令和1851日目

2024/05/24

【立憲民主党・岡田克也幹事長】パーティー開催へ

立憲民主党の岡田克也幹事長は24日、自身の政治資金パーティーを27日に大阪市で開催すると明らかにした。自民党派閥の裏金事件を受けた、立民のパーティー開催禁止法案提出に伴う自粛の必要性はないとの考えを強調した。国会内で記者団に「自民がパーティーをやり放題の中で、自分たちの手を縛ると競争にならない」と説明した。

岡田氏によると会費は2万円。三重県四日市、津両市と東京、名古屋、大阪で毎年開いている。「わが党でパーティーを実施していない方もいる。都会では可能だと思うが、地方では難しい」とも述べた。

これに先立つ衆院政治改革特別委員会でも立民議員のパーティー開催が議論となった。《共同通信》

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【プロ野球・24日】

プロ野球巨人の戸郷翔征投手(24)が24日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた阪神10回戦で今季初、史上89人目(通算101度目)の無安打無得点試合を成し遂げた。2失策と1四球の走者を許しただけで、1―0の勝利に導いた。

昨年9月にオリックスで山本由伸(現ドジャース)が達成して以来の快挙で、セ・リーグでは2022年の今永昇太(DeNA、現カブス)以来42人目(45度目)。甲子園で巨人の投手によるものは、史上初めて達成した1936年の沢村栄治以来。

戸郷は宮崎・聖心ウルスラ学園高からドラフト6位で19年に入団。22年から2年連続で2桁勝利を挙げ、昨年のワー ルド・ベースボール・クラシック(WBC)制覇にも貢献した。《共同通信》

神0―1巨

巨人の戸郷が自身初めてとなるノーヒットノーランを達成して4勝目を挙げた。力強い直球とフォークボールが良く1四球で投げ切り、五回の泉口の適時打による1点を守った。阪神は打線に元気がなく完敗に終わった。

D2―5広

広島は4番の小園が0―1の八回2死三塁で適時内野安打を放って追い付き、延長十回2死無走者でこの日4安打目となる勝ち越し本塁打を放った。さらに末包と野間にも一発が出た。島内が3勝目。DeNAは連勝が3で止まった。

中2―5ヤ

ヤクルトが連敗を5で止めた。2―2の延長十回、押し出し四球、代打・川端の適時打に失策が絡んで計3点を勝ち越した。中日は七回に木下の適時打、八回に細川の適時二塁打で追い付いたが、マルティネスの制球が不安定だった。

ロ3―1ソ

ロッテが6連勝。佐々木は8奪三振で7回1失点と好投して4勝目を挙げた。打線は0―1の二回に岡の適時打などで2点を奪って逆転し、五回には高部の適時打で加点。ソフトバンクは1得点にとどまり、連勝が6で止まった。

楽3―4日

日本ハムが3―3の延長十回2死三塁から遊ゴロ失策で勝ち越した。細川の2点打でリードを奪った直後の九回に田中正が追い付かれても競り勝った。楽天は九回に代打茂木の2点打で同点としてなお1死二、三塁を生かせず、5連敗。

西6―9オ

オリックスが4―4の九回、四球と安打で1死一、二塁とし、森が勝ち越し2点二塁打。さらに満塁と攻め、宗の3点三塁打で加点した。八回を三者凡退の本田が2戦連続で白星。西武は先制した試合を落とし、今季ワーストの8連敗。《共同通信》

【サッカー】

サッカー元日本代表主将でW杯3大会に出場した長谷部誠(40)=Eフランクフルト=が24日、東京都内のホテルで引退記者会見に臨み「全く後悔はしていない。大きな満足とともにキャリアを終えられた」と、すがすがしい表情で現役に別れを告げた。

今後はEフランクフルトのU―21チームを中心に指導者の道を歩む。「最終的に目指すのはトップチーム。一番上のところ」と将来の目標に監督を掲げた。

日本代表では2010年と18年のW杯で16強入りするなど114試合出場2得点。歴代最多81試合で主将を務め「誇りであり、周りの人に深く感謝している」と話した。《共同通信》

【大相撲】

大相撲夏場所13日目(24日・両国国技館)大関琴桜は湘南乃海を上手出し投げで退け、10勝3敗で首位を守った。新小結大の里も宇良を押し出して3敗を堅持し、新入幕から3場所連続2桁勝利。優勝決定は千秋楽まで持ち越された。

