令和1617日目

2023/10/03

【世界体操】日本、8年ぶり団体金

体操の世界選手権第4日は3日、ベルギーのアントワープで男子団体総合決勝が行われ、橋本大輝(順大)萱和磨、千葉健太(ともにセントラルスポーツ)南一輝(エムズスポーツク)杉本海誉斗(相好ク)の日本は6種目合計255.594点で8年ぶり7度目の優勝を果たした。

昨年優勝の中国が253.794点の2位、米国が3位だった。

予選1位の日本は最初の床運動と2種目目のあん馬でミスが出たが、4種目目の跳馬で南が15.000点をマークし、首位に立った。平行棒も3人がミスなくつなぎ、最後の鉄棒では橋本が雄大な演技で締めくくった。

予選の得点は持ち越さず、各チーム5人で、種目ごとに演技した3人の得点合計で争った。東京五輪金メダルのロシアは、ウクライナ侵攻に伴う制裁で出場していない。 《共同通信》

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【北海道・黒岳】初雪

北海道・大雪山系黒岳(1984メートル)の7合目付近で3日、初雪が確認された。「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」を運行するりんゆう観光が確認した。ここ数年ではほぼ例年通り。全国の気象庁の観測地点では今年、初冠雪はまだ確認されていない。

同社によると、社員が午前5時ごろ、標高約1500メートルの7合目付近で約1センチの積雪を確認した。黒岳では5〜7合目で紅葉のピークを迎えており、麓から5合目にかけても色づき始めているという。

昨年は9月30日に富士山で全国で最も早い初冠雪を観測した。 《共同通信》

【プロ野球・3日】

ソ7―3楽

ソフトバンクがシーズンの勝ち越しを決めた。和田は5回1/3を3安打無失点で8勝目。打線は一回に柳町の2点二塁打などで3点を先取し、八回には4点を加えた。楽天は2連敗で自力でのCS進出の可能性が消えた。則本が7敗目。

ロ1―4西

ロッテの連勝が3で止まった。4年ぶりに先発した唐川は二回に崩れ、3回5安打2失点で黒星。打線は毎回走者を出しながら攻めきれず1点に終わった。西武は今季最終戦で連敗を4で止め、豆田がプロ初セーブを挙げた。

中1―3巨

巨人の赤星が好投で5勝目を挙げた。7回2/3を投げて7安打1失点、8三振を奪った。打線は一回に大城卓の適時二塁打で2点を先取し、八回に吉川の内野安打で1点を加えた。中日は八回につかんだ無死満塁から1点止まりだった。

【杭州アジア大会】

杭州アジア大会第11日の3日、陸上男子400メートルリレーの日本(桐生、小池、上山、宇野)は中国に競り負け、38秒44で2位だった。女子5000メートルの広中璃梨佳(日本郵政グループ)は15分15秒34の2位で、1万メートルに続く銀メダルを手にした。

ボクシング男子71キロ級の岡沢セオン(INSPA)が準決勝でカザフスタン選手に競り勝ち、銀メダル以上を確定させて来年のパリ五輪出場権(上位2人)を獲得した。

自転車女子個人ロードタイムトライアルの与那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)は25分35秒59で銀メダルだった。

バスケットボール女子の日本は韓国との準決勝に81―58で快勝し、優勝した1998年バンコク大会以来の決勝に進んだ。サッカー女子で前回覇者の日本は準決勝で中国の猛追を振り切り、4―3で勝った。

ハンドボールの準決勝で日本女子はカザフスタンを40―22で退けたが、男子はバーレーンに28―30で敗れた。《共同通信》

【JR西日本】鉄道存廃、初の協議会要請

JR西日本は3日、利用者が少ない芸備線の岡山、広島両県にまたがる区間について、沿線自治体と存廃を話し合う「再構築協議会」を設置するよう国に要請した。ローカル鉄道見直しに向け1日に運用が始まった同協議会制度で設置要請は初めて。国は今後、沿線自治体に意見を聴いた上で、設置の是非や対象区間を判断する。

芸備線は岡山県新見市と広島市を結ぶ159.1キロの路線。このうちJR西が要請したのは備中神代(新見市)―備後庄原(広島県庄原市)間の68.5キロ。これまでも存廃を含めた協議入りを求めていたが、自治体側は利用促進による維持を訴え、応じていなかった。《共同通信》

【東京株式市場】

3日の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価(225種)は4営業日続落した。終値は前日比521円94銭安の3万1237円94銭で、6月1日以来約4カ月ぶりの水準に落ち込んだ。米連邦準備制度理事会による金融引き締めが長期化するとの観測が背景。9月28日から4日間での下落幅は1100円を超えた。

東証株価指数(TOPIX)は38.97ポイント安の2275.47。出来高は約16億3100万株。《共同通信》

【文部科学省調査】

全国の国公私立学校のいじめ認知件数や不登校の人数を調べる2022年度の文部科学省の問題行動・不登校調査の概要が3日、関係者への取材で分かった。小中学校で30日以上欠席した不登校の児童生徒は29万9048人で、21年度から22.1%(5万4108人)増え過去最多を更新した。小中高校などで認知されたいじめは10.8%(6万6597件)増の68万1948件でこちらも最多だった。文科省が近く発表する見通し。

不登校への理解が広がり、無理して学校に行く必要がないとの考えの保護者が増えたことに加え、新型コロナ禍で子どもの生活リズムが乱れやすい状況が続いたことが増加の要因とみられる。

