令和176日目
2019/10/23
この日のできごと(何の日)
【プロ野球日本シリーズ】ソフトバンクが3連覇
巨3―4ソ(23日) ソフトバンクが競り勝つ
ソフトバンクが競り勝った。四回にグラシアルの3ランで先制し、3―2の七回に失策で加点した。和田が5回を1安打無失点と好投。救援陣はやや安定感を欠いたが、小刻みにつないでリードを保ち、九回は森が締めた。
巨人は2失策が絡んだ七回の失点が痛かった。六回の岡本の2ランなどで追い上げたが、一歩及ばなかった。
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令和最初のプロ野球の日本一を決めるSMBC日本シリーズ2019は23日、東京ドームに4万4708人を集めて第4戦が行われ、パ・リーグ2位から勝ち上がったソフトバンクがセ・リーグ優勝の巨人を4―3で下して4連勝とし、前身の南海、ダイエー時代を含めて球団史上初の3年連続で10度目の日本一に輝いた。
就任5年目の工藤公康監督は4度目の日本一となった。 パの球団が7年連続で日本シリーズを制し、優勝回数はセ、パのチームが35度ずつで並んだ。《共同通信》
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【バスケットボール・八村塁選手】NBAデビュー
米プロバスケットボール協会(NBA)、ウィザーズの八村塁選手(21)が23日(日本時間24日)、米テキサス州ダラスで行われたマーベリックスとの開幕戦に先発出場し、NBA公式戦デビューを飾った。日本人では田臥勇太選手(現宇都宮)、渡辺雄太選手(グリズリーズ)に続く3人目のNBA出場で、開幕戦先発は初めて。チームは100―108で敗れたが、八村選手は第1クオーター開始2分過ぎに初得点を挙げるなど、14得点、10リバウンドと活躍した。
八村選手の出身地の富山では24日、母校の富山市立奥田中学校近くのバーで大画面を前にファンが声援を送り、八村選手が初得点を決めた際は拍手やガッツポーズで喜び合った。同市松若町、パート従業員の女性(69)は「初めての試合で得点を決めてくれて最高。一流選手たちと渡り合っていて感激した」と笑顔を見せた。《読売新聞》
【香港】逃亡犯条例を正式撤回
香港の立法会(議会)で23日、治安トップの李家超保安局長が、4カ月以上続く抗議活動の発端となった4月提出の「逃亡犯条例」改正案について「政府の立場をより明確にするため、撤回を正式に宣言する」と表明した。政府トップの林鄭月娥行政長官は9月4日に改正案撤回を表明したが、デモ隊側の要求は普通選挙の導入など「五大要求」全ての実現にまで拡大しており、今回の正式撤回によっても抗議活動の収束は見通せない。
一方、英紙フィナンシャル・タイムズは10月23日、関係筋の話として、中国政府が林鄭行政長官を更迭し、暫定の行政長官を据えることを検討していると報じた。《共同通信》
【東京株式市場】
休日明け23日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、終値は今年の最高値を更新した。企業業績の改善や米中貿易協議の進展に期待する買い注文が優勢となった。
終値は休日前の21日に比べ76円48銭高の2万2625円38銭。東証株価指数(TOPIX)は9.54ポイント高の1638.14。出来高は約11億8961万株だった。《共同通信》
【北陸新幹線】暫定ダイヤ発表
台風19号に伴う千曲川の氾濫で長野市内の線路や車両センターが浸水した北陸新幹線について、JR東日本は23日、東京―金沢間で直通運転を再開する25日以降のダイヤを発表した。
