令和1863日目
2024/06/05
【鹿児島県警】前幹部「本部長が職員の犯罪を隠蔽」
職務上知り得た秘密を退職後に漏らしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕、送検された前鹿児島県警生活安全部長H容疑者(60)は5日、鹿児島簡裁の勾留理由開示手続きで記者への情報提供を認めた上で「A本部長が県警職員の犯罪行為を隠蔽しようとしたことが許せなかった」と動機を説明した。
昨年12月に発生した枕崎署の巡査部長によるトイレ盗撮事件が本部長指揮の捜査となった際、A本部長が「最後のチャンスをやろう」「泳がせよう」と話し、本部長指揮の印鑑を押さなかったと主張。
今年3月の定年退職の時期になっても公表されず、文書にまとめ記者に送ったとしている。《共同通信》
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【プロ野球・5日】
巨3―4ロ
ロッテの種市が8回4安打無失点で4勝目を挙げた。威力ある速球が制球良く決まり、9奪三振の好投。打線は四回にソトの3ランで先制し、九回に佐藤の適時二塁打で加点した。巨人は九回に反撃したが及ばなかった。
広6―0日
広島が連敗を5で止めた。森下は制球良く投げ、8回無失点で5勝目を挙げた。秋山の初回先頭打者本塁打で先制し、六回に田中の犠飛などで2点を追加した。日本ハムは今季2度目の零敗。伊藤は7回3失点で初黒星を喫した。
中1―5ソ
ソフトバンクが5連勝で勝ち越しを20とした。二回に海野の適時打で先制し、三回は近藤の2点二塁打などで4点を追加。大関は5回を無失点で3勝目をマーク。中日の小笠原は序盤に崩れた。岩崎は2季ぶりに登板し1回を無失点。
D1―2オ
オリックスが連敗を3で止めた。0―1の五回に太田の2ランで逆転。田嶋は5回7安打1失点と粘り、4月23日以来の3勝目。小刻みに継投し、九回はマチャドが締めた。DeNAは蝦名の初回先頭打者本塁打のみに終わった。
神2―3楽
楽天が逆転勝ち。0―2の八回に内野ゴロの間に1点を返し、九回2死二塁から小郷が3号2ランを放って試合をひっくり返した。3番手の渡辺翔が3勝目、則本が13セーブ目。阪神は抑えの岩崎が痛恨の一打を浴びた。
ヤ7―2西
ヤクルトが3連勝。0―1の六回にサンタナの2点打とオスナの3点本塁打で一挙5点を奪って逆転し、八回に武岡の2ランで突き放した。小川は制球良く6回1/3を2失点で4月26日以来の2勝目。西武は投打で元気がなく3連敗。《共同通信》
【出生率】最低更新
厚生労働省は5日、2023年の人口動態統計(概数)を発表した。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は1.20となり、データのある1947年以降の最低を更新した。未婚・晩婚化が影響した。東京は0.99だった。23年の出生数は過去最少の72万7277人で、23年の政府推計より11年早いペースで減少している。出生率と出生数はいずれも8年連続マイナス。児童手当などを拡充する少子化対策関連法は5日成立したが、少子化傾向の反転は見通せない。
これまでの最低は05年と22年の1.26だった。23年の出生数は前年比4万3482人減。今後の出生数に影響する婚姻数は90年ぶりに50万組を割って戦後最少となった。24年は70万人を下回る可能性がある。
出生率は05年に1.26で底を打ち、第2次ベビーブーム(1971〜74年)世代の出産などで15年に1.45まで回復した後、22年に1.26まで低下した。23年はさらに落ち込み、新たな局面に入った。人口の維持に必要とされる2.07との差は大きい。《共同通信》
子育て支援金法が成立 26年度創設、保険料上乗せ 2024/06/05 12:47共同通信
【子育て支援金法】成立
岸田政権が今国会の目玉政策と位置付ける少子化対策関連法は5日の参院本会議で賛成多数により可決、成立した。児童手当や育児休業給付を拡充する。財源確保のため公的医療保険料に上乗せする「子ども・子育て支援金」を2026年度に創設し、幅広い世代から徴収する。
