令和1551日目

2023/07/29

この日のできごと(何の日)

【隅田川花火大会】

新型コロナウイルスの流行により2020年から中止が続いていた東京・下町の夏の風物詩、隅田川花火大会が29日、4年ぶりに開かれた。中止前と同様に約2万発を打ち上げ、大会実行委員会によると過去最多の約103万5千人の観客が訪れた。今年5月にコロナの感染症法上の位置付けが変わり、イベントの開催制限が撤廃されたことから再開を決めた。

花火が打ち上がると、浴衣姿の観客らから「うわー」「きれい」と大きな歓声が次々に上がった。地元の墨田区に50年以上住むAさん(80)は「久々のにぎやかな雰囲気。日常に戻りつつあるのを実感した」とほほえんだ。

大会実行委員会によると、花火は1961年まで「両国の川開き」として開かれていた。開催しなかった時期を経て、78年に「隅田川花火大会」の名称で復活した。実行委の担当者は「都会の真ん中で花火を打ち上げ、道路を歩きながら観覧してもらう珍しい大会だ」と話す。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【群馬県伊勢崎市】38.6度

日本列島は29日も高気圧に覆われ、各地で気温が上昇した。全国914観測地点のうち、9割超の847地点が最高気温30度以上の真夏日で、今年最多となった。このうち216地点は35度以上の猛暑日。全国で最も高かったのは群馬県伊勢崎市の38.6度だった。厳しい暑さは30日以降も続く見通しで、熱中症に警戒が必要だ。

気象庁によると、太平洋高気圧が強い勢力で張り出しており、列島全体が暖まった状態が続いている。高気圧の影響で雲ができにくく、日中の強い日差しが気温の上昇を後押ししている。高気圧の張り出しはしばらく続く。

東京都心も35.7度で猛暑日、大阪市は34.8度だった。《共同通信》

【関西電力高浜原発1号機】「臨界」到達

関西電力高浜原発1号機(福井県高浜町)は29日早朝、核分裂反応が安定して続く「臨界」に到達した。営業運転開始から48年が経過した国内で最も古い原発で、今後蒸気タービンの性能検査などを行い、8月2日に発送電を開始、同28日には営業運転入りする予定。

関電は28日午後、1号機の原子炉を起動させた。岸田政権が昨年、原発の最大限活用を打ち出した後、初めての新たな再稼働になった。

9月中旬には、運転開始から47年となる高浜2号機も再稼働予定。廃炉中を除いた関電の全原発7基が運転することになる。《共同通信》

【秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下】鹿児島ご訪問

秋篠宮さまは29日、長男悠仁さまと共に鹿児島県を訪問し、鹿児島市で第47回全国高校総合文化祭(総文祭)の総合開会式に出席された。宮内庁によると、筑波大付属高2年の悠仁さまが地方公務に同行するのは初めて。

秋篠宮さまはあいさつで「日頃の活動の中で培ってきた創造性を発揮し、全国へと発信することを期待する。参加者相互の交流を深め、国の内外に友好の輪を広げていくことを願う」と述べた。

式典後、市中心部に移り、西郷隆盛銅像の前で総文祭に参加する生徒らのパレードを観覧した。秋篠宮さまと悠仁さまは拍手を送っていた。

1泊2日の日程で、30日は総文祭の美術・工芸部門などを視察する予定。《共同通信》

【プロ野球・29日】

日3―4オ

オリックスが連敗を3で止めた。二回に若月の適時打や失策などで3点を先制。三回に押し出し四球で加点し、4投手の継投で逃げ切った。山崎福が5回3失点で粘り8勝目。日本ハムは伊藤が試合をつくれず、連勝が3で止まった。

ソ1―4ロ

ロッテが2連勝。三回に和田のプロ初本塁打で先制し、四回は石川慎が移籍後1号となるソロを放った。六回には山口の2点二塁打で加点した。ソフトバンクは一回無死満塁で無得点に終わるなど好機を逃し、大関は6敗目を喫した。

楽1―3西

西武が逃げ切った。五回に山野辺の適時打とマキノンの犠飛で2点を先行。六回に愛斗の適時打で加点した。今井は7回を4安打無失点で6勝目を挙げた。楽天は本塁打による1点のみ。三、六回の好機であと一押しができなかった。

巨6―3中

巨人が効果的に得点して3連勝。二回までに丸と吉川の適時打などで4点を先行し、五、八回に追加点を奪った。山崎伊が七回途中までを3失点で8勝目。中日は3連敗。高橋宏が序盤に失点を重ね、中盤からの反撃も届かなかった。

ヤ5―3D

ヤクルトが連敗を5で止めた。2―2の六回に代打浜田の適時内野安打で勝ち越し、七回にも1得点。4―3の八回は村上の適時二塁打で突き放した。小川が7回2失点と粘って5勝目。DeNAは好機で畳みかけられなかった。

神2―2広

延長十二回引き分け。広島は0―1の三回に小園の適時打で同点。1―2の八回に小園の適時打で再び追い付いた。2番手以降が無失点でつないだ。阪神は八回に継投に失敗。打線は九回のサヨナラ機を生かせなかった。《共同通信》

