ野球・3日】

ソ2―1日

ソフトバンクが3連勝を飾った。二回に柳田の25号ソロで先制し、六回は栗原の適時打で加点した。東浜は八回途中1失点で6勝目を挙げ、森は25セーブ目。日本ハムは打線が再三の好機を逃し、好投の有原を援護できなかった。

オ3―5楽

楽天が逆転勝ち。0―2の三回に浅村の29号2ランで追い付き、銀次の適時打で勝ち越した。四回にも浅村の適時内野安打、五回は辰己のランニング本塁打で加点。オリックスは4度の満塁機を一度も生かせない拙攻で3連敗。

ロ6―3西

ロッテが逆転勝ちで50勝に到達した。0―3の六回に福田秀の3ランで追い付き、七回に安田の3ランで勝ち越した。3番手の唐川が今季初勝利を挙げ、益田が27セーブ目。西武は救援陣がリードを守れず自力優勝の可能性が消滅した。

ヤ2―13広

広島が大勝した。七回に長野のソロ、大盛のプロ初本塁打の3ラン、松山の2ランで6点を先行し、八回に菊池涼の2点三塁打などで7点を加点。森下は7回無失点で7勝目を挙げた。ヤクルトは九回に2点を返すのがやっとだった。

神4―7巨

巨人が阪神戦の9年連続勝ち越しを決めた。四回に丸が先制二塁打を放ち、五回は吉川尚がソロ本塁打で六回は大城が3ラン。八回は坂本が3安打目となる2点打で突き放した。5回1/3を無失点の畠が2勝目。阪神は反撃が遅かった。

D7―9中

中日が逃げ切り、3位に浮上した。一回は高橋の適時打と木下拓の2点打で3点、二回も木下拓の3ランなどで6点を加えた。福谷は7回4失点で5勝目、R・マルティネスは16セーブ目。DeNAは反撃及ばず、4連敗で4位に後退。

【尖閣漁船衝突事件】菅直人元首相が船長釈放を指示

旧民主党政権下の2010年9月に沖縄県・尖閣諸島沖で発生した中国漁船衝突事件に関し、前原誠司元外相が3日までに共同通信のインタビューに応じた。当時の菅直人首相が、中国の胡錦濤国家主席の来日中止を懸念し、中国人船長を「釈放しろ」と指示したと証言した。

政府は当時、船長を那覇地検が処分保留で釈放したことを「検察独自の判断」と説明した。

前原氏によると、菅氏は11月に横浜市で開くアジア太平洋経済協力会議に触れ「胡主席が来なくなる可能性がある。船長を釈放しろ。俺のAPECをつぶすのか」と強い口調で求めた。調整は仙谷由人官房長官(故人)に委ねた。《共同通信》

菅直人元首相(立憲民主党)は中国漁船衝突事件に関する3日までの共同通信の取材に対し、ツイッターを通じて「公務執行妨害事件として、わが国法令に基づき、厳正かつ粛々と対応した。指揮権を行使しておらず、私が釈放を指示したという指摘は当たらない」とコメントした。

前原誠司氏の前任で発生時に外相を務めた岡田克也氏(同)は9月11日発表の談話で「政府が検察幹部とコミュニケーションを取った」と明かした上で、検察当局の判断で中国人船長を釈放したと説明した。

岡田氏は船長を起訴して裁判手続きに入れば日中の緊張関係が長期化する懸念があったと強調した。《共同通信》

【中国】「尖閣は日本が盗んだ」

中国国家海洋局直属の「国家海洋情報センター」は3日、インターネット上に沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張するサイト「中国釣魚島デジタル博物館」を開設した。現在は中国語のみだが、今後、日本語や英仏語などで中国政府の主張を伝えるとしており、領有権をめぐる国際的な宣伝を強化する狙いとみられる。

サイトでは、中国が領有権主張の根拠とする史料や地図などを紹介し、明治維新後に「日本が釣魚島(尖閣諸島の中国名)を盗んだ」と主張。3D映像で尖閣諸島の地形も立体的に見られるようになっている。《読売新聞》

【米・トランプ大統領】「ここに来た時は体調が良くなかった」

新型コロナウイルスに感染して入院中のトランプ米大統領(74)は3日夜(日本時間4日朝)、動画をツイッターに投稿し、「体調は良くなってきているが、今後、数日間が本当の試練になる」と述べた。快方に向かっているが、容体急変の可能性を含めて数日間は予断を許さないとの認識を示したものだ。健康状態が一時悪化し、政権内で懸念が広がっていたことも判明した。

トランプ氏は動画で「ここに来た時は、あまり体調が良くなかった」と認めた。その上で「間もなく戻れるだろう。(大統領選の)選挙活動を仕上げるのを楽しみにしている」と語り、早期の退院に意欲を示した。

トランプ氏の主治医は3日夜の声明で「大統領はかなり回復し、体調は引き続き良好だ」とし、発熱はなく酸素吸入も行っていないと説明した。トランプ氏は3日午後の大半を、執務をこなして過ごしたという。抗ウイルス薬「レムデシビル」の投与は続けた。

主治医らは3日午前の記者会見で、せきや鼻づまり、倦怠(けんたい)感といった入院前に確認された症状に改善が見られることも明らかにした。

一方、完全に楽観視できる状況には至っていないとみられる。マーク・メドウズ大統領首席補佐官は3日昼頃、AP通信などの米メディアに対し、大統領の健康状態を示す複数の数値が「過去24時間、とても憂慮すべきものだった」と語った。「今後48時間が極めて重要だ。まだ完全回復に向けた明確な軌道には乗っていない」とも述べた。《読売新聞》



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