令和1864日目

2024/06/06

【浜田聡参院議員】枝野氏の「蓮舫氏を勝たせよう」演説を問題視

浜田聡参院議員(無所属)は6日の参院総務委員会で、立憲民主党の枝野幸男前代表が東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬表明した蓮舫参院議員について「蓮舫さんを勝たせよう」などと演説したことを問題視した。公選法は告示前の選挙運動を「事前運動」として禁じており、浜田氏は「事前運動に該当する要素がそろっている」と指摘。さらに、一部の民放が演説を放送したことも問題視した。

枝野氏は今月2日、東京・有楽町で街頭演説した際、蓮舫氏について「皆さんの力で知事に当選させていただきたい」などと訴えた。

総務省の担当者は同委で「個別の事案について実質的な調査権を有さず、事実関係を承知する立場にない」と述べるにとどめた。

事前運動を巡っては、昨年10月の埼玉県所沢市長選で告示前に投票を呼びかけたとして、県警が今年5月、小野塚勝俊市長を公選法違反の疑いで書類送検している。浜田氏は「小野塚氏は選挙前に『市長選に絶対に勝ちます。皆さんの力をいただきたい』と述べている」と指摘し、「今回の事例を見逃すといった例外はあってはいけない」と強調した。

また、枝野氏の「蓮舫さんを勝たせよう」との発言や蓮舫氏の「都知事選に挑戦する。皆さんの支援をお願いする」との発言をそのまま放送した一部の民放についても、浜田氏は「同じ罪に当たるのではないか」と苦言を呈した。《産経新聞》

東京都知事選に立候補表明した立憲民主党の蓮舫参院議員は6日、代議士会で出馬方針を報告した。「人生で最大の決断をした。エールを送ってほしい」と強調。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に触れ「政治とカネの問題は絶対に許せない。この思いを持って都政で挑戦したい」と述べた。

会合後、蓮舫氏は記者団に、3選出馬の意向を固めている小池百合子知事が自民の支援を受けるとの見方に関し「戦いがいがある」と語った。《共同通信》

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【プロ野球・6日】

広3―1日

広島が逃げ切った。一回に末包の2点本塁打で先制し、二回は秋山の犠飛で加点。九里は球を低めに集め、7回を4安打1失点で2勝目を挙げた。鈴木が先行を許した日本ハムは、打線が七回の犠飛による1得点のみと元気がなかった。

神1―4楽

楽天は今季初の同一カード3連戦3連勝。一回に鈴木大の2点打で先制。四回に藤井の適時打などで2点を加えた。藤井は自己最長の7回1/3を投げて3安打1失点で4勝目を挙げた。鈴木翔が今季初セーブ。阪神は3連敗で勝率5割。

巨7―4ロ

巨人は井上が自己最長の6回2/3を3失点で2勝目。無四球で積極的な攻めが光った。大城卓は二回に1号3ラン、四回に適時打と4打点。六回は丸の2点適時打などで3点を加えた。ロッテは終盤に反撃したが及ばなかった。

中3―0ソ

中日が無失点リレー。四回にビシエドのソロで均衡を破り、八回は加藤匠の2点二塁打で加点した。柳が六回途中まで無失点の好投で4勝目を挙げた。マルティネスは18セーブ目。ソフトバンクは好機を生かせず連勝が5で止まった。

ヤ3―1西

ヤクルトが今季最長に並ぶ4連勝。二回に丸山和の適時打で先制し、三回に山田のソロで加点した。高橋奎が10三振を奪い、7回1失点で4月18日以来の勝ち星となる2勝目。田口が今季初セーブを挙げた。西武は4連敗。

D1―3オ

オリックスが競り勝った。5カードぶりの勝ち越し。0―1の六回に西川の適時打で同点。八回に西川の適時二塁打で勝ち越した。九回にも1点を加えた。先発高島が4回1失点と粘り、山田が2年ぶり白星。DeNAは拙攻だった。《共同通信》