同新幹線は全体の3分の1にあたる10編成120両が水につかり、使えない状態になっている。JR東は、東京―長野間を結ぶ「あさま」の本数を7割程度に減らすなどし、東京―金沢間を最も速い約2時間半で結ぶ「かがやき」は従来の9割、同区間を走り停車駅が多い「はくたか」は同じ本数を確保した。
「あさま」の本数減によって途中駅への交通の便が損なわれることのないよう、「はくたか」や上越新幹線の一部を、本庄早稲田、安中榛名、佐久平の各駅に臨時停車させる対応もとる。
24日午前11時から指定席券の販売を始める。ダイヤは暫定的なもので、JR東は年末年始の繁忙期に向けて増発も検討している。《読売新聞》
【JR芸備線】全線復旧
JR西日本は23日、昨年7月の西日本豪雨の影響で運休している広島市安佐北区の芸備線中三田―狩留家間の運転を再開した。芸備線は約1年3カ月ぶりに全線復旧した。豪雨で被災した全路線は運休が解消され、平常運行に戻った。
芸備線は、西日本豪雨による増水で安佐北区の白木山―狩留家間の三篠川に架かる橋が流されるなどした。中三田―狩留家間が最後まで不通になり、バスによる代行輸送を続ける一方、新しい橋の設置工事を進めていた。
広島駅の芸備線のホームは早速、多くの通勤、通学客でにぎわった。三次駅から通勤で利用した女性(60)は「全線開通はうれしい」と喜んだ。《共同通信》
【JR九州、西日本鉄道】輸送サービスで連携
JR九州と西日本鉄道は23日、人口減少を踏まえ、輸送サービスで連携すると発表した。鉄道とバスの乗り継ぎをスムーズにするダイヤの調整、路線検索や運賃決済ができるスマートフォン用アプリの開発を進める。乗客減や運転士不足など、公共交通機関が直面する大きな課題が、ライバル2社を結びつけた。 (高瀬真由子)
両社は9月27日に覚書を締結した。まず、鉄道駅やバスターミナルの結節機能の強化に取り組む。具体的には、乗り継ぎを意識したダイヤ編成のほか、駅近くへのバス停設置や、利用者に対する運行・遅延情報の相互表示、案内強化などを想定している。
交通分野では人工知能(AI)を使った次世代交通サービスや、自動運転などで技術開発が進む。両社はこの分野でも連携し、実用化のスピードアップを図る。
この日、JR九州の青柳俊彦社長と、西鉄の倉富純男社長がそろって、福岡市内で記者会見した。共通する課題として、特に地方で乗客減少が著しいことや、労働力不足を挙げた。《産経新聞》
【新潟県中越地震】発生から15年
68人が死亡した新潟県中越地震から15年となった23日、被災した県内各地で追悼行事が開かれた。発生時刻に合わせて黙とうし、犠牲者を慰霊。住民らは「復興への道のりは長く厳しいものだった」と振り返り、被災の記憶を語り継いでいくことを誓った。
児童3人が犠牲となった小千谷市塩谷集落の慰霊碑では、3人が通っていた市立東山小の全校児童21人が手を合わせ、児童代表が「地震の怖さと命の大切さを知った。今生きていることを大切にしたい」などと語り掛けた。献花した6年生の星野慎仁君(12)は「他の地域の災害にもボランティアなどに参加し、人を助けたい」と話した。《共同通信》
【天皇、皇后両陛下】王族ら招き茶会
「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」から一夜明け、天皇、皇后両陛下は23日、正殿の儀などに参列した王族らをお住まいの赤坂御所に招き、茶会を催された。
宮内庁によると、茶会にはスウェーデンやルクセンブルクなど18カ国から31人が出席。両陛下は約45分間にわたり立ったまま歓談し、別れのあいさつでは「即位の礼のために訪日されたことに改めて感謝します」と謝意を伝えられたという。
秋篠宮ご夫妻をはじめ成年皇族方がご陪席。上皇ご夫妻も両陛下に招かれ、途中から参加された。《産経新聞》
【眞子内親王殿下】28歳の誕生日
秋篠宮家の長女眞子さまは23日、28歳の誕生日を迎えられた。代替わりに伴い、皇太子家待遇の皇嗣家の長女として立場が重くなる中、公務が本格化している。
