令和523日目

2020/10/04

この日のできごと(何の日)

【大阪都構想】住民説明会が終了

大阪市を廃止し、4特別区に再編する大阪都構想についての市主催の住民説明会が4日、市内のホテルなど2会場で行われ、計8回の説明会が終了した。大阪市の松井一郎市長(大阪維新の会代表)は説明会終了後、「できる限り丁寧に説明した。最後まで説明を重ね、結果も冷静に受け止めたい」と語った。

市によると、8回の説明会には事前申し込みをした計約4千人の市民が参加。新型コロナウイルスの影響で5年前の住民説明会に比べて規模は縮小したが、各区役所に中継動画を流す視聴会場を設置したほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも同時配信した。

松井氏はこの日、「歴史的背景なども交えて、なぜ都構想を進めてきているのか、精いっぱい説明した」と主張。「(前回の住民投票から)この5年間、都構想についてさまざまな選挙を通じて説明してきた。冷静にみなさんに判断してほしい」と話した。維新代表代行の吉村洋文・大阪府知事は「説明会では時間を延長して質問を受けた。反対派の人からすればまだ不十分かもしれないが、最後の最後まで説明を尽くしていきたい」とした。

都構想の住民投票は12日に告示され、11月1日に投開票される。今後は今月7日、10日にビデオ会議システム「ズーム」を使った市主催のオンライン説明会が開かれる予定で、ユーチューブでも生中継される。

説明会をめぐっては反対派が、推進側の視点に偏っていると批判している。《産経新聞》

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【東京新聞】厚労省に謝罪

東京新聞は4日、社会部の40代の男性記者が厚生労働省の職員を取材中、机をたたいて怒鳴るなど暴力的な行為をし、職員に心理的な負荷をかけたとして、厚労省に謝罪する文書を出したと明らかにした。同日付の朝刊で報じた。

東京新聞によると、記者は新型コロナウイルス対策として、政府が全世帯に配布したマスクの単価や規格決定の経緯を調べるため、厚労省に情報公開請求した。不開示とされたことを受け、担当部署の職員に8~9月に2度取材した。

このうち9月4日の取材は3時間45分に及んだ。

加古陽治編集局次長は「職員の方々を傷つけたことを深くおわびします」としている。《共同通信》

東京新聞記者が9月、厚生労働省の職員を取材した際、机をたたいて怒鳴るなど暴力的な行為をし、編集局は厚労省に謝罪する文書を出した。

記者は社会部に所属する40代の男性。新型コロナウイルス対策として、政府が全世帯に配布したマスクの単価や規格決定の経緯を調べるため、厚労省に情報公開請求。不開示を受けて、担当部署の職員に8~9月に2度取材した。

このうち9月4日の取材の際、記者が「ばかにしているのか」と大声を出して机をたたいたり、職員の資料を一時的に奪ったりした。取材時間は3時間45分に及んだ。

厚労省から、業務に支障が生じたとして編集局に抗議があった。

加古陽治編集局次長の話 職員の方々を傷つけたことを深くおわびします。記者は取材から外しました。厳しく対処し、再発防止を徹底します。《東京新聞》

【COVID-19】国内感染新たに401人

国内の新型コロナウイルス感染者は4日、28都道府県と空港検疫で新たに計401人確認された。死者は、大阪府の80歳代女性の1人だけだった。

東京都の新規感染者は、10歳未満から90歳代の108人で、感染経路が特定できていない人は6割近い62人にのぼった。

感染経路別では、家庭内が13人、施設内は5人など。集団感染が判明している都立広尾病院(渋谷区)の入院患者1人の陽性が新たに確認され、同病院の累計感染者は計18人となった。

重症患者は前日から1人増えて26人となった。

大阪府では39人の感染が判明した。感染者のうち21人が感染経路不明だった。《読売新聞》

【プロ野球・4日】

ソ8―4日

ソフトバンクが4連勝を飾った。一回に松田宣の適時二塁打や栗原の2点適時打など4点を先制。三回は栗原のソロ、六回は周東の1号3ランで相手の反撃を振り切った。和田が5回3失点で6勝目。日本ハムは投手陣が崩れ3連敗。