【サッカー】

サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選は6日、ヤンゴンでB組第5戦が行われ、日本はミャンマーに5―0で快勝した。前半に中村(スタッド・ランス)が先制し、堂安(フライブルク)が加点。後半に小川(NECナイメヘン)が2得点し、中村がダメ押しした。

既に最終予選進出を決めていた世界ランキング18位の日本は、不戦勝を含めて5戦5勝の勝ち点15でB組1位が決まった。世界ランク163位のミャンマーとの対戦成績は9勝5分け2敗。

チームは7日に帰国し、2次予選最後のシリア戦(11日・エディオンピースウイング広島)に備える。《共同通信》

【東京株式市場】

6日の東京株式市場で日経平均株価(225種)は反発した。前日の米ナスダック総合指数が過去最高値を更新したことを好感。平均株価への影響が大きい半導体関連株を中心に買われた。

終値は前日比213円34銭高の3万8703円51銭。東証株価指数(TOPIX)は9.01ポイント高の2757.23。出来高は約16億5286万株だった。《共同通信》

【トヨタ、マツダ】5車種生産停止

トヨタ自動車とマツダは6日、車の量産に必要な「型式指定」の認証で不正があった5車種の生産を停止した。影響を受ける両社の直接取引先は計約500社。2次以降を含めるとより広範に及ぶ。政府は経済への影響を最小限に抑えるため、車両の安全性を月内にも確認し出荷再開の是非を判断する。生産再開は7月以降となる見通しだ。

トヨタの3車種の月間生産規模は1万台、マツダの2車種は1700台程度とみられる。トヨタは少なくとも月内の生産を止め、マツダは停止期間を未定とした。

トヨタは「ヤリスクロス」「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」、マツダは「ロードスターRF」と「マツダ2」が対象となる。不正と無関係の車種や、一部海外向けは生産を続ける。

トヨタによると、生産停止で影響を受けるのは1次取引先だけで200社。2次以降を含めると千社を超える。マツダは直接取引先が約300社ある。両社は補償を検討する。

国土交通省は6日、不正のあったスズキ本社(浜松市)を立ち入り検査した。検査はトヨタなどに次ぐ3社目。《共同通信》

【鹿児島県警】本部長「隠蔽」を否定せず

職務で知った秘密を退職後に漏らしたとして国家公務員法違反(守秘義務)容疑で逮捕された前鹿児島県警生活安全部長A容疑者(60)に「県警職員の犯罪行為を隠蔽しようとした」と指摘された県警トップの野川明輝本部長は6日、県警本部で取材に応じ「事件捜査の中で必要な確認を行う」と述べ、「隠蔽」について否定も肯定もしなかった。

野川本部長はA容疑者の逮捕について「大変重く受け止めている。全容解明を図るとともに、より抜本的で網羅的な対策を進める」と話した。

警察庁長官の定例記者会見も開かれ、露木康浩長官がA容疑者について「模範となるべき立場にあった者が逮捕されたことは極めて遺憾」と発言。また、漏えいしたとされる情報は、ストーカー規制法違反事件の被害女性の氏名と県警の他の部長の氏名や住所、電話番号などだったと明らかにした。

露木長官はA容疑者が「野川本部長の隠蔽が許せなかった」と動機を説明していることについては「(県警の)捜査の中で必要な確認が行われていくものと考えている」と述べるにとどめた。《共同通信》

【スターシップ】帰還に初成功

米宇宙企業スペースXは6日、大型宇宙船「スターシップ」とロケット「スーパーヘビー」をテキサス州から打ち上げた。4回目の無人飛行試験。宇宙船は上空200キロを超える宇宙空間まで上昇した後、大気圏に突入。高温で機体の一部が分解しながらも姿勢を制御し、海に降りたとの見方を示した。出発から、目標としたインド洋への帰還まで、全行程の実施に初めて成功したもようだ。

