令和1828日目

2024/05/01

【読売新聞】「談話捏造」記者ら処分

読売新聞大阪本社は1日、小林製薬製品による健康被害に関連し、取引先企業の反応をまとめた記事中で企業社長の談話を捏造したとして、記事の取りまとめを担当した社会部主任(48)を諭旨退職にすると明らかにした。取材に当たった岡山支局の記者(53)は休職1カ月とし、職種転換で記者職から外す。

また訂正記事を掲載する際、十分な社内検討を怠ったとして、二河伊知郎大阪本社編集局長を給与の30%返上3カ月、編集局総務と社会部長を休職2カ月の処分とし、近く更迭。柴田岳社長も報酬の10%を3カ月返上する。

記事は4月6日付夕刊で、健康被害が報告されている小林製薬のサプリメント問題を巡り、原料の紅こうじを商品に使っていた複数の企業の話をまとめた。企業社長の「小林製薬から早く説明してほしい」との談話や写真を掲載したが、実際には話していなかった。社会部主任が「自分のイメージと違う」と考えて勝手に加筆した。取材記者は社長が言っていない内容と知りつつ修正や削除を求めなかった。

8日付夕刊の訂正記事も事実と異なっていた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【プロ野球・1日】

西3―1日

西武が今季初のサヨナラ勝ちを収め、連敗を4で止めた。二回にソロを放った若林が、1―1の九回2死二塁から2本目の本塁打で試合を決めた。松本が8回1失点と粘投しアブレイユが来日初勝利。日本ハムは打線が振るわなかった。

ソ3―4楽

楽天が九回に小深田の中前適時打で勝ち越し、接戦を制した。七回途中から好救援した鈴木翔が今季初勝利。則本が6セーブ目。ソフトバンクは七回に3点差を追い付くも、抑えのオスナが誤算で連勝が7で止まった。

オ3―6ロ

ロッテが逆転勝ちした。1―3の九回に石川慎の適時打、安田の2点二塁打、佐藤の適時打などで一挙5点を奪った。オリックスは3連敗。守備固めで二塁に入った安達が失策を重ねたことが響いて逃げ切れなかった。

巨0―4ヤ

ヤクルトは投打がかみ合い、今季初の3連勝。一回にオスナが6号3ラン、三回に村上が6号ソロを放った。先発の吉村は直球、変化球ともに切れがあり、7回無失点で2勝目。巨人は今季初の同一カード3連戦3連敗。

中1―12D

DeNAはいずれも今季最多の17安打12得点で大勝した。一回に牧の3ランを含む6連打など打者13人で9点を奪う猛攻。三回にも3点を追加した。石田健は7回を1失点で今季初勝利を挙げた。中日は涌井が一回途中でKOされた。

広2―2神

延長十二回、2―2で引き分けた。阪神は大山、木浪の適時打で序盤に2点を先行したが、その後は決定打を欠いた。広島は五回に堂林の犠飛、七回に小園の適時打で追い付いた。両チームとも8投手をつぎ込む継投でしのぎ合った。《共同通信》

【東京株式市場】

1日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。米国市場が下落した流れを引き継いで、下げ幅は一時300円を超えた。午後に入ると、好業績期待の銘柄に買いが強まり上昇に転じる場面もあった。

終値は前日比131円61銭安の3万8274円05銭。東証株価指数(TOPIX)は13.77ポイント安の2729.40。出来高は約16億2301万株だった。 《共同通信》

【中国】道路崩落で24人死亡

中国広東省梅州市の山間部で1日未明、高速道路の路面が崩れ落ち、24人が死亡した。30人が負傷して病院に搬送された。中国メディアが伝えた。

広東省では雨が続いており、地盤が弱まっていたとの見方も出ている。1日は労働節(メーデー)に伴う大型連休の初日で、家族連れで遠出する人も多い。

崩落した箇所は長さ約18メートルに及び、車両20台が落下した。メディアが伝えた映像によると、落下した車が燃えた。《共同通信》

中国、改正国家秘密保護法を施行 統制強化へ法整備加速 2024/05/01 01:18共同通信

【中国】改正国家秘密保護法を施行

中国で5月1日、国家機密の管理を徹底するため改正した国家秘密保護法が施行された。全国人民代表大会(全人代=国会)では4月から国防教育法改正案の審議が開始。昨年7月の改正反スパイ法施行に続き、習近平指導部は国家統制強化に向けた法整備を加速させている。