オ9―2楽

オリックスが連敗を3で止めた。1―2の七回に杉本の中前打で同点とし、伏見の3点三塁打で勝ち越し。八回にもモヤの2点三塁打などで加点した。プロ初登板の宮城が5回2失点、六回以降は継投で無失点。楽天は救援陣が崩れた。

ロ8―1西

ロッテは1―1の三回に安田の2点二塁打と井上の適時二塁打で3点を勝ち越し、六回に藤岡の適時打と荻野の犠飛で差を広げた。美馬は4安打1失点で移籍後初完投し9勝目。西武は金子の初回先頭打者本塁打の1点止まりだった。

ヤ4―6広

広島が3連勝した。1―1の三回に田中広のソロで勝ち越し、五回に会沢の2点二塁打と長野の適時打で3点、七回に鈴木誠の5年連続の20号ソロで加点した。中村祐が5回1失点で2年ぶりの勝利。ヤクルトは追い上げ及ばず3連敗。

神1―7巨

巨人は7投手による継投で勝った。2―0の三回に1点を返され、なお無死満塁で救援した2番手の大江が同点を防ぎ、2回無失点で3勝目。打線は七回に吉川尚と松原の連続タイムリーで突き放した。阪神は拙攻を繰り返して13残塁。

D9―3中

DeNAが連敗を4で止め、中日と入れ替わり3位へ。オースティンが先制3ランを含む3本塁打で6打点を荒稼ぎ。大貫は八回途中まで1失点で8勝目。丁寧な投球で危なげなかった。中日は松葉が一回に打たれて流れを悪くした。

【Go To トラベル】高速に渋滞の灯

政府の観光支援事業「Go To トラベル」に東京発着の旅行が加わって初の日曜となった4日、首都圏の高速道路などは、都外の行楽地から戻る人たちの車で混雑した。

東名高速の海老名サービスエリア(神奈川県海老名市)付近では、東京方面へ向かう車のヘッドライトの光が連なった。

日本道路交通情報センターによると、上り線は4日午後5時半頃、東名高速の大和トンネル(神奈川)付近で30キロ、中央道小仏トンネル(東京・神奈川)付近で23キロ、東京湾アクアライン(神奈川・千葉)で15キロの渋滞となった。《読売新聞》

【立憲民主党・枝野幸男代表】任命拒否で政府批判

立憲民主党の枝野幸男代表は4日、金沢市内の党会合で、日本学術会議が推薦した新会員候補者6人を菅義偉首相が任命しなかった問題について「気に入らない者を排除する。(国会で)数を持っているから何をやってもいいというのは間違った民主主義だ」と政府の対応を批判した。

学術会議は新会員候補105人を推薦。首相は、このうち安全保障関連法などに反対した法学者ら6人の任命を見送った。

立民の福山哲郎幹事長は広島市内で記者会見し、会員は日本学術会議の推薦に基づき首相が任命すると規定した日本学術会議法に触れ「首相が排除したとなれば法解釈を変えたことになる」と指摘した。《共同通信》

【高田賢三さん】死去

フランスメディアによると、「KENZO(ケンゾー)」ブランドで世界のファッション界を先導した服飾デザイナーの高田賢三さんが4日、新型コロナウイルス感染のため、パリ郊外の病院で死去した。81歳だった。兵庫県出身。

文化服装学院在学中に「装苑賞」受賞。1965年渡仏し、70年にパリにブティック「ジャングル・ジャップ」を開いて最初のコレクションを発表。その中の1着が雑誌「ELLE」の表紙を飾り、日本の生地を使った服などで一躍注目を集めた。

華やかな色彩、大胆な柄の組み合わせ、民族衣装からの着想、重ね着などを想像力豊かに展開した。《共同通信》



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