令和1803日目
2024/04/06
【特急やくも】新型車両デビュー
JR岡山駅(岡山市)と出雲市駅(島根県出雲市)で6日午前、特急「やくも」の新型車両「273系」デビュー記念式典がそれぞれ開かれた。現行車両に比べて揺れを軽減する国内初の仕組みを導入。カーブの多いルートで、乗り心地の改善が期待される。式典後、両駅から列車が出発、2駅間での運行が始まった。
JR西日本の佐伯祥一山陰支社長は出雲市駅での出発式で「乗り心地の改善された新型車両をさまざまな場面で利用してほしい」とあいさつした。
前後の座席間隔を新幹線並みに広げたシートや、子連れ客らに座敷仕様になる座席も整備。クリーム色を基調とした従来型「381系」から、鮮やかなブロンズ色に一新した。《共同通信》
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JR岡山駅(岡山市)と出雲市駅(島根県出雲市)を結ぶ特急「やくも」の新型車両がデビューした6日、鳥取県江府町で線路に人が立ち入ったと通報があり、新型やくもが最大20分遅延したことがJR西日本への取材で分かった。現場は鉄道ファンに人気の撮影スポットだった。
鳥取県警黒坂署やJR西によると、6日午前10時35分ごろ、伯備線根雨―武庫間で居合わせた人から「線路内に人が立ち入っている」と110番があり、やくも2本が速度を落として走行した。
JR西は県警や沿線自治体の関係者らと鉄道の撮影マナーについて意見交換し、対策を進めていた。《共同通信》
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【令和6年能登半島地震】
のと鉄道、全線再開
能登半島地震で施設が被災した石川県の第三セクター「のと鉄道」が6日、全線で再開した。能登へのアクセスが改善され「復興の道しるべになる」と被災地では喜びの声が上がった。2月15日から一部区間で運行していたが、能登中島(同県七尾市)―穴水(同県穴水町)間は運休が続いていた。全線開通は約3カ月ぶり。
同社は馳浩知事らが参加した出発式を穴水駅で開催。同社の中田哲也社長は時折声を詰まらせながら「今日はただの運行再開にとどまらず、私たちの絆の強さや未来への希望の象徴となる」とあいさつした。
当面は地震前に比べて本数が少ない1日14往復の臨時ダイヤに。夏ごろには通常ダイヤに戻したい考えだ。《共同通信》
さだまさしさん、歌で激励
シンガー・ソングライターのさだまさしさんが6日、能登半島地震で被災した石川県珠洲、輪島の両市でミニライブを行い、義援金500万円ずつを届けた。さださんは「歌で一時でも頑張ろうと思ってもらえたら」とエールを送った。
さださんは両市で「いのちの理由」「北の国から」などを披露。集まった人たちは歌に涙したり、軽妙なトークに笑ったりしながら鑑賞した。避難先の金沢市からライブを楽しみにして珠洲市に帰ってきた女性(71)は「歌が聴けてうれしかった。胸を打たれた」と涙を流しつつ笑顔を見せた。
義援金はさださんが設立した「風に立つライオン基金」が被災者支援のため募った。《共同通信》
【台湾東部沖地震】死者13人に
台湾の消防当局は6日、台湾東部沖地震の死者が計13人になったと発表した。6日朝には、不明者の生存率が大幅に下がるとされる「発生後72時間」が経過。当局は東部・花蓮県の山間部の観光地、太魯閣(タロコ)国立公園内で連絡が取れない6人の捜索を続けた。一方、国立公園では600人超が孤立したものの、外に通じる道路の一部が開通。当局は孤立解消に向けた復旧作業を急いだ。
開通したのは西部・台中市へと通じる道路。当局は時間を限って小型車だけの通行を許可した。孤立している人は6日午後の時点で約400人へと減った。多くの人は東部への移動を望んでいる。 《共同通信》
【J1】
明治安田J1第7節第1日(6日・札幌ドーム=1試合)最下位の札幌が1―0でG大阪に競り勝ち、今季初勝利で連敗を5で止めた。勝ち点は4。後半に宮沢がヘディングでゴールを奪った。G大阪は初黒星で勝ち点9のまま。
7日には川崎―町田、神戸―横浜Mなど9試合が行われる。《共同通信》
【プロ野球・6日】
日2―5西
西武は四回に佐藤龍、岸の2者連続本塁打で4点を先行し、九回に児玉の適時打で1点を加えた。隅田は制球良く7回4安打無失点と好投し開幕2連勝。日本ハムは加藤貴が4回4失点と崩れ、九回の反撃も及ばなかった。
楽4―5ソ
ソフトバンクが3連勝。1―2の八回に柳田の1号2ランで逆転し、九回に川村と代打中村晃の適時打で2点を加えた。2番手の藤井が今季初白星、オスナが4セーブ目。楽天は荘司が7回1失点と力投したが、救援陣が崩れて3連敗。
ロ1―9オ
オリックスが今季初2桁の14安打、最多9得点で快勝した。一回に中川と森のタイムリーで3点先行。中盤は紅林の適時打などで加点し、九回に突き放した。エスピノーザが7回1失点で開幕2連勝。ロッテは種市が5回5失点と誤算。
広0―4中