ロケットは、メキシコ湾に落ちる前にエンジンを起動し、機体を制御することに成功。回収と再利用に一歩近づいた。

同社率いるイーロン・マスク氏はX(旧ツイッター)に「海に軟着陸できた。おめでとう」と投稿した。《共同通信》

【スターライナー】ISSに到着

米航空宇宙大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」は米東部時間6日午後(日本時間7日未明)、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。飛行中に機体のヘリウム漏れが見つかり、機器の点検とデータ評価に時間をかけたため、当初の予定から約1時間遅れた。問題の監視は続ける。ISSでは本運用に向け機能を確認する。

ヘリウム漏れは宇宙船の移動に使う推進システムで打ち上げ前に1カ所発生した。ボーイングは漏れの勢いが相当程度増しても飛行は可能と判断し、修復せずに出発。だが飛行中、さらに2カ所で漏れが分かった。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

ガザの学校空爆、40人死亡

パレスチナ自治区ガザ当局は6日、多数の避難民が身を寄せるガザ中部ヌセイラトの学校をイスラエル軍が空爆し、子どもや女性を含む40人が死亡、70人超が負傷したと明らかにした。ロイター通信が伝えた。学校は国連パレスチナ難民救済事業機関の運営。避難所への空爆に国際的な非難が高まりそうだ。

軍は空爆を認め、現場の学校にはイスラム組織ハマスの拠点があったため標的にしたと主張。「無関係の市民の犠牲を減らすために多くの措置を講じた」としている。

軍はガザ最南部ラファで地上作戦を展開する一方、中部でも攻勢を強めている。5日にはヌセイラトなどで軍事作戦を続けると発表していた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ウクライナ、ロシアのタグボート破壊

ウクライナ国防省情報総局は6日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島沖で同日、ロシアのタグボートを攻撃し、破壊したと発表した。水上ドローンで攻撃したとみられる動画を公表した。クリミア半島はロシア軍の侵攻拠点となっており、ウクライナ軍が攻撃を継続している。

ウクライナメディアによると、ゼレンスキー大統領は6日、インドのモディ首相と電話会談し、15〜16日にスイスで開かれる「世界平和サミット」について協議した。ゼレンスキー氏は、モディ氏のサミット出席への期待を伝えた。《共同通信》

【ボクシング】

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が6日、ニューヨークで全米ボクシング記者協会による2023年の年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」の授賞式を兼ねた夕食会に出席した。

 記念の盾を受け取った井上尚は英語で「今夜、この賞を頂けて光栄です」とスピーチ。その後、日本語に切り替え「2023年は自分にとって最も大きなチャレンジの年でした。どちらも簡単な試合ではなかったですが、無事に勝つことができました」などと話した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは6日、各地で行われ、ブルージェイズの菊池は本拠地トロントでのオリオールズ戦に先発し、6回4安打1失点で4月22日以来となる3勝目(5敗)を挙げた。試合は6-5だった。

カブスの鈴木はレッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、0-0の三回に4試合ぶりの本塁打となる7号2ランを放つなど4打数2安打2打点だった。チームは4-8で敗れた。ドジャースの大谷はパイレーツ戦に「2番・指名打者」で出場し、6打数1安打。チームは11-7で勝った。《共同通信》

米大リーグ、ブルージェイズの菊池は6日、オリオールズを6回で1点に抑え、4月22日以来の3勝目を挙げた。

ア・リーグ屈指の強打線を相手に最速98.1マイル(約158キロ)の速球で押した。一回2死二、三塁のピンチでは5番打者に4球続けた。外高めでファウルを打たせ、最後は内角低めで左飛に。「久しぶりにストレートが良かった。(ストライク)ゾーンのどこに投げるかをこれまで以上に意識した」と胸を張った。

過去2試合は配球を読まれた気配があり、データを見直し。速球を主体にして内角も厳しく突き、チェンジアップ、カーブで緩急をつけた。「理想の組み立てかなと思う」と自信をにじませた。《共同通信》