赤ちゃんの生まれる数は減少が続き、22〜23年は2年連続で70万人台となる見通し。政府は、若者の人口が急減する30年までが少子化傾向を反転させるラストチャンスとしており、対策の効果が問われる。
26年度に総額6千億円の支援金を徴収。順次引き上げ、28年度に1兆円とする。個人の負担額は加入する公的医療保険や収入で変わる。会社員らの被用者保険、自営業者らの国民健康保険、75歳以上の後期高齢者医療制度に関し、政府はそれぞれ年収別に試算。月50〜1650円と幅がある。
支援金を巡り、政府は、社会保障の歳出削減の範囲内で構築するため「実質的な負担を生じさせない」と繰り返し主張。野党は「医療保険の目的外使用だ」と批判した。 《共同通信》
【佳子内親王殿下】児童出版賞式典に出席
秋篠宮家の次女佳子さまは5日、東京都港区の明治記念館であった第71回産経児童出版文化賞の贈賞式に出席し「本を読む時間が心の支えになることもあると思います」とあいさつされた。受賞9作品を読んだ感想をそれぞれ紹介し、祝意を伝えた。
式への出席は、天皇代替わりに伴う公務分担の見直しで、母の紀子さまから引き継いだ。《共同通信》
【東京株式市場】
5日の東京株式市場は輸出関連株を中心に売り注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は続落した。
終値は前日比347円29銭安の3万8490円17銭。東証株価指数(TOPIX)は39.26ポイント安の2748.22。出来高は約17億1743万株だった。《共同通信》
【中国】比軍の医療搬送を妨害
フィリピン軍が3月と5月に南シナ海の拠点で体調が悪くなった兵士計4人を治療するため搬送した際、中国に妨害を受けていたことが5日、複数のフィリピン関係者の話で分かった。搬送は完了できたというが、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)にあるフィリピン軍拠点を巡る中国との対立は激化している。
軍高官によると、最初の医療搬送は3月21日。ブラウナー軍参謀総長は今月4日の記者会見で「体調を崩した兵士1人の搬送を試みたが、初日は中国側に阻止された」と説明。「2日目に沿岸警備隊の協力で兵士を救援できた」と述べた。
2回目は兵士3人を5月19日に搬送した。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
ロシア、東部要衝に集中攻撃
ウクライナ軍のシルスキー総司令官は5日、ロシア軍が東部で集中攻撃を仕掛け、ドネツク州の要衝チャソフヤールと東部ハリコフ州北部ボウチャンスクを制圧しようとしていると明らかにした。別の戦線ではウクライナの兵力分散を狙った動きを見せている。
シルスキー氏は「全体として状況は困難なままだ」としたが、ウクライナ軍が前線に十分な弾薬と兵士を送り込み、主導権を奪い返すチャンスはあると主張した。
大統領府の5日の発表によると、ゼレンスキー大統領はカタールを訪問し、タミム首長と会談した。ロシアに連行されたウクライナの子どもの帰還に向けたカタールの支援に謝意を伝えた。《共同通信》
【MLB】
米大リーグのメッツは5日、右肩を痛めている藤浪晋太郎投手を15日間の負傷者リスト(IL)から60日間のILに移行したと発表した。
今季メッツに加入した藤浪はメジャーでの登板はなく、傘下のマイナー3Aシラキュースで9試合に登板して勝敗なし、防御率14.09。《共同通信》
◇
米大リーグは5日、各地で行われ、ドジャースの大谷はピッツバーグでのパイレーツ戦に「2番・指名打者」で出場し、三回に5試合ぶりの15号2ランを放つなど5打数2安打2打点だった。チームは6―10で敗れた。
タイガースの前田はレンジャーズ戦に先発したが、一回に2球を投げたところで右脇腹の張りのため降板した。チームは1―9で負けた。カブスの鈴木はホワイトソックス戦に「2番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。チームは7―6でサヨナラ勝ちした。《共同通信》