中日が2カード連続勝ち越し。涌井は6回1/3を無失点で今季初勝利を挙げた。斎藤が七回のピンチで好救援。打線は三回に中田の犠飛で先制し、五回以降は細川の2ラン、田中の適時打で加点した。広島は2試合連続で零敗となった。
ヤ3―4神
阪神が勝率を5割とした。0―2の四回に近本の2号ソロと大山の適時打で同点。七回は佐藤輝の右中間への2試合連続の2号2ランで勝ち越した。大竹は丁寧に投げ、6回5安打2失点で今季初勝利。ヤクルトは吉村が崩れて4連敗。
巨4―6D
DeNAが逆転で3連勝を飾った。2―3の五回に佐野の適時打と2者連続押し出し四球で3点を挙げ、七回に宮崎の適時二塁打で加点した。2番手の上茶谷が3回無安打無失点で2勝目を挙げた。巨人は失策で失点を招いた。《共同通信》
【秋篠宮皇嗣殿下】玉川大を視察
秋篠宮さまは6日、長男悠仁さまと共に東京都町田市の玉川大を訪れ、農学部の昆虫を研究する施設やビオトープなどを視察された。
蜂の遺伝子組み換え実験を体験したほか、研究者から女王蜂と働き蜂の違いなどについて説明を受けた。悠仁さまは「幼虫のときに雄蜂になりそうというのは分かりますか」と尋ね、スズメバチの巣を手に取り「大きいですね。何層かになっていますね」と興味深そうだった。
ビオトープで、周辺の植物や生息する生き物を観察し、秋篠宮さまは「トンボも飛来しますよね」と話した。このほか、アワビの養殖技術を研究する施設を見て回った。《共同通信》
【秋篠宮皇嗣妃殿下】シンポジウム出席
明治天皇の皇后、昭憲皇太后が宮中で着用した最高位の正装ドレス「大礼服」に関するシンポジウム「受け継がれし明治のドレス」が6日、東京・渋谷の明治神宮会館で開かれ、秋篠宮妃紀子さまが出席された。
明治時代、近代化が進む日本で、昭憲皇太后は女性皇族で初めて洋装した。現存最古の大礼服で約5年間かけて修復され、昨年に完成した。
シンポジウムでは、修復プロジェクトに携わった国内外の研究者らが成果を報告し、紀子さまは熱心に耳を傾けた。中世日本研究所(京都市)所長のモニカ・ベーテさんは、刺しゅう糸から、ドレスが日本で作られた可能性が高いと指摘した。 《共同通信》
【共産党】「自民打倒へ大攻勢」
共産党は6日、第2回中央委員会総会を東京都内の党本部で開いた。田村智子委員長は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を「党ぐるみの組織的犯罪」と批判。次期衆院選に向け「自民政治を終わらせる大攻勢をかけよう」と呼びかけ、党員拡大の取り組みを進めるよう訴えた。1月に就任した田村氏の下での中央委総会は初。
田村氏は、裏金事件に関与した自民議員の処分を「事実解明に幕引きを図るものだ」と指摘。岸田政権の経済政策を失敗だと断定し、日本が直面する課題は「自民には解決できない」とした。
今後2年間で約25万人の党員を27万人に回復させるなどの目標も示した。総会は7日まで。《共同通信》
【岸田文雄首相】半導体支援を強化
岸田文雄首相は6日、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県菊陽町に建てた工場を視察し、国内の半導体生産基盤強化を支援する考えを示した。同席したTSMCの魏哲家最高経営責任者(CEO)は、第2工場も菊陽町に建設すると表明した。
岸田政権は経済安全保障の観点から、半導体のサプライチェーン(供給網)強化を重視。熊本のTSMC工場は最大で計約1兆2千億円を助成する国家プロジェクトに位置付けている。
首相は視察後、熊本市で記者団に、TSMC進出が地元の賃上げにつながっているとして「熊本での取り組みが全国に波及し、投資が活性化すると期待している」と述べた。《共同通信》
【グレタ・トゥンベリさん】オランダで拘束
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(21)が6日、化石燃料への補助金に反対するオランダ・ハーグでの抗議活動で、幹線道路を封鎖しようとした参加者と共に警察に拘束された。オランダのメディアが報じた。
グレタさんはこれまでもスウェーデンや国外で抗議活動中に何度も拘束されている。昨年10月にはロンドンで、石油・ガス関連会社の幹部による会議を妨害したとして警察に拘束された。《共同通信》
【イラン革命防衛隊】対イスラエルの報復、国民に約束
イラン革命防衛隊は6日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館への1日の空爆に関し、イスラエルに報復することを国民に保証するとした声明を発表した。国営テレビが伝えた。早期に報復しない体制側に国民のいらだちが強まっており、これを抑える狙いがありそうだ。
声明では「敵やその支持者に対して罰を求める国民の要求を満たすことを保証する」とした。
レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師は5日のテレビ演説で「イランの報復が近づいている」とイスラエルに警告。ヒズボラは国境地帯でイスラエル軍と交戦しており、攻撃を強化する恐れがある。《共同通信》