大関豊昇龍は翠富士を小手投げで下して9勝目。新入幕欧勝馬は関脇若元春に押し出され、4敗に後退した。関脇阿炎は9勝目を挙げた。

トップの3敗は琴桜と大の里の2人になり、4敗で豊昇龍、阿炎、平幕の大栄翔、湘南乃海、欧勝馬が追う展開。十両は若隆景と阿武剋が12勝1敗で首位に並んだ。《共同通信》

【JR西日本】カスハラはサービス中止

JR西日本は24日、従業員をカスタマーハラスメント(カスハラ)から守るための基本方針を公表した。乗客らからの不当な言動にはサービスや商品の提供を中止することもあると明記。従業員が個別に弁護士へ相談する体制も整える。ホテルなどを含めたJR西グループ全体に適用する。

同日記者会見したJR西の長谷川一明社長は「従業員の安心安全や人権を守ることが、良いサービスを提供する必須要件だ」と述べた。

基本方針は、カスハラの具体的な事例として(1)腕をつかんだり差別的な発言をしたりする身体的・精神的な攻撃(2)従業員を無断で撮影するなどのプライバシー侵害(3)電話や対面での長時間拘束―などを挙げた。《共同通信》

【MLB】

24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期が遅れるとの懸念から、前日の米国市場が急落した流れを引き継いだ。

終値は前日比457円11銭安の3万8646円11銭。東証株価指数(TOPIX)は12.21ポイント安の2742.54。出来高は約13億9976万株だった。《共同通信》

【中国】台湾包囲演習2日目

中国軍が台湾を包囲する海空域での軍事演習は24日、日程の2日目に入った。中国は台湾で20日就任した民主進歩党(民進党)の頼清徳総統を台湾独立派と見なして非難しており、軍事や経済を含むあらゆる手段で圧力を強化する構えだ。

演習は台湾本島周辺や台湾離島の金門島、馬祖島付近で実施し、陸海空軍や核ミサイル部隊を管轄するロケット軍が参加。国営中央テレビによると、23日の演習では数十機の戦闘機が台湾の周囲を飛行し、駆逐艦や護衛艦などが周辺海域に展開。軍艦の主砲やミサイルが攻撃準備に入った。《共同通信》

台湾国防部(国防省)は24日、台湾周辺で同日午前7時14分(日本時間同8時14分)以降、中国軍機延べ62機と軍艦など27隻の活動を確認したと発表した。

軍用機のうち延べ47機が台湾海峡の暗黙の「休戦ライン」である中間線を越えたり、台湾の防空識別圏に進入したりした。

確認された軍用機は戦闘機「スホイ30」、爆撃機「轟6」、早期警戒機「空警500」など。《共同通信》

【G7財務相・中央銀行総裁会議】

日米欧の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は24日午前(日本時間24日午後)、イタリア北部ストレーザで本格討議が始まった。中国企業の過剰生産を問題視する米国は中国製品への制裁関税を強化する方針で、米中対立が深まっている。会議では世界経済の分断リスクのほか、ウクライナに侵攻するロシアへの制裁や急速に普及する人工知能(AI)の活用方法などを議論する。日本からは鈴木俊一財務相と植田和男日銀総裁が出席している。

欧米各国は、中国政府から巨額補助金を受けた中国企業が不当に安い製品を大量に輸出し、市場をゆがめていると主張。23日にストレーザ近郊で会見したイエレン米財務長官は過剰生産が「世界中の企業の存続を脅かしている」と語った。

中国政府は反発。日米欧などから輸入する樹脂製品を対象にダンピング(不当廉売)に関する調査を始めた。

G7が閉幕後に出す共同声明では、対立激化による国際的なサプライチェーン混乱が経済に与える影響について、どのような認識を示すかが焦点の一つとなる。《共同通信》

【ロシア・ベラルーシ首脳会談】

ロシアのプーチン大統領は24日、ベラルーシの首都ミンスクで前日に続きルカシェンコ大統領と会談し、ロシア軍が21日に始めた戦術核兵器使用を想定した軍事演習について協議した。プーチン氏は「国防と安全保障分野で協力を強化する」と表明。演習はベラルーシも参加予定で、ウクライナ侵攻を巡り対立する欧米をけん制した。

ロシアは同盟国ベラルーシに昨年、戦術核を配備した。核の共同運用で北大西洋条約機構(NATO)に対抗する。ルカシェンコ氏は会談で「(ロシアとの)軍事技術協力を通じ、(欧米が制裁で供給を禁じた)製品を代替する事業に取り組む」と応じた。