不登校の小学生は10万5112人で全小学生の1.7%、中学生は19万3936人で全中学生の6.0%を占めた。不登校の小中学生のうち、38.2%に当たる11万4217人は学校内外で専門家らの相談や支援を受けられていなかった。義務教育ではない高校は6万575人で1万人近く増加した。《共同通信》

【ノーベル賞】

スウェーデンの王立科学アカデミーは3日、2023年のノーベル物理学賞を、「アト秒」(アトは100京分の1)というごく一瞬だけ光るレーザーを使って物質中の電子の動きを捉える手法を開発した欧米の3氏に授与すると発表した。カメラのフラッシュに相当する技術で、電子の動きのように素早くて観測が非常に難しい現象の研究に新たな手段をもたらした。

受賞が決まったのは、米オハイオ州立大のピエール・アゴスティーニ名誉教授、ドイツのミュンヘン大のフェレンツ・クラウス教授、スウェーデンのルンド大学のアンヌ・リュイリエ教授。

半導体の開発などさまざまな材料の性質を知るためには内部の電子の動きを調べることが重要だが、動きが非常に速く捉えることが難しい。極めて短い時間だけ光を当てる技術が求められる。

リュイリエ氏は1980年代後半、強力なレーザー光を希ガスに通すと波長の極めて短い光が発生する現象を発見。アゴスティーニ氏とクラウス氏は、光が当たる時間をアト秒単位まで短くできると証明した。《共同通信》

【タイ】大型モールで銃乱射

タイの首都バンコクの大型ショッピングモール「サイアム・パラゴン」で3日午後4時20分(日本時間同6時20分)ごろ、少年が買い物客らに向けて次々と発砲した。トルサク警察長官は2人が死亡、重傷者を含む5人が負傷したと発表。警察は14歳の中学生を容疑者として拘束した。死亡した2人はいずれも女性で、中国人観光客とモールのミャンマー人店員だった。

在タイ日本大使館は被害者に日本人が含まれるとの情報はないが、全容が不明で確認中だと明らかにした。

発砲の動機は不明で、警察が少年から事情聴取している。

現場はバンコク中心部にあるタイ屈指の大型施設で、日本人を含む多くの観光客が訪れる。発砲直後、多数の買い物客らが避難して騒然となった。モールの関係者は「銃声が聞こえて逃げた。乱射事件だと叫ぶ人もいた」と話した。《共同通信》

【パキスタン】全不法移民に国外退去命令

パキスタンのブグティ内相は3日の記者会見で、国内に住む全ての不法移民に対し、10月末までに国外退去するよう命じると発表した。従わない場合、資産を没収し強制送還する。今年パキスタンで起きた自爆テロ24件のうち、14件で隣国アフガニスタン人が関与していたと説明した。テロ対策に苦心する中、強硬手段に打って出た。

不法移民はアフガン人だけで約170万人に上る。11月1日以降は、不法移民による事業も摘発し、便宜を図ったパキスタン国民は処罰の対象となる。情報提供のための電話窓口を設置し、報奨金を出す。

ブグティ氏は「テロ撲滅と確実な不法滞在者の追放」への取り組みを強調した。《共同通信》

【米国】下院議長の解任動議可決

米下院本会議は3日、共和党の保守強硬派議員が提出した同党のマッカーシー下院議長に対する解任動議を賛成多数で可決した。米メディアによると、下院議長が解任されるのは史上初めて。下院共和党で続く内部対立が一層先鋭化した。政府の新年度予算案がまとまらない中、議会を巡る混乱が続きそうだ。

共和党の最強硬派ゲーツ議員が、9月30日に成立した11月中旬までの政府つなぎ予算に関し、歳出の大幅削減が盛り込まれなかったことや、マッカーシー氏が民主党と協力したことに不満を示し、今月2日に動議を提出していた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

日米欧首脳が電話会議

バイデン米大統領は3日、日本を含む先進7カ国(G7)やポーランド、ルーマニアの首脳らと電話会議を開き、ロシアの侵攻を受けるウクライナを米国は必要な限り支えると強調した。団結して支援する必要があるとの認識で各国と一致。岸田文雄首相は、ウクライナの復旧・復興に向けた支援に尽力すると表明した。日米両政府が発表した。

9月末に成立した米政府のつなぎ予算にウクライナ支援が盛り込まれなかったことから、米国や各国の援助方針は変わらないという意思を確認することで、足並みの乱れが出ることを防ぐ狙い。

電話会議では、弾薬など武器供給や防空体制の強化について協議。エネルギーインフラの修復や経済復興策も話し合ったほか、世界的な食料・エネルギー危機への対応を議論した。

岸田氏は、ウクライナ復興に関する会議を来年初めに日本で開く方向で調整していると説明。日本として今後も強力な対ロシア制裁を実施し、国際社会と連携を強める考えを示した。

G7は、外相が参加したフランスを除いて首相や大統領が出席。ほかに北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長やポーランドのドゥダ大統領、ルーマニアのヨハニス大統領が加わった。 《共同通信》

【MLB】

米大リーグは3日、プレーオフが開幕して3回戦制のワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦が行われ、ア・リーグは前田のツインズが本拠地ミネアポリスで菊池のブルージェイズに3―1で先勝した。前田、菊池とも出番はなかった。ツインズはポストシーズンでの連敗を18で止め、19年ぶりに白星を挙げた。

レンジャーズはレイズを4―0で下した。ナ・リーグはダイヤモンドバックスが6―3でブルワーズを破り、フィリーズは4―1でマーリンズを退けた。

地区シリーズは7日から行われ、リーグ優勝決定シリーズを経て、27日からワールドシリーズが始まる。《共同通信》