眞子さまは秋篠宮ご夫妻が担われてきた一部の公務を引き継がれた。みどりの感謝祭と全国都市緑化祭でお言葉を述べたほか、茨城県で開催された国民体育大会の総合閉会式では天皇杯と皇后杯を授与された。
7月には日本人移住120周年を迎えた南米のペルーとボリビアを公式訪問。公務の合間には、国際基督教大(ICU)大学院の博士課程で博物館学を研究されている。《読売新聞》
【辺野古移設訴訟】高裁那覇支部、沖縄県の訴え却下
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画を巡り、県の埋め立て承認撤回処分を取り消した国土交通相の裁決は違法として、玉城デニー知事が地方自治法に基づいて国交相に裁決の取り消しを求めた訴訟の判決が23日、福岡高裁那覇支部であった。大久保正道裁判長は、原告の訴えを却下した。玉城氏は上告を検討する。
判決などによると、県は昨年8月、移設先の埋め立て承認を撤回。防衛省沖縄防衛局が不服審査請求し、今年4月に国交相が撤回処分を取り消した。県側は同じ国の機関が審査したことから「中立的な審査庁の立場を放棄した」と主張したが、大久保裁判長は「権限・立場を著しく乱用したとは認められない」と退けた。
移設計画を巡って玉城県政が起こした裁判で、判決が出るのは初めて。判決を受け、玉城知事は「県の主張に全く取り合っておらず、誠に残念」と語った。菅官房長官は記者会見で、「政府の考え方を丁寧に説明し、地元の理解を得られるよう粘り強く取り組みたい」と述べた。《読売新聞》
【原英史氏】森裕子氏の懲罰求め署名活動
国民民主党の森裕子参院議員が15日の参院予算委員会で「事実無根の虚偽発言」を行い、名誉を毀損(きそん)されたとして、政府の国家戦略特区ワーキンググループ座長代理、原英史氏らが23日、国会内で記者会見し、山東昭子参院議長に対して、森氏を除名などの懲罰に処すとともに、再発防止策を講じるよう求める署名活動をインターネット上で始めたことを明らかにした。
森氏は15日の質疑で「原氏と密接な関係にある会社が、特区提案者からお金を受けてコンサル業務をしていた」と発言。原氏を名指しして「国家公務員だったら、あっせん利得、収賄で刑罰を受ける」と主張していた。
原氏は23日の記者会見で、森氏の発言について事実関係を全面否定。森氏が質問のベースとした毎日新聞の記事に触れ「誤った報道に安易に依拠した名誉毀損(きそん)など、国会議員による不当な人権侵害は許されるべきではない」と強調した。
憲法51条では、国会議員は国会内での発言に国会外で責任を問われないとする「免責特権」を規定している。原氏は「国会外で責任を問われないなら、国会の中で責任を問うてもらいたい」と語った。
署名は原氏を含む有識者15人が発起人に名を連ねた。19日夜にスタートし、すでに3万人超の賛同を得たという。
原氏をめぐり、毎日新聞は6月11日付朝刊に「特区提案者から指導料 WG委員支援会社 200万円、会食も」との見出しの記事を掲載。原氏がWG委員の地位を利用して収益を得たと類推させる内容だった。
これに対し、原氏は毎日新聞社を相手取り、損害賠償請求の訴訟を東京地裁に提起し、現在も係争中。原氏は会見で「毎日は訴訟で、200万円も会食も私のことではないと主張している。記事の根幹部分は事実上、撤回されたと受け止めてよいくらいだ」と指摘した。《産経新聞》
【河野太郎防衛相】チャールズ皇太子と英艦艇上で交流
河野太郎防衛相は23日、東京都中央区の晴海ふ頭に停泊中の英海軍測量艦「エンタープライズ」の艦橋で開かれた英国主催の会合に出席し、「即位礼正殿の儀」参列などのため来日している英国のチャールズ皇太子と交流を深めた。
防衛省の高橋憲一事務次官や山村浩海上幕僚長も同席した。《産経新聞》