プーチン氏は会談後の記者会見で、戦術核演習は「NATOの活動と比べ異常なものではない」と正当化し「ロシアは、核兵器に関する義務を完全に順守している」と主張した。

ウクライナとの停戦交渉を巡り「交渉再開の必要性が再び議論されている」と指摘。ウクライナは「(2022年の)交渉の基本合意と、今日の現実を認めて交渉に戻る必要がある」とし、ロシア側は「準備ができている」と述べた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

JICA、ウクライナに医療者用車両20台を供与

日本の国際協力機構(JICA)は24日、ロシアに侵攻されているウクライナを支援するため、東部ハリコフ州の医療従事者が使う車両20台と超音波診断装置5台を同国保健省に引き渡した。ハリコフ州では今月、ロシア軍の攻勢が強まっており、死傷者が相次いでいる。

首都キーウ(キエフ)で24日、引き渡し式があり、松田邦紀駐ウクライナ大使は「ハリコフ州はロシアの侵略で最も影響を受けた地域の一つだ。市民と医療従事者への支援を続けていく。日本はウクライナをしっかり支える」と述べた。JICAウクライナ事務所の松永秀樹所長も参加した。《共同通信》

ハリコフ州国境で「制御」

ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア軍が侵入した東部ハリコフ州の国境地帯での戦況についてウクライナ軍が「制御」に成功したと述べた。東部ドネツク州の検察当局によると、同州の集落では24日、ロシア軍の攻撃を受け住民ら3人が死亡した。東部ドニエプロペトロフスク州ニコポリでも攻撃があり、3人が負傷した。

米紙ワシントン・ポストは24日、ウクライナが西側諸国から提供された高機動ロケット砲システム「ハイマース」などがロシアの電波妨害を受け、ウクライナの防空能力が低下していると報じた。一部の誘導弾は命中率が急激に落ち、ウクライナ軍は使用を中止しているという。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

ICJ、ラファ攻撃停止を命令

国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は24日、イスラエルに対してパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃の即時停止などを命じる仮処分(暫定措置)を出した。イスラエルへの国際的な圧力が強まるのは必至だが、ICJには強制的に執行する手段はなく、イスラエル軍に戦闘を停止させるのは困難とみられる。

ロイター通信によると、イスラエル軍は仮処分が出た後もラファへの攻撃を続けた。イスラム組織ハマスは仮処分を歓迎する声明を出し、ガザ全域で侵攻と虐殺を止める命令を出すよう期待すると述べた。

仮処分は、南アフリカが今月10日に申請した。ICJは攻撃停止のほか、講じた措置の1カ月以内の報告、ガザ地区への調査団の自由な立ち入りの確保、人道支援物資の供給のためにエジプト境界のラファ検問所の開放維持を命じた。

ラファの「人道状況が悪化している」と指摘し、イスラエルのラファでの対応が十分ではないとの認識を示した。

南アは昨年末、ガザへの大規模攻撃がジェノサイド(民族大量虐殺)条約違反に当たるとして提訴した。《共同通信》

イスラエル軍、ラファ空爆

イスラエル軍は24日、国際司法裁判所(ICJ)がパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃停止を命じる仮処分を出した後も、ラファへの空爆を実施した。パレスチナ通信によると負傷者が多数出ている。軍は限定的とする地上作戦を拡大する構えを崩しておらず、人口密集地に迫っているもようだ。

軍はラファで民間人を退避させ、イスラム組織ハマスから保護していると主張し、作戦範囲を東部から西方へと拡大している。ジャバリヤなどガザ北部への攻撃も強めている。ガザ保健当局は24日、昨年10月の戦闘開始後のガザ側死者が3万5857人になったと発表した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは24日、各地で行われ、タイガースの前田が本拠地デトロイトでのブルージェイズ戦でウイルス性疾患から復帰して先発し、5回4安打無失点で2勝目(1敗)を挙げた。試合は6―2。チームは連敗を5で止めた。

ドジャースの大谷はレッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、5打数無安打1打点。チームは6―9で負け、3連敗。パドレスのダルビッシュはヤンキース戦に先発して5回2/3を投げ4本塁打を浴び、9安打7失点で2敗目(4勝)を喫した。試合は0―8だった。

カブスの今永が先発予定だったカージナルス戦は雨天中止となり、今永の登板は27日以降と発表された。《共同通信》