令和1395日目

2023/02/23

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

国連総会がロシア軍撤退要請

国連総会(193カ国)は23日、ロシアのウクライナ侵攻を協議する緊急特別会合で、ウクライナでの平和の必要性を強調し、ロシア軍の即時撤退を要請する決議案を141カ国の賛成で採択した。法的拘束力はないが、国際社会は侵攻1年となる24日を控え、ロシアの国際法違反を非難する意思を示した。

中国やインドを含む32カ国が棄権し、北朝鮮やシリアなど7カ国が反対。残りの国々は不参加だった。141カ国は昨年3月のロシア非難決議と同数の賛成票。ロシアの孤立が続いていることが鮮明となった。採択後、議場に大きな拍手が湧き起こった。《共同通信》

林外相、ロシアの核威嚇批判

林芳正外相は23日(日本時間24日)、ロシアによるウクライナ侵攻から1年となる24日に合わせた国連総会緊急特別会合で演説した。ロシアが核兵器保有国の立場を悪用していると批判し「核兵器の使用、威嚇は決して許されない」と強調。ロシアに「即時かつ無条件の軍撤退」を訴えた。

これまで国連総会決議や国際司法裁判所(ICJ)が即時停戦を求めてきたにもかかわらず「ロシアはまるで紙くずのように歯牙にもかけていない」と非難。「全ての行為に適切な形で責任を問われなければならない」と主張し、国連加盟国にいかなるロシア支援も控えるよう求めた。《共同通信》

ロシア大統領、核戦力増強表明

ロシアのプーチン大統領は23日、「近代化された効率的な軍は国の安全と主権、安定的発展の保証だ」と指摘、今後も大陸間弾道ミサイル(ICBM)や長距離爆撃機など「核の3本柱」を増強していく決意を示した。ロシアの祝日「祖国防衛者の日」に合わせたビデオ声明で明らかにした。

プーチン氏はウクライナでの軍事作戦に参加する軍関係者が「国民と国土防衛のため勇敢に戦っている」と称賛。兵器や弾薬の生産を増やすと約束した。

その上で、米国のミサイル防衛(MD)網を突破して米本土を攻撃できるとされる多弾頭の重量級次世代型ICBM「サルマト」を今年実戦配備すると表明した。《共同通信》

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【天皇陛下】63歳に

天皇陛下の63歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で催された。2020年以降、新型コロナウイルス禍で中止が続き、開催は即位後初。陛下は「誕生日に初めてこのように皆さんからお祝いいただくことを誠にうれしく思います」とあいさつし「一人一人にとって穏やかな春となるよう願っています」と述べられた。

一般参賀は午前10時10分から計3回実施。陛下は皇后さまや長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻と次女佳子さまと共に宮殿・長和殿のベランダに並び、東庭に集まった人々に手を振って祝意に応えた。

宮内庁は感染対策として事前申込制とし、抽選で計約4800人が選ばれた。《共同通信》

【プロ野球】

プロ野球は23日、沖縄県浦添市で行われたヤクルト―巨人の1試合でオープン戦が開幕し、マスクを着用しての声出し応援が解禁された。7423人の観客が集まり、応援団によるトランペットなどを使った鳴り物応援も再開。3年ぶりに球場に熱気が戻った。

球界は新型コロナウイルス感染対策で2020年から声を出しての応援を禁止した。先月下旬の政府の指針改定を受け、今オープン戦から制限を緩和した。ヤクルトの高津臣吾監督は試合後「お客さんが当たり前のように声を出して、喜んだり悲しんだりできたのはすごく良かった」と声をはずませた。試合は7―6で巨人が勝った。《共同通信》

ヤ6―7巨

巨人は新人の門脇が先制二塁打を含む2安打1打点で開幕1軍へアピールした。赤星はテンポよく4回3安打無失点と好投。ヤクルトはルーキー北村が代打本塁打など2安打とパンチ力を見せた。新外国人のピーターズは2回無失点。《共同通信》

【WBC】

野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は23日、宮崎市の宮崎県総合運動公園で強化合宿の練習を行い、山本(オリックス)や佐々木朗(ロッテ)、高橋宏(中日)らが投球練習を行った。

野手陣は打撃、守備練習をこなし、村上(ヤクルト)や牧(DeNA)岡本和(巨人)らは全体練習後に打ち込んだ。

24日は練習休み。25、26日にひなたサンマリンスタジアム宮崎でソフトバンクと壮行試合を2試合行う。25日は佐々木朗、26日は山本が先発予定。《共同通信》

【COVID-19】

国内で23日、新たに1万5026人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比較すると6千人余り減少した。内訳は東京1072人、大阪925人、愛知773人など。

死者は東京12人、大阪9人など、計75人の報告があった。また厚生労働省によると、全国の重症者は194人で前日から18人減少した。《共同通信》

【マイナンバーカード】申請、70%超

松本剛明総務相は23日、全国のマイナンバーカード取得申請が21日時点で8832万9188件となり、人口の70.1%に達したと明らかにした。視察先の千葉市で記者団に語った。

政府は今年3月末までに「ほぼ全国民に行き渡らせる」との目標を掲げている。松本氏は「一人でも多くの方の取得を目指し、普及を促進したい」と述べた。

申請から交付まで1カ月程度かかるため、21日時点の交付数は約7892万枚、交付率は62.7%となった。

松本氏は23日、千葉市を訪れ、百貨店に設置されたカード申請・交付の「出張窓口」などを視察した。《共同通信》

【トルコ・シリア大地震】死者5万人超に

6日に起きたトルコ・シリア大地震で、トルコ政府とシリア人権監視団(英国)によると、両国の死者は23日までに計5万人を超えた。妊娠中の女性も多数、被災した。避難生活を強いられている女性が多く、支援が急務となっている。

トルコのソイル内相によると、トルコの死者は4万3500人以上となった。人権監視団によると、内戦下のシリアではアサド政権地域と反体制派地域で計6700人以上が死亡した。行方不明者数は分かっておらず、犠牲者はさらに増える恐れがある。

国連人口基金(UNFPA)は、地震を生き延び、緊急の医療サービスを必要とする妊娠中の女性は両国で約35万6千人に上ると明らかにした。妊娠中の女性はトルコで約22万6千人、シリアで約13万人。うち3万8千人以上が3月に出産する予定だという。

多くが地震で大切な家族や自宅を失い、キャンプなど避難施設に身を寄せている。冬の寒さに加え、食料や清潔な水の入手も難しく、健康状態が危険にさらされている。《共同通信》



2月23日 その日のできごと(何の日)