令和1920日目

2024/08/01

この日のできごと(何の日)

【米国、ロシア】大規模身柄交換

トルコ大統領府は1日、情報機関、国家情報機構(MIT)の仲介で、米国とロシアなどで拘束されていた計26人の大規模な身柄交換が首都アンカラで実施されたと発表した。米紙ウォールストリート・ジャーナルは1日、ロシアでスパイ罪に問われ収監中だった同紙のエバン・ゲルシコビッチ記者が解放されたと発表した。冷戦時代を含めて最大規模の身柄交換が行われたもようだ。

大統領府によると、26人は7カ国の刑務所に収監されていたという。対象者には、ゲルシコビッチ氏のほか、ロシアで収監中だったポール・ウィラン元米海兵隊員らが含まれるとした。

ロシア独立系メディアによると、ロシアでの収監者でほかに対象となったのは、2022年にノーベル平和賞を受賞したロシアの人権団体「メモリアル」幹部だったオレク・オルロフ氏や野党指導者のイリヤ・ヤシン氏ら。米国側からは収監中のロシア治安当局者ら。《共同通信》

ロシアのプーチン大統領は1日、米国などとの身柄交換で同日夜にトルコからモスクワの空港に到着したロシアの治安関係者ら8人を飛行機のタラップ下で出迎えた。「みなさんの祖国への忠誠に感謝したい。軍務に関係している方は国家表彰されることになる」と述べ、帰国を祝福した。

ロシアメディアによると、8人が身柄交換まで収監されていたのは米国が3人、スロベニアが2人、ドイツ、ノルウェー、ポーランドが各1人。スロベニアで服役中だった夫妻2人の子ども2人も一緒に帰国した。《共同通信》

ドイツのショルツ首相は1日、ロシアとの身柄交換のため、ロシア連邦保安局(FSB)のワジム・クラシコフ元大佐を釈放したことを「難しい決断だった」と振り返った。殺人罪で終身刑判決を受けドイツで服役していた。

判決によるとクラシコフ元大佐は2019年、ロシア南部チェチェン共和国で独立派武装勢力の一員だったジョージア(グルジア)人男性をベルリンで射殺した。裁判所はロシア政府の指示による犯行と指摘した。

ショルツ氏は「終身刑を言い渡された殺人犯をわずか数年で国外追放するという決定を軽々しく下す者はいない」と述べた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【気象庁】統計史上、最も暑い7月に

気象庁は1日、日本の7月の平均気温は平年より2.16度高く、1898年の統計開始以降で最も高かったと明らかにした。1.91度高く、これまで1位だった昨年を上回り、2年連続で最も暑い7月となった。7カ所で最高気温40度以上を記録。8月も厳しい暑さが続く見込みで、クーラーの適切な使用やこまめな水分補給など、熱中症対策が必要だ。

7月の日本列島周辺は、太平洋高気圧の張り出しが強まり、さらに偏西風の北への蛇行で南から暖かい空気が入りやすい状況だった。暖かい空気が高気圧に覆われて晴れた強い日射でさらに暖められ、上旬や下旬に高温となる日が続いた。《共同通信》

【プロ野球・1日】

日7―6オ

日本ハムがサヨナラ勝ちで3連勝。6―6の九回に郡司が左中間へソロを放った。一回に清宮、二回に石井がソロ、五回にはマルティネスが2ランを放ち、計4本塁打の一発攻勢だった。6番手の田中正が3勝目。オリックスは9連敗。

ロ4―1西

ロッテの佐々木が6月8日以来の復帰登板で球威を感じさせ、5回3安打1失点にまとめて6勝目を挙げた。打線は四回に角中の2点本塁打で先制し、2―1の五回は藤原のソロで加点。1得点どまりの西武はこのカード開幕から14連敗。

楽0―7ソ

ソフトバンクが快勝し、両リーグ最速で60勝に到達した。2番手で1回1/3を無失点に封じたルーキー沢柳がプロ初勝利。二回に柳町の適時三塁打で先制し、4―0の六回に甲斐の4号3ランで突き放した。楽天は藤井が7失点と崩れた。