【フェンシング】

フェンシングの世界選手権第8日は29日、ミラノで団体が行われ、女子フルーレの日本(東晟、上野、宮脇、菊池)は3位決定戦で米国に45―34で快勝し、銅メダルを獲得した。日本協会によると、同種目での日本のメダル獲得は3位となった2007年以来、16年ぶり。

準々決勝でカナダを45―34で下したが、準決勝でイタリアに30―43で敗れた。

男子フルーレの日本(松山、敷根、飯村、鈴村)は1回戦でクロアチア、2回戦でウクライナを下し、準々決勝へ進んだ。女子サーブルの日本(江村、福島、尾崎、高嶋)も1回戦で英国、2回戦でブルガリアに勝ち、8強入りした。《共同通信》

【ボクシング】

ボクシングのウエルター級世界4団体王座統一戦は29日、米ラスベガスで行われ、世界ボクシング機構(WBO)王者のテレンス・クロフォード(米国)が世界ボクシング評議会(WBC)など3団体王者のエロール・スペンス(米国)に9回TKO勝ちし、4団体王座統一を果たした。スーパーライト級に続き、史上初めて2階級での4団体統一王者となった。

無敗同士の対決で、35歳のクロフォードは2回に右で倒し、主導権を握った。7回に2度ダウンを奪うと、9回に猛攻を浴びせたところで、レフェリーが試合を止めた。クロフォードが40戦全勝(31KO)、プロ初黒星のスペンスは28勝(22KO)1敗となった。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは29日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は敵地トロントでのブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、死球と二つの敬遠四球があり2打数1安打だった。チームは1―6で敗れた。

パドレスのダルビッシュはレンジャーズ戦に先発し、6回を投げ3安打無失点で8勝目(7敗)を挙げた。試合は4―0。カブスの鈴木はカージナルス戦に「5番・右翼」で出場し4打数1安打。チームは5―1で勝って8連勝とした。レッドソックスの吉田はジャイアンツ戦の九回に代打で出場し、1四球。チームは2―3で敗れ、連勝が5で止まった。《共同通信》

【林芳正外相】スリランカ大統領と会談

林芳正外相は29日、訪問先のスリランカ最大都市コロンボでウィクラマシンハ大統領と会談した。経済危機が深刻な同国の債務問題を巡り協議。全債権国が参加して透明で公正な債務再編を実施することが重要だとの認識で一致した。同国最大の債権国、中国が念頭にある。

林氏はスリランカのサブリ外相とも会談。終了後の共同記者発表で、透明で公正な債務再編の重要性を強調したと明らかにした。「スリランカが一日も早く現下の危機を乗り越えることを望む」と述べ、支援を継続する考えを示した。

スリランカはインド洋のシーレーン(海上交通路)の要衝。《共同通信》

【米豪2プラス2】

米国とオーストラリアは29日、同国東部ブリスベンで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開いた。会談後の記者会見で、オースティン米国防長官は、オーストラリアが2025年までに誘導型多連装ロケットシステムを自国で生産できるよう米国が技術や物資を優先的に供与すると表明した。オーストラリアへの軍事面での支援を強化する。

オーストラリアに近いソロモン諸島などの島しょ国で勢力圏を拡大する中国をにらんだ連携。

オースティン氏は、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」(オーカス)は世代を超えた長期的な取り組みだと強調。「強力な超党派的支持が続くと確信している」と述べた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

サポロジエにミサイル攻撃

ウクライナ南部ザポロジエ州の州都ザポロジエ市に29日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、男女2人が死亡、女性1人がけがをした。地元メディアが報じた。同州はロシアが大半を支配しているが、ウクライナ側がザポロジエ市を維持し、反転攻勢を強めている。

ミサイルは空き地に落ちたものの、爆風の衝撃でビルや教育施設などに被害が出た。地元メディアは、壊された壁や窓ガラスの片付けに追われる人々の様子を報じた。

マリャル国防次官は29日、東部ドネツク州の激戦地バフムトを巡り、ウクライナ軍が前進を続けていると発表した。ゼレンスキー大統領は同日、バフムト近郊の部隊を訪れ、兵士らを激励していた。

ロシア、トルコとすきま風

ロシアのプーチン大統領は29日、トルコのエルドアン大統領との直接会談は決まっていないと述べ、8月にプーチン氏をトルコに招くと述べたエルドアン氏と距離を置いた。トルコが仲介して実現した黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意からの離脱に象徴されるロシア・トルコ関係の冷却化が裏付けられた。

プーチン氏は北西部サンクトペテルブルクで記者会見。エルドアン氏とは8月2日に電話会談する予定だと述べたが、直接会談の時期や場所は未定だとした。

ロシアが侵攻したウクライナ南東部マリウポリで抗戦し投降した後、終戦までトルコにとどまる条件で捕虜交換された軍事組織「アゾフ連隊」の元指揮官らが今月帰国したことについて、プーチン氏はトルコ側との「合意はあった。それ以上のコメントはない」と答え、不快感を示した。

元指揮官らは今月トルコを訪問しエルドアン氏と会談したゼレンスキー大統領と一緒に帰国。ロシアのペスコフ大統領報道官が「合意違反」だとトルコを批判していた。《共同通信》



7月29日 その日のできごと(何の日)