今年は習国家主席が国家の安全保障を軍事や政治だけでなく、経済や科学技術などの分野でも幅広く捉える「総体国家安全観」を提唱して10年の節目。共産党は一党支配を維持するため、国家安全を守る体制をさらに固める構えだ。

国家秘密保護法は1988年に制定された。改正法は機密保護を「共産党が指導する」と強調し「総体国家安全観を堅持する」と明記した。

法改正で何が国家機密に当たるのかを担当部門が単独で決定することが可能になった。機密の海外流出を防止するため、機密に関わった職員が離職する際に一定期間出国を制限し、離職後も保秘義務を負うと定めた。軍事施設の秘密管理強化や国民への宣伝教育の推進も盛り込まれた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ウクライナ、製油所を無人機攻撃

ウクライナ軍は1日、モスクワ南東リャザニ州とロシア南部ボロネジ州の製油所を無人機で攻撃した。地元メディアに明らかにした。リャザニ州では敷地で大きな火災が発生した。ウクライナはロシアの石油関連施設を標的にしており、範囲を拡大する方針を示している。

ロシア国防省は1日、未明までに両州と西部のベルゴロド州とクルスク州でウクライナの無人機計6機を迎撃したと発表した。

ウクライナ東部ハリコフ州の集落に1日、ロシア軍の砲撃があり、78歳の女性が死亡した。 《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

イスラエル首相、米国務長官と会談

イスラエルのネタニヤフ首相は1日、エルサレムでブリンケン米国務長官と会談し、イスラム組織ハマスとの戦闘終結を含む合意は受け入れないと伝えた。地元メディアが報じた。ハマスが恒久停戦の要求を取り下げなければ合意はなく、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファに侵攻するとも述べた。ブリンケン氏はイスラエルが計画するラファへの侵攻に反対との立場を改めて強調した。

これに先立ちエジプト当局筋は、ハマスがエジプトを通じイスラエル側の提案に対する修正要求を文書でイスラエル側に渡したと明らかにした。カタールメディアが伝えた。最終的な回答は後日提出するとみられる。

ブリンケン氏はネタニヤフ氏との会談に先立ってヘルツォグ大統領と会い「合意に至らないのはハマスのせいだ。これ以上の遅れや言い訳は許されない」と強調、ハマスに休戦合意の受け入れを迫った。

ハマスは恒久停戦を求めている。間接交渉でイスラエルは、人質解放後に恒久停戦を議論する用意があるとの譲歩案を示したとされる。《共同通信》

ガザ、がれき3700万トン

国連地雷対策サービス部(UNMAS)は1日、スイス西部ジュネーブの国連欧州本部で記者会見し、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍が破壊した建物のがれきが昨年10月の戦闘開始以降、3700万トンに上ると明らかにした。トラックを100台使っても除去に14年間かかるとの見方を示した。

UNMASのパレスチナ担当のチャールズ・バーチ氏は、がれきには大量の不発弾や80万トンを超える石綿も含まれていると指摘した。

地雷や不発弾の危険の啓発など、UNMASが今後1年間の活動を続けるのに4千万ドル(約61億2千万円)が必要だとして、支援を訴えた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは1日、各地で行われ、タイガースの前田はデトロイトでのカージナルス戦に先発し、6回4安打1失点で今季初勝利(1敗)を挙げた。試合は4―1だった。

カブスの今永はメッツ戦に先発し、自己最長の7回を投げ3安打無失点で負けなしの5勝目をマークした。試合は1―0。ドジャースの山本はダイヤモンドバックス戦に先発して6回を5安打無失点と好投し、3勝目(1敗)を挙げた。試合は8―0。大谷は今季33試合目で初めて欠場した。パドレスの松井はレッズ戦の七回から登板し、2/3回を無安打無失点だった。チームは6―2で勝った。《共同通信》