神9―2巨

阪神が5試合連続2桁となる13安打で、今季2度目の7連勝。一回に前川の2点打で先制し、以降も木浪の適時打などで着々と加点した。前川は3安打4打点。ビーズリーが5勝目。3連敗の巨人は、戸郷が5回6失点と誤算だった。

中3―2ヤ

中日が逆転サヨナラ勝ちで3連勝。1―2の九回にカリステの適時三塁打で同点とし、村松の犠飛で勝負を決めた。3番手の藤嶋が3勝目。ヤクルトは3連敗。四回までに2点を先取して逃げ切りを図ったが、リードを守れなかった。

広2―1D

広島が接戦を制し、3連勝で首位に浮上した。1―1の八回に野間の安打を足掛かりに2死一、二塁とし、菊池の遊撃への適時打で勝ち越した。2番手の島内が7勝目。DeNAは投手陣が力投したが、好機を生かし切れず8連敗。《共同通信》

【サッカー・伊東純也選手】週刊新潮側を告訴

女性に性的暴行を加えたとする虚偽の記事で名誉を傷つけられたとして、サッカー・フランス1部リーグのスタッド・ランス所属の伊東純也選手側が、女性や週刊新潮の編集者ら計5人について、名誉毀損などの疑いで告訴状を東京地検に出したことが1日、関係者への取材で分かった。

週刊新潮は2月、伊東選手が大阪市のホテルで女性に性的暴行を加えたなどとする記事を掲載した。 じゃう これに対し伊東選手側は7月29日付の告訴状で、記事にあるような事実は一切ないと主張。性的暴行を受けたとする女性が新潮側に持ちかけて記事が掲載されたとし、取材も明らかに不十分だと指摘した。《共同通信》

【秋篠宮皇嗣同妃両殿下】総文祭視察

岐阜県を訪問中の秋篠宮ご夫妻は1日、長男悠仁さまと共に全国高校総合文化祭の会場を巡り、美術・工芸部門や郷土研究部門などを視察された。

大垣市の「花いけバトル」部門の会場では、制限時間内に即興で花を生ける様子を見学し、花や流木を抱えて駆け回る生徒たちに拍手を送った。終了後に懇談し、秋篠宮さまは「どれを使うかはそのときの感覚で?」と尋ね、悠仁さまは「ペース配分はどうしているんですか」と質問した。

関ケ原町に移り、石川県立七尾高の郷土研究部の発表などを聞いた。

このほか、岐阜関ケ原古戦場記念館に足を運び、展望室から戦場だった場所を眺めた。《共同通信》

【岸田文雄首相】千葉訪問

岸田文雄首相は1日、城下町の特色を活用した観光客誘致に取り組む千葉県佐倉市の「佐倉城下町商店会」を訪れた。視察後、記者団に「地域の資源を生かした誘客をしっかり支援する。まずは物価高を乗り越えなくてはならない」と述べ、今秋に地域経済支援策を策定する方針を強調した。

商店街では西田三十五市長らから、伝統を役立てた町づくりについて説明を受け、地元高校生らと交流。和菓子店では原材料費の高騰や価格転嫁の難しさなどを聞き取り「良いものにはちゃんと良い値段が付く社会をつくっていく」と語った。

同市の幼保連携型認定こども園「千成幼稚園」も訪問。子どもたちとブランコや砂場で交流した。《共同通信》

【東京株式市場】

1日の東京株式市場は、全面安の展開となった。日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに下落し、下げ幅は一時1300円を超えた。終値は前日比975円49銭安の3万8126円33銭、下落率は2.49%だった。東京外国為替市場の円相場が対ドルで約4カ月ぶりの円高水準となる一時1ドル=148円台へ急伸したのが逆風となり、輸出企業の業績悪化を懸念した株売りが加速した。金融市場は前日に続いて大荒れとなった。

7月31日まで開かれた日米の金融政策決定会合で利上げを決めた日本と、9月会合での利下げを示唆した米国の政策の違いがあらためて意識された。両国間の金利差が縮小するとの見方から外国為替市場では円買いドル売りが進み、一時3月以来の円高ドル安水準となった。

株式市場では円高に歩調を合わせるように売り注文が膨らんだ。自動車や電機、機械メーカーの多くが株価を下げた。下落は内需関連銘柄にも及び、金利上昇で恩恵を受ける金融株も値上がりは限られた。午後にはトヨタ自動車の株価が一段と下げ、相場全体の重しとなった。《共同通信》

【パリ五輪】

パリ五輪第7日の1日、フェンシングの女子フルーレ団体で東晟良(24)=共同カイテック、宮脇花綸(27)=三菱電機、上野優佳(22)=エア・ウォーター、菊池小巻(27)=セガサミー=の日本が銅メダルを獲得した。この競技で女子の日本勢が表彰台に立つのは個人、団体を通じて初めて。

競泳は女子200メートル平泳ぎ決勝で鈴木聡美(33)=ミキハウス=が4位となった。男子200メートル個人メドレー準決勝で瀬戸大也(30)=CHARIS=は決勝に進んだ。

柔道男子100キロ級で前回大会覇者のウルフ・アロン(28)=パーク24=と、女子78キロ級の高山莉加(29)=三井住友海上=はメダルを逃した。

バドミントンの混合ダブルスで前回大会3位の渡辺勇大(27)、東野有紗(28)組=BIPROGY=は準決勝で敗れて3位決定戦に回った。

卓球のシングルスは女子の早田ひな(24)=日本生命=が準決勝進出。男子の張本智和(21)=智和企画=は準々決勝で敗れた。体操女子個人総合決勝で岸里奈(16)=戸田市SC=は11位、中村遥香(16)=なんばク=は15位だった。

ゴルフ男子の第1ラウンドは松山英樹(32)が単独首位に立った。

鈴木聡美の話 やりきったという思いが強い。思い描いていた泳ぎができた。4位で悔しさもあるけど、自分に拍手を送ってあげたい。(好結果が出たことで)現役続行だろうな、という思いが出てきている。

高山莉加の話 緊張した。これが夢の舞台かと思った。悔しい気持ちが一番だが、楽しかった。今後はまだ分からない。ゆっくり考える。

張本智和の話 試合をしながら、自分のプレーはいいとずっと思っていた。負けても自信は失わないし、本当に相手をほめるしかない。メダルを取れなかったこと以外は悲観的になる要素は少ない。

渡辺勇大の話 悔しい。強かった。精度も相手の方が高かった。もう一回戦えるというのはありがたいこと。思い切って諦めずにプレーしたい。《共同通信》

パリ五輪の日本選手団は1日、交流サイト(SNS)等を通じた誹謗中傷について「侮辱や脅迫などの行き過ぎた内容に対しては、警察への通報や法的措置も検討する」との声明を出した。SNSで選手への批判的な投稿に「心を痛めるとともに、不安や恐怖を感じることもある」と訴え、マナーを守った利用を呼びかけた。

大会関連では、陸上競歩で個人種目を欠場して混合団体への専念を発表した柳井綾音(立命大)が「たくさんの方からの厳しい言葉に傷ついた」と被害を訴えた。柔道女子52キロ級で敗戦後に号泣した阿部詩(パーク24)の振る舞いを非難する投稿も問題となっている。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア軍、東部に戦力集中

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍が東部ドネツク州ポクロウシクの制圧を目指し、戦力や兵器を集中させているとの認識を示した。ロシア軍は着実に進軍を続けており、欧米諸国に対して迅速な武器支援の必要性を訴えた。英字紙キーウ・インディペンデントが1日、フランスメディアとのインタビュー内容を報じた。 ウクライナ軍のシルスキー総司令官は、東部前線を3日間にわたって視察したと交流サイト(SNS)に投稿した。ロシア軍は一部の地域で「大きな損害を被っているが、わずかな成功を収めている」と指摘した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは1日、各地で行われ、カブスの今永はシカゴでのカージナルス戦に先発し、6回2/3を10安打4失点で勝敗は付かず8勝2敗のままだった。鈴木は「3番・右翼」で出場し、16号ソロを放つなど4打数2安打1打点。チームは5―4で逆転サヨナラ勝ちした。

大谷のドジャースや吉田のレッドソックスは試合がなかった。《